放射性物質に関する基準値、指標値 平成23年4月1日(金)その2

「原発事故などの際に被曝しても問題のない数値」
1mSV/年

一般的に言われている数字。群馬県のHPもこれを基準値としている。
100年生活して100mSVとなるところから逆算。つまり、一生のうちに許される被曝量が100mSV。
0.11マイクロSV/時を1年積算すると1mSV/年になる。


しかし、、、
これ以外にも、いろんな数字が飛び交っている。。

そもそも、

地球上で生活しているだけで浴びる放射線量の値:2.4mSV/年
(世界上の平均値。日本は基本的に1ミリ以下らしい。)

温泉地や中国の奥地、ブラジルなどは放射線が強く、年間5mSVになるところもあるという。
矛盾しているじゃん、と言いたいところだが、上記の「事故の際の1mSV/年」は許容される「追加分」と理解される。


では、追加分という概念で考えると、、

胸部CT1回につき、6mSV。
あっというまに上限オーバー。こんなに高いんですね。人間ドックで毎年CTを撮影してる人って、結構いるよね。
ちなみに、頭部CTならば0.5ミリSV前後。



「放射線て意外と大丈夫じゃね?」
ということで、不思議な数字が設定された。

放射線技師の年間被曝許容量:50mSV/年
さらに、
単一年だけならば(仕事に関係なく):100mSV/年

さすがに、これってどうなん?



以上が空気中の放射線量の話。放射性物質の量ではなく、放射線量。

では、放射性物質の場合(食べ物、飲み物からの内部被曝)は?


「原発事故時などの食品からの被曝許容下限」
 5mSV

ただし、放射性ヨウ素の場合、2mSV
(甲状腺に集積するので低め設定)

テレビからよく聞こえる数値はベクレル。それをシーベルトに換算するには、

放射性ヨウ素:1kgの食品を食べた場合の放射線量(mSV)
 大人:1.6×10(-5)
 幼児:7.5×10(-5)
 乳児:14.0×10(-5)

(同じ量のヨウ素を取り込んでも、子供のほうが影響が大きい、ということを示しています。)

たとえば、話題の100ベクレル/kgの水を1リットル(1kg)、乳児が飲むと…

100×14×10(-5)= 0.014mSV

1日1リットルと仮定すると、1年で

0.014×365 = 5.1mSV

あれ?基準値(2mSV)を越えたぞ?!
乳児が1リットル飲むわけないか。。。(^^)
じゃぁ、逆算。
2mSV÷0,014÷365 = 0.39リットル

ジャスト指標値の水を乳児が1日390ml、1年間飲むと、許容限界の2mSV/年になる。

(てことは、この水のほかに放射性物質を食べてはいけないことになる?)


放射性セシウムの場合:1kgの水(食品)につき、
 1.3×10(-5)
飲料水の指標値は、200ベクレル/kg

200×1.3×10(-5)= 0.0026mSV
毎日1kg(1リットル)で1年間とすると、0.0026×365= 0.95mSV

まぁ、こんなもの?
意外と大丈夫だ。


医師会から送られてきた資料にはプルトニウムの指標値も書いてある。

プルトニウムなど:
水は1ベクレル/kg以下、肉野菜は10ベクレル/kg以下

こういう指標が存在するということは、しっかりと測定してるってことかな。
そう信じたい。






こんなニュースもあるぜよ。

ここ
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by akogarehotel | 2011-04-01 18:03 | 放射能と医療の真面目な話 | Comments(0)  

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