モロッコ日記 平成23年4月28日(木)

モロッコ日記 平成23年4月28日(木)


自粛することを自粛するように。


テレビで官房長官が言っている。GWは経済をまわす努力をしよう。

その初日。
午後、幼稚園が終わったら、妻と子供二人だけで東京へ。

フォーシーズンズホテル東京

東京駅八重洲口の南にあるホテル。
線路沿いに建っていて電車の音がうるさいのだが、それを逆に利用して、
「プラレールプラン」

新幹線が目の前に見える部屋に泊まって、室内ではプラレールで遊び放題。
これは、考案した人を絶賛したい。
部屋は3階。窓のすぐ前を新幹線が通っていく。乗客と視線があう。
もちろんガタンゴトンと振動も伝わる。
普通なら苦情が出るとような部屋だけど、子供達には大歓迎。窓にかじりつき、プラレールにもかじりつき。

最近は不景気のおかげで、こういう子供に優しい設定が増えているのでうれしいかぎりだ。
でも、レストランの対応はちょっと冷たかったけど。。。。
さすがにそこまでは無理か。


僕が仕事を終えて急いで到着したのは午後9時。子供達はまだ遊び続け、眠ったのは、、11時!


そんな連休初日の大ニュースは、、、

『モロッコで爆弾テロ?14人死亡、日本人4人も?…マラケシュ、フナ広場』

モロッコを知らない人のために、、
モロッコの政治の中心は首都ラバト。経済の中心はカサブランカ。観光の中心がマラケシュ。
国際空港があるのでカサブランカのほうが有名なような気もするでしょうが、観光、遊びが目的ならむしろカサブランカなんて行く必要はない。マラケシュにも国際空港がある。本数が少なく、行き先もパリだけだったりしてちょっと利用しずらいのだが。

そんなマラケシュのフナ広場(ジャマ・エル・フナ)は、まさにモロッコの「原宿」。
目的不明の雑多な人間がうじゃうじゃと大勢集まり、またそれを見物する人がごちゃごちゃと群がる。そして見物する人にいろいろ売りつける人がもさもさと集合して、、、、なぜか楽しい。よくわからないものを飲んで食べて見て、、、モロッコで最大の観光地、というよりも個人的には「世界最高の観光拠点」だと思う。

その広場に建つ2階立てのオープンカフェ。テラスからはフナ広場全域が見渡せる絶好の場所。なので料金も高め設定。ジュース200円弱みたいな値段だが、この金額でもモロッコ人には縁がない。当然、客層は外国人。フランス人中心のヨーロッパ人、そして日本人。

このカフェで自爆テロが起きた。
テラスが全壊なので死亡数14というのは少ない感じだが、、、
日本人4人が「巻き込まれた」といい、詳細は不明。
相変わらず日本のマスコミはほとんど報道しないからね。

テロの目的が、外国人狙いなのか、カフェ経営者のような富裕層狙いなのかわからないし、
おそらくイスラムの宗教問題、アフリカ全体の民主化問題の延長なのだと思うが、、、

この「風評被害」はおそろしく甚大。
だって、もうマラケシュには外国人が行かないでしょう?
観光客で生きている町から観光客が消える。100以上のホテルはどうなるの?(世界最高レベルの「アマンリゾート」もマラケシュにある。1泊20万。)
飲食店はどうなるの?タクシーは?
民族衣装を着て写真を撮らせて、撮影代と称して法外な値段を請求する「ぼったくり」はどうなる?
猿回しをして写真を撮らせ、以下同文、、
組み体操のようなアクロバットをして、以下同文、、
ホテルを紹介して規定外の仲介料金を請求するぼったくりはどうする?

ぼったくりもぼったくりなりに生きている。
ぼったくりといったって、1000円程度のぼったくりで1ヶ月暮らせるのだからかわいいもんだ。彼らはモロッコの本当の本当の極貧層だから。


日本人が原発事故で受けたのと同じか、それ以上の影響が、この自爆テロにはある。
この爆弾1つのおかげでモロッコが受けたダメージははかりしれない。復活することはできるのだろうか。


「子供に最も見せたい場所」と考えていたマラケシュに、子供を連れていくことができるだろうか。
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by akogarehotel | 2011-04-30 13:35 | ニュースに文句言っていい? | Comments(0)  

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