福島県で甲状腺機能調査、永続的に 平成23年10月9日(日)

福島県で甲状腺機能調査、永続的に 平成23年10月9日(日)


久しぶりに感動的なニュースがあったので…
もちろん、皮肉たっぷりな感動です。


「福島県の児童に甲状腺検査始まる。今後、2年に1回、20歳以上は5年に1回。」


テレビのニュースで聴いた印象だと、
・大人になっても5年に1回は検査を受け続けないと”いけない”。

そんなニュアンスで報道されていた。
素晴らしい!

今の日本の法律で「医療(検査)を強制する」ことはできない。
だから、「検査を受け続けなければいけない」なんてことはカケラもありえない。あったなら、それは法律違反。


でも、ニュースでは、
福島県のお母さんが、
「検査を一生受け続けなければいけないんですかね。いやですねぇ。」
なんて答えているところが放映された。

そのお母さんの勘違いがはなはだしい、とも言えるが、
そんな映像を流して、あたかもそれが正解のように国民を誤解させている。だましている。
NHK以外のテレビも同様のニュアンスだったので、

どこかから指示が出ているのか?


でも、福島県のお母さんがたは、
「検査をしてくれるなら安心」みたいな意見もあるようだが、、、

検査をするから安心、てのは本末転倒。
少なくとも、今現在も子供が福島県にいる状況で「安心」なんて言葉は辞書から削除しなさい。

で、この「検査しなければならない」で誰得?かというと…

いい論文ができあがるでしょうね。


これまで放射能の人体に与える影響はよく分かっていなかった。
そりゃ当然。人体実験できるわけないから。
しかし、今回の事故がまさに、、、
こんなチャンスを逃したくない。どこかの誰かがそう考えた。
で、しっかりとデータを取りましょう。
どれくらいの放射能を浴びると、どの範囲の子供までが甲状腺の病気や癌になるのか。


もちろん、それが判明すれば今後の社会にとって非常に大きな財産となります。

じゃぁ、最初からそう言えばいいじゃん。
「今回の事故を今後の教訓にするために血液検査をさせてください」って。
でも、当然、そんなこと言われれば、ほとんどの人が協力しない。少なくとも、県外に帰った人がわざわざ検査のために福島にもどるわけない。

だから工夫して報道した。

…無料で検査してあげますよ。
検査をすれば安心ですよ。
でも、ずっとずっとかよってくださいね。かよいなさい。
データってのは長期に収集しないと意味がないですからね。


甲状腺の検査なんてのはどこでもできる。
わざわざ交通費をかけて福島に行かなくてもできる。(うちでもできる。)
「安心」を求めるのであれば、今、近くの病院で保険証を提示して検査。さらに半年後に検査。
これで充分。
甲状腺なんて目立つ位置にぶら下がっているのだから、異常が起これば大きく腫れてくるから、普通の医者ならすぐわかる。
ついでに、例えば、前橋では中学生までは保険証に関係なく医療費が無料。おそらくほとんどの自治体が子供の検査は無料で行ってくれる。



「安心のために、死ぬまで検査を受けてください」

国家的犯罪ですか、これは?



★★★

もちろん、データが集まることは悪いことではない。
でも、ウソはいけないだろ、ウソは。

ま、データが集まった結果、仮に、「年間5ミリシーベルトの被爆で甲状腺癌になる」なんて結果になった場合、
今の基準(1ミリ)が引き上げられちゃうのが困るんだけど、、、
(とすると、喜ぶのは誰?)

「統計確率」という学問は数字をちょろっと操作すれば、いろんな結論が導き出せちゃうから。。。
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by akogarehotel | 2011-10-10 19:16 | 放射能と医療の真面目な話 | Comments(0)  

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