友人からの年賀状 平成25年1月4日(金)

友人からの年賀状 平成25年1月4日(金)


大学時代の同級生からの年賀状(年賀メール)を紹介します。
本人の承諾を取ってないので、一部伏字です。承諾を取りたいけど連絡のアテがないから。


★★★



産婦人科の○○○○です。あけましておめでとうございます。
現在は、静岡県浜松市にある○○○病院に勤務しておりますが、
昨年11月より国境なき医師団の派遣によりザンビア共和国のLuwinguというところで医療活動中です(4月いっぱいまで)。
活動の目的は、現地の医師や看護師などのcapacity buildingです。
この地域は周産期死亡率や新生児死亡率などが高く、産婦人科、新生児科のニーズが高いところです。
しかし、いろいろなモノが足りない状況です。
医師が少ないのは当たり前で、そのためにclinical officerと呼ばれる、医師ではないが、限定的に
医療を行う資格を与えられた人たちも医療を行っています。
足りないモノとは、別に高度な医療機器や高価な薬品ではなく、
日常、僕らが使用しているラクテックや生食、アンピシリンやゲンタマイシンなどの基本的な薬剤です。
さらに、滅菌ガーゼなどは、ほとんど準備されていなく、何度も同じことを言って準備されるという状況です。

この2ヶ月間で経験した症例としては(周産期に限りますが)、
子宮破裂2例(当然胎児死亡)
子宮内胎児死亡5-6例(新生児感染症か低栄養で死亡)
新生児死亡5-6例
母体死亡2例
マラリア感染多数
HIV陽性妊婦20例以上(妊婦の2-3%が陽性です。)
などなど。
日本にいるときにはほとんど経験することのない症例でした。

ザンビアと日本を比較してみると、つくづく日本の患者は、医療によって生かされているんだな、と実感しました。
しかし、日本の患者は、自分の思い通りの治療結果とならなかった場合はすぐに訴訟を起こすことが多いと思います。
ザンビアでは、命が助かってなんぼなので、多少のトラブル(例えば、術後の創部離開や感染、突然の手術のキャンセル)
に対しては、何も言ってこない。

色々と考えさせられる日々を送っております。

ざっくばらんに思いついたことを記載させていただきました。

皆様、今年もよろしくお願い申し上げます。


★★★


いかに、自分が幸運かを感じさせられます。



自分も、

子供が独立したら、アフリカ(特にモロッコ)などを夢見ていますが、実際に行動に移せるかどうか。。。。
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by akogarehotel | 2013-01-05 10:34 | 放射能と医療の真面目な話 | Comments(0)  

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