台風一過の草津白根ヒルクライム よいとこ、わるいとこ(その1) 平成25年9月17日(火)

台風一過の草津白根ヒルクライム よいとこ、わるいとこ(その1) 平成25年9月17日(火)


雨の週末は家族サービスに徹した。
その見返りを要求します!火曜日は、朝から不在です!


ロードバイクを買って、どうしても行きたい場所がひとつだけある。
たった、ひとつだけ。

 「渋峠」

どこ、それ?

え?知らないの?


国道最高地点 標高2100m として、ロードバイクだけではなく、モーターバイクその他の旅人には非常に有名。

でも、そんなこと、どうでもよくね?

大事なのは、渋峠スキー場が、名画「私をスキーに連れてって」のクライマックスシーンの舞台だということ。

って、あの映画のどこがクライマックスかは、個人の判断によるし、
というか、あのクライマックスシーンは、渋峠スキー場と万座スキー場をつなぐツアーコースなわけで。
だから、それも理由ではなく、


理由は、渋峠スキー場が、私が小学校高学年時代に、スキーで鍛え上げられた場所だから。
万座スキー場とともに、毎年数回の「合宿」に参加していた。
そんな熱血小学生時代以来、一度も万座渋峠界隈には行ったことがない。約30年が経過したのに。



なので『そうだ、渋峠、行こう』



朝5時に起きて、新前橋駅へ。
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なんか、そそられる看板が立ってますが、あえて気にしない。

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約20分で袋詰め完了。練習しといたので、慣れたもんだ。

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切符を購入。
電車旅行って、大人になってもウキウキします。
ちなみに私は乗り鉄。

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新前橋駅から草津方面の始発。
大前行き 6:25
都民と前橋市民とは「始発」の時間が2時間くらい違うが、、、。
始発なのに、普通に通勤通学で利用している人がいる。みんな大変だね。


1時間ちょっとの楽しい電車旅で、長野原草津口に到着。
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草津の玄関口。
いつのまにか駅舎が新しくなった。
しかし、悲しいくらいに何もない。


というか、なぜ長野原まで自走しないのか?

その理由はありすぎる。
吾妻国道は日向も日陰も、交通量が多く、道幅が狭い。
ストレスをためて走るのなら、なんのためにロードを買ったかわからない。

それ以上に明確な理由。
渋川から長野原までって、放射能が痛いんだよねぇ。

ということで、ヤフーの放射能付マップを掲載しました。
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赤い線:長野原駅から草津温泉
オレンジの線:草津温泉から白根

マップの茶色:安全地域
薄い青:チェルノブイリと同等
濃い青:チェルノブイリの5倍

地図下段の黄色四角が長野原駅。
渋川前橋方面は地図の右方向。

………

長野原駅(高度590)→草津温泉(1200)


約13㎞ 標高差610 平均5%

数字上は、それほどのものではない。
朝一の元気な状態だから、
「ダンシングなし」
で行ってみよう。


午前8時。
駅を出て、一応の「市街地」を西へ進む。
有名な交差点「大津」を右へ曲がると、草津温泉までのヒルクライム開始。

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劇的な快晴。
白根山頂が見える。(山がはげている部分が植物限界、およびスキー場。)


平均5%なんてのは、観音山にくらべれば、それこそ「丘」みたいなもんだ。
ふにふに歌いながら、甘い気分で登り始める。

しかし、、、

意外ときついんだな、これが、
人生だもの。

これ、本当に5%?
道幅が広いから、斜度は全くわからない。
それなのに、ファイナルローにしている事実。
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そういえば、、、
私が小学校の頃、車を運転していた父がよく言っていた。

『草津温泉への最後の坂が問題なんだよ』

この「最後の坂」ってのが、実は、のぼりじゃなくて、くだりなんだ。
草津温泉の手前に、約2kmくらいの下り坂があるはず。スキーの時期は、坂を上り切って油断した車が、よく事故を起こすんだ。

と、昔の記憶がよみがえった。

てことは、平均値に大きくしわよせするってことか。
てことは、今のぼっている坂は、余裕で6%を越えているのかな。

そんな妄想をしながら上り続ける。


………

今日のジャージはこれ。
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共同通信社杯(福井)
今年の公式ジャージ。
参加者選手のみに配られるジャージだが、生産の都合で余ったものを記念競輪などで出張販売している。
もちろん、そこそこのプレミアつきで。
前橋記念で2万の車券が当たったときに、衝動買いしてしまった。

だって、市田が負傷欠場したレースだから。

しかし、サイズは「競輪選手用」。
僕が着ると、、、ウインドブレーカーみたい。

でも、大事なのは外見じゃなくて、気持ちだから!


そんな長袖ウインドブレーカー。
電車の中は寒くてふるえるくらいだったけど、自転車に乗り始めたら、全然暑い。
坂を上り始めたら、暑すぎて、無理!
あっという間に脱ぎ捨てて、半そでTシャツでクライム。


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温度計を見てビックリ。
この付近で汗びっしょりなのは俺だけ?


旅打ちは遊び半分、の原則。
コンビニで買い物したり、ネタ写真を撮りながら、でもダンシング禁止で走り続ける。

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さぁ、最後の標高100m、と思ったら、、

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突然、こんな標識。
確かに、ちょっときついなとは思ったけど。
「最後の坂」に向けて、10%で1kmほど続きます。
道幅のせいか、それほど急とは思えないのだけど。
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ま、観音山Dコースとか、大谷コースとかのおかげで、頭の中の斜度計が壊れているのは確実。

しかし、どんなに苦しくても、今日のような絶好の青空と、快適な路面があればどこへでも行ける。
どこまででも上れる。
そんな最高の日。


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1時間ちょっとで草津温泉に到着。
(この信号の目の前にあるシンボル的なホテル。私の親戚です。どうぞよろしく。)


………


信号前のコンビニで軽食を食べ、さぁ、いよいよ渋峠へ出発。

草津温泉(1200)→渋峠(2100)
距離19km 平均5%弱

ま、平均値はあくまでも目安ということを、さっき知ったばかり。


ちょっと進むと左側に見える。
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草津天狗山スキー場。
正面の急斜面以外に、右奥にはこがないと進まないような緩斜面がある。
小学校低学年のときに私が初めてリフトに乗ったスキー場。
リフトの高さが恐くて、ずっとポールを握りしめていた記憶。
なつかしすぎる。


天狗山を過ぎて、しばらく行くと、、、?

何やら異変が?
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「土砂崩れ通行止め」

昨日の台風のおかげか。。。。。

現時点(9時半)で天狗山で通行止め。
10時になると、殺生(せっしょう)まで開通するという。
殺生(せっしょう)とは、白根ロープウェイ乗り場。天狗山からは6km程度。
その先は、
『今日は無理でしょう』とのこと。

ガックリ。渋峠は陸の孤島になってると。

ま、昨日の台風のおかげで、今日は絶好の天気なんだから、
プラスマイナス、許してやろう。
どうせ、このあたりは私の「庭」だから、渋峠がダメなら他へ行きましょう。


通行止めが解除されるまで、都内から来たツーリング(バイク)の方々とダベリながら、時間経過。
あきらめて帰る人たちもいる。


10時。
天狗山を出発。

天狗山→殺生 5.5km
今年のツールド草津が悪天候で距離短縮になったのと同じコース。
「ツール」というには、申し訳ない坂道。
緩やかで、距離も短い。

しかし、天気は絶好。
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雲一つない青空に、遠くの山々がはっきりと見える。
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この爽快感があれば、斜度なんて、どうでもいい。
ちなみに、坂道はこんな感じ。碓氷峠旧道と同じくらい。
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30分程度で殺生に到着。白根山ロープウェイ乗り場がある。

ここから先は、「通行止め」。今日中には無理とのこと。
仕方ないので、お決まりの写真を撮る。
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40年前に車から降りて歩いていた人が死亡した。
硫黄ガスの中毒で。
その後は、そんなニュースは聞かないが。自転車で大丈夫なの?


観光客がロープウェイで上っていくのを尻目に、さっさと下る。写真を撮りながら。
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途中、御成山スキー場から見る草津市街。
「おなりやま」と読みます。

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道路わきにある遊歩道。
今は登山客用だけど、冬はスキーで滑り降りるコースになる。
「殺生コース」
殺生から天狗山までの約5㎞の林間コース。
小学生時代に100回以上は滑ったと思う。当時、リフト1時間待ちの時代。
滑り降りると、天狗山からタクシーで殺生まで行く、というのが流行った。
タクシーで5㎞。4人家族ならリフトより安い。
スキーバブル時代の夢のような話。


………

草津温泉からの下りは、乗用車と一緒に走ると、あっという間に時速60km。
多少自重しながら、快適に滑り降りる。

ちょうど正午。
長野原駅に到着。
キオスクのパンを食べて、さぁ、これからどうしよう。
もちろん、このまま帰るには早すぎるし、、、、

(つづく)
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by akogarehotel | 2013-09-19 04:47 | 本気のサイクリング | Comments(0)  

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