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ひとりで赤城山ヒルクライム 平成25年10月15日(火)

ひとりで赤城山ヒルクライム 平成25年10月15日(火)

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(台風一過、10月16日の赤城山。上ったのは10月15日。)

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市街地で危なくて、放射能が高い。
そんな赤城山ヒルクライムなんて、即刻やめちゃえ。


と文句ばかり言ってても、なんなんで、、、
一度上ってきました。
赤城山にすら上ったことがないのに、ヒルクライムのブログを書いているのか?
と言われたくもないので。

………

朝9時。
子供を幼稚園に送り出してから、出発。
自宅から大渡橋を通り、赤城県道へ。
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今から上る赤城山。
台風が来るので天気が悪い。
「午後3時から雨が降る」という予報なんだけど、すでに山頂は雲の中。これでは、白根山と同じくらいのガスだろうね。
(ちなみに手前の煙は火事。)

9時半。
「赤城ヒルクライム」のスタート地点である細井交差点を通過。
自宅から10km。
さぁ、ここから計測開始。
上級者は1時間を切るそうだが、一般的には1時間半が基準タイムらしい。
今日は、このあと榛名山にも行ってみようと思っているので、赤城だけで燃え尽きてしまうわけにはいかない。が、一応、タイムを想定して上ってみよう。

距離20kmを1時間半なので、計算すると平均時速14km。
畜産試験場までは時速20kmを維持して上ってみる。

時刻的に、社会が動き出している平日。
下り側(前橋市内方面)は渋滞している。が、上り側はそれほど混雑していない。苦にならないくらいの交通量だ。


赤城山には子供の頃から何回も登っている。もちろん、バスで。
昔は路線バスの本数も多かった。
あの頃は、「ものすごい坂道!」という印象だったけど、、、
今、こうして上ってみると、、、そうでもなくね?
渋峠(白根付近)とか観音山大谷なんかを経験すると、感覚が麻痺する。

確かに、「そうでもない」坂道だけど、、、
ひたすら長い直線が続く。さすがに、こたえてくる。
畜産試験場あたりでは時速18kmが精一杯。
それでも、平均時速14kmでいいんだから、となぐさめながら走る。

長い長い直線をのぼってきて、やっと料金所(跡地)。
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わずかな平地のあと、勾配が一段アップする。

ここからは、標高100mごとの標識が走行距離約1kmごとに出現する。
要するに、約10%。
それが、姫百合まで5km以上つづく。
しかも、ほぼ直線。
カーブでもあれば、アウトコースを走ることにより、少し休憩できるのに。
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(写真は全て下るときに撮影。)

時速は12kmを維持するのが精一杯。
気を抜くと10kmを切ってしまう。はずかしい。

料金所から長い長い直線を上り、やっと1番カーブに到着。
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(標識は道路の右側)
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やっとカーブのつづく道か?!と期待したが、
その後も直線主体の道。
12番カーブ前後の姫百合休憩所まで「直線」はつづく。


時速10kmを維持するのが精一杯なヘロヘロ状態で、姫百合を通過。
序盤の貯金を使い果たし、おそらく平均時速が14km前後だ。
さすがに、1時間半を切るなんて無理かな、とあきらめた。
昨日の夜、夜更かししたからなぁ、、、と理屈をつける。


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姫百合を越えると、峠道になった。
カーブが連続する。普通の峠道なら、ここで勾配が上がるはずだが、、なんだか勾配が緩くなった気がする。
特に、右カーブでアウトコースを通ると、

まるで平坦???

と錯覚。
幻覚ですか?妄想ですか?

しかし、時速が14kmを記録する。
ギアを上げると、時速15kmを越える。

あれ、あれ、
行けるのか?!

路面中央にある暴走族対策のデコボコが気になるけれど、
なんだか回転が上がってきた。
このぶんだと1時間半で到着できるかもしれない。

「できるかもしれない。」
なんて思うと、がんばらないといけない。
いつものことだけど、なぜだか最後はいつも「もがき」になる。
ギヤを上げ下げしながら、40番カーブ以降は逆にペースが上がる。時速14kmをキープし、場所によっては時速18kmをも記録する。

でも、必死だけどね。
一人ぼっちで。


そして、68番カーブ!
あと1つ!

と思ったら、、、、

直線だ。
69番カーブは、まだ先だ。
しかも、濃霧のため視界は10mくらいしかない。
直線がどこまで続くのか全く分からない。
時間は、ギリギリ。

踏むしかないじゃん。
まるでレースみたいだ。
霧の中を、見えないゴールに向かってもがく。

68番カーブにある牧場のウシがこっちを見ている。
写真を撮りたい気持ちを抑えて、もがく。

そして、駐車場への分かれ道を発見。
ゴール!

1時間29分30秒


自分的に十分な数字です。
やったな。

レース終了につき倒れている掲示板とともに記念写真。
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背景を見てわかるとおり、霧で先が見えない。
しかも、霧雨というよりも、ちゃんとした雨が降ってるし、、。

噂では近くにソフトクリームがあるらしいけど、霧で見えない。

一応、これから榛名にも上ってみるつもりなので、さっさと下山しよう。


………

上りはTシャツ1枚だった。

しかし、下りは極寒。
「午後3時から降る」はずの雨がもう降ってる。現在11時。
雨とともに気温も低下。
長袖ジャージとウインドブレーカーを着たが、まだ寒い。
自宅から近いから適当でいいや、と軽装で来たことをちょっと悔やむ。

料金所を過ぎるあたりから、ついに土砂降り。
台風だ。
さすがに榛名に行く予定は中止。それどころか、自宅へたどり着けるの?
まさに「家に帰るまでが遠足です」状態。

畜産試験場交差点からは右へ曲がって迂回路へ。
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グリーンドーム前から利根川サイクリングロードを通って、やっと帰宅した。


こんな大雨のなかを走ったのは初めてだけど、
ま、自転車についた放射性物質を雨が洗い流してくれたと思えば許す。

ついでに自転車を洗って、掃除をして、着替えてから、遅いお昼ご飯。
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輪行じゃないけど、山のあとはビール、これが基本。
昼から飲むビールって、本当にうますぎる。
ひとりだけど。

回るのかよ!と言われそうだけど、
この大雨のなかを歩いて行ける店は、ここしかないので。



………


赤城山ヒルクライムについて、、、、


ま、中止しなくてもいいから、
コースを安全な迂回路へ変更するぐらいしたらいい。
スタートを庁舎にしたり、鳥居の下を通過する必要はないでしょ。

放射能は自己責任で仕方ない。
タイヤを水拭きしましょう。


ところで、
料金所近くにあるこの看板。
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非常に気になるのですが、なんだかわかる人、教えてください。
看板裏に日本家屋があるのだけど、そこにアウンサンスーチーさんの写真が飾ってあった。


………

走行距離 60㎞

by akogarehotel | 2013-10-17 12:58 | 本気のサイクリング | Comments(0)  

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