東京-前橋(荒川・利根川サイクリングロード) 後編 平成25年11月5日(火)

東京-前橋(荒川・利根川サイクリングロード) 後編 平成25年11月5日(火)


そもそも川ってものは、
海へ流れ着く前に、枝葉のように支流が合流して本流になる。
だから、
川沿いのサイクリングロードを上流から下流へくだる場合、道に迷うことは滅多にない。
しかし、下流から上流へ遡る場合は、まるで迷路のように分かれ道がある。
気がつくと支流沿いに走っていたりする。


要するに、道に迷いまくった日記。
今までのサイクリングで、もっとも寂しさを感じた日。
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学生時代に住んでいたのは荒川区。
当時、一度だけ自転車で群馬まで帰ったことがある。20年以上前の話なので、おそらく「クロモリ」という部類だろうが、非常につらく、お尻の痛さと戦った記憶がある。にわか雨にも遭遇し、パンクもした。もちろん、今よりも無謀な計画だったが、若さで解決したようだ。

その頃は、サイクリングロードなどという親切なものは存在しなかったので、単純に国道17号を地図も持たずに北上した。
しかし、現代はサイクリングロードがある。せっかくこんな「便利なもの」があるのなら利用させてもらおう。


あのころと同じ位置からのスタート、ということで、

江北ジャンクションから荒川サイクリングロードへ。
振り返るとスカイツリー。
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上流に向かって左岸を進む。
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でかい、広い、快適!
トラックがすれ違えるくらいの横幅がある。
堤防の上に上がれば、景色も最高。
平日はガラガラ。
なんなの、このもったいないくらいのサイクリングロードは!?

休日には混雑するので、一応「制限速度20km」とあちこちに掲示してある。
それでも、十分に快適な道であることには間違いない。


いつも山ばかりだけど、川も楽しいじゃん、
などとウキウキしながら走る。

突然あらわれる堰(せき)。でかいビルだ。
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ときどき出現する「オートバイ除け」の柵がすっごく邪魔だけど、
路面もいいし、風も気持ちいいし、楽しく爽快に走っていく。


高層ビル群。あれは埼玉県庁?
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………

荒川サイクリングロードに入って、1時間ほど走った。
周辺の景色にだんだんと自然があふれてくる。
さいたまジャングル?
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右手にまた高層ビル群が出現した。
あれは大宮?
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すると、突然、、、、?

道がなくなった。。。。

サイクリングロードがなくなった。
というか、砂利道になった。
どうせ一時的な工事中だろう、と思い、そのまま堤防の上の砂利道を自転車を押して歩いたが、、、、
500mほど歩いても、いつまでたっても舗装されたサイクリングロードらしき道が現れない。
それでも歩いていると、、
「通行止め」「進入禁止」の表示。。。

仕方ないので、堤防を下りて一般道へ。
一般道で堤防沿いに走った。右手に「堤防」を見ながら。
しかし、かなり走っても「堤防には進入禁止」という掲示板が続いている。


このまま走ってていいの?
いったいどこを走っているの?
私はナビを持たない主義なので、全くの五里霧中だ。
不安になったので、次の橋で川を渡ってみた。川の反対側へ行けばサイクリングロードがあるかもしれない。

で、橋にある標識を見てみて、ビックリ!

「入間川」

えーーー??
一般道を走っていたら、いつの間にか荒川から入間川沿いに迷い込んでいたようだ。
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幸いにも、入間川と荒川は平行している区間が長く、それほど遠くまでつれていかれたわけではないが、何も考えずに堤防沿いの道を走り続けていたら、今頃入間?


………

入間川分岐点からは、再び荒川サイクリングロードを走行。

自転車2台がすれ違うのがちょうどいいくらいの細さだが、舗装は良好で、工事区間もない。
何よりも、迷子状態から開放されたので、安心して踏める。
速度制限の表示もないので、時速28kmを維持して走る。

というのも、私の自転車の主治医が、

「巡航速度28kmを維持すれば(信号待ちなどを加味して)平均時速20kmになる。」と。

向かい風なので、ちょっと苦労しながらも、時速28kmで1時間ほど走り続け、
やっとのことで?
荒川サイクリングロードの(ほぼ)終点に到着。

「大芦橋」
ここで荒川を渡って、今度は利根川サイクリングロードを目指す。
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ここまでの走行距離は80km。
時刻は3時半(信濃町から3時間半経過)。
気分的には、「かなり走った。そろそろゴール?」
だって、JR東京-新前橋間が107km。現在地で80kmなら、あと少しでしょ?


………

荒川から利根川までは約15km。
行田、吹上市内の一般道を走る。

吹上市内は、想像していた以上に田舎だが、おかげで交通量も少なくて走りやすい。
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なんだか、もうすぐ日が暮れそうだね。

信号でのタイムロスは意外と大きい。なおかつ、当然、また道に迷う。
「川」に到着した、と思ったのにサイクリングロードがない。よーく見渡すと、これがまた支流だと気付く。
そんなこんなで、荒川を離れてから1時間ほどかかって、やっと利根川サイクリングロードへたどり着いた。
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走行距離95km
時刻は4時半(出発後4時間30分)。
日没直前。


………

利根川サイクリングロードも快適さでは負けていない。
幅の広い、まっすぐな道が果てしなく続いている。
不謹慎なバイクが侵入することはないようで、無意味な柵も存在しない。
遠慮なく、時速30kmで巡航できる。前橋まで60kmあるとしても、あと2時間で到着する計算だ。


ところが、、、、
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やっと榛名山が見えた頃、、、

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日が暮れた。。。。

真っ暗。
ライトを点けても照らされるのは地面だけ。周囲の景色など全く分からない。
サイクリングロードの白線だけを頼りに走る。

そんな状態だと川沿いにあるゴルフ練習場の照明は、限りなく大迷惑。
数百m手前から逆光直撃。こちらのライトが全く役に立たない。

しかも、
埼玉県民ってのは、真っ暗な中を、忍者のように散歩する習慣があるらしい。
突然目の前に人が現れて、ドキッとすることが約8回。

さらにさらに、
動物が動物を散歩させてる、放し飼いで。

文章がおかしい?
犬を放し飼いで散歩させる奴なんて「動物」だからね。
ときどき見かける、という状況じゃなく、ほぼ全ての犬が放し飼いで散歩させられてる。
これって、さいたまブーム?
グンマーでもここまでひどくはない。


………


そんな暗闇の中を、熊谷、深谷、と走っていたら、、、

またしても、突然、サイクリングロードが終わった。
意味不明の一般道に合流し、名前もわからない小さな橋を渡り、そのままどこかも分からない田舎町へ連れて行かれた。
すぐ脇をトラックが猛スピードで通り抜けていく。
明らかに道を間違えた。

夕方6時、完全に暗闇。
街灯の下で地図を確かめる。
群馬県庁でもらってきた「利根川CRガイドマップ」だが、、
熊谷から本庄までは、ずーーーっとまっすぐ、と書いてある。
で、まっすぐ来たら、ここにいるわけだけど?

こんなときは、、、おそらく「支流」だ。
さっき渡った小さな橋を確かめた。
「小山川」
やはり利根川ではない。
いつの間にか支流へ案内されたようだ。

そういえば、かなり手前に、地面に「右斜めの矢印」が書いてあった。
地図では直進だったので、直進してきたのだが、、、、

800mほど逆走。
矢印まで戻ってきた。
矢印の通りに右に曲がると、これもまた小さな橋。
「小山川橋」
と書いてある。こちらも自動車の通る一般道だ。
まさか、こっちなの?

はたして、橋を渡り終えたところにサイクリングロードを発見。
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深谷、恐るべし。
かなりのタイムロス。そして距離ロス。


その後も、真っ暗なサイクリングロードをひたすら北上。
本庄、伊勢崎、と通過し、
深谷からはおそらく30km以上走り、、
やっと前橋へ到着した。

午後7時10分。
よかった、子供のお風呂の時間に間に合った。


走行距離 145km
走行時間 7時間10分(休憩なし)
標高差 たったの100m

カレーを食べた以外は、ポカリ(500ml)を2本補給しただけ。
寒いと経済的に走行できるんだね。


結論:
初めてのサイクリングロードで、逆行はない。しかも夜間なんて論外。
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by akogarehotel | 2013-11-09 13:57 | 本気のサイクリング | Comments(0)  

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