苗場プリンスホテルスキー場「パンダルマン」 平成26年1月26日(日)

苗場プリンスホテルスキー場「パンダルマン」 平成26年1月26日(日)


年末年始に行ったスキー場(サホ○)があまりにもクズだったので、
「王道」的なスキー場に行ってきました。

苗場プリンススキー場。
バブルの時代に栄華を誇ったスキー場。「苗場に行ったことがない」なんて恥ずかしくて口にできない。たとえスキーをしない人間でも、ウソでもいいから、「苗場には行ったことがあります」と言う。猫も杓子も、初心者も上級者も、みな苗場スキー場に集まった。スキーという文化を象徴するスキー場。スキーだけでなく「バブル経済」を象徴するスキー場。

ついでに言うと、苗場スキー場の活気は西武グループ(プリンスホテル)の隆盛を意味し、西武デパートバンザイ、国土計画マンセーな時代だった。彼女を連れて行くのなら「とりあえずプリンス」で間違いはなかった。
映画「私をスキーに連れてって」の舞台も、苗場、万座、志賀高原。まさにプリンスホテルのための映画。スキー場では常に「ユーミン」が流れていた。
♪ 行ってみようか、これから、スキー天国へ ♪
なつかしい…

そんなスキーパラダイスも、バブル崩壊とともに大きく退廃。ホテル内のレストランには人が集まらず、安っぽいゲームコーナーに改造されてしまった区画もある。バブルの頃に数千万したマンション群は、いまや最低落札価格1円らしい。
堤オーナーの不祥事(不透明会計)も、西武凋落に拍車をかけた。プリンスをここまで大きくした功労人なのだから、多少の不祥事くらい、目をつぶってあげればよかったのに。


私自身は、小学校高学年から苗場スキー場が「ホーム」。
毎週土曜日の日帰りナイターを中心に、年間20日くらいを苗場で過ごした。
当時の苗場は、もちろん超混雑。平らなはずのゲレンデが、昼すぎにはコブコブになる。必然的に、常に「コブ斜面」で滑らざるをえない。その結果、コブが大好きになるか、コブがいやでスキーをやめるかのどちらか。私は大好きになったほう。
運転免許を獲得すると、自宅から1時間ちょっと。一人で気軽に行けるようになった。社会人1年目のとき、年間の休日が10日しかなかったうちの6日間を苗場で過ごしたほど熱狂してた記憶。

子供が生まれてからはスキーどころではないので、最後に苗場に行ったのは10年以上も前。まさに不景気そのもの、という雰囲気だったが、、、。


………

最近、苗場がもちなおしているという噂を聞いた。
(で、調べたら、年間来場者数が2年連続日本一だって!!)

「パンダルマン」という室内での子供向けスキー教室があるということは以前から知っていたが、HPを見る限り、あまりそそられなかった。
軽井沢に比べると、圧倒的に高い「冬雨率」なので足が向かなかったのだが、
一度くらいはパンダルマンとやらを体験してみようか。

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土曜日。
仕事が終わって、午後2時半に前橋を出発。
道路はガラガラ。4時には苗場プリンスに到着。近い。
部屋に荷物を置いてから、子供たちと一緒にナイタースキー。

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現時点の天気は「くもり」らしい。星がひとつも見えない。しかし、ナイターの光で、視界良好。まるで「晴れ」と勘違いさせられる。これがナイターの素晴らしさ。
斜面がとてもよく見渡せる。子供達も「いい天気」と言って喜んでいる。ナイター最高。
しかも、一般的な宿泊客は夕食かお風呂の時間帯なので、ゲレンデがとても空いている。リフトの待ち時間もない。ナイターバンザイ。
ゲレンデで無料の「お餅サービス」もあり、苗場バンザイ。
「やっぱり、日本はお餅だよね」と正月の北海道でお餅を食べられなかったことをいまだに恨む。

部屋は(おそらくリニューアルされた)2号館。部屋にハンモックがあり、子供達はここでも大興奮。サホロより間違いなく広い部屋。
レストランも各種多数あるので、土曜の夜の割には混雑感がない。寿司、うどん、中華、高級洋食などなど。それなのに、
「フライドポテトが食べたい」
という子供の意見を取り入れて、夕食は「ピザーラ」。
苗場に来てまで、、、?というが、ちゃんと来客者の好みを、そして日本人の好みを考えているところは素晴らしい。どこぞの外国ホテルのように、単一の食事を押し付けてくるようなところは、見習って欲しい。

遅い夕食と遅いお風呂。子供達と夜更かしを楽しみながら11時頃就寝。


………


翌朝は雪。天気予報は「吹雪」。
ま、いつもの苗場だ、これが。
さあ、パンダルマンの価値が分かる。

朝9時。パンダルマン(幼児・低学年用スキー教室)へ。

パンダルマンとは、特殊マットを用いた室内教室。
室内のスロープ(坂)にマットが敷いてあり、そこを子供がスキーで滑る。
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室内に坂があるの!すごい!
というか、、、実は、、
ここは、昔、室内温水プールだったところ。
バブル後はプールなんて無用の長物だ。客は少ないのに維持費がかかる。
そんなお荷物を、こんな素晴らしい「スキー場」に変身させてしまった。
これがパンダルマンの魔法。
(現在、「水槽」は健在。プールとしても使用可能らしい。)

室内なら子供の文句は半分になる。
「寒い」「恐い」が言えなくなる。言えるのは、唯一、「知らない人はいやだ」だけだ。
それも、コーチが日本人で、やさしくて、(アルバイトではなく)本職で、スキーが超上級で、となれば、子供からの目が違う。
しかも、一人のコーチに子供は3人まで。このへんが微妙に子供の心を安定化させるんです。
サホ○では泣きっぱなしだった長女が、なんとかレッスンを受け始められた。

パンダルマンのレッスンは2時間。
最初の1時間は室内。
後半1時間は外。
せっかく室内でぬくぬくとレッスンをしていたのに、後半の1時間は外!
外は「天気予報は吹雪」という雪模様。

しかし、なぜだろう?
子供は何も文句を言わない。雪が寒いとか全然言わない。
少人数制がよいのは間違いないが、それだけ?
いずれにしろ、1時間、雪の中でのボーゲンレッスン。黒い帽子が真っ白になるくらいの雪なのに、終わってみれば、
「楽しかった。また行きたい。」と。


本当に不思議だ。
HPはしょぼいし、室内だって所詮25mプールの広さしかないし、
でも子供の反応は(あそことは)天と地ほどの差。
コーチの対人能力が高いこと以外に、何か理由があるのだろうか。。。。

宿泊しなくても利用可能。
午前のクラスは、9時開始、10時開始の2種類。もちろん、午後のクラスもある。今度は日帰りで参加しよう。
2時間7000円。


………

長女がパンダとたわむれている間に、長男を連れてゴンドラに乗った。
「上空は風が強いから気をつけてください」
とゴンドラ乗り場の係員に声をかけられた。小学生低学年の子供をつれているからだろう。

ゴンドラを降りると、確かに風が強いが、、、
大粒の雪が斜め45度から吹き付けてくるけど、まだ「吹雪」とは言えないんじゃないかな、というレベル。福井県民なら「粉雪」と表現するでしょう。
そんななかを
「首巻き(ネックウォーマー)さえあればどこでも滑れる」
という不思議なこだわりをもつ長男と、滑り出す。

まずは有名な「大斜面」
30度強のすり鉢状の急斜面。苗場に来たら、必ず一度は滑らないといけない、と苗場を知らない人たちは言う。(一度は滑って欲しい本当の急斜面は、女子リーゼン。男子リーゼンは常に雪不足で滑走不能。)
私が「大斜面」を初めて滑ったのは中学校1年の頃。急勾配とコブが恐くて泣きながら滑り降りた。そんな急斜面を小学校低学年の長男は、
「首まきがあるから大丈夫」
と、、ぶかっこうなボーゲンで滑り降りていく。
すごいな、おい。親ばかな私は、ちょっと驚く。水泳と勉強では私の足元にも及ばないが、スキーでは同時代の私をはるかに追い越している。

そんな長男の、当日の「日記」。学校の宿題で。
『今年はもう3回もスキーに行きました。あと1回くらい行けばじゅうぶんです。』
(ちなみに、以前あった「迂回路」は閉鎖されています。初級者はゴンドラで降りるしかありません。恐怖感を感じられる大人だと中級者でも厳しい。)



昼食をゆっくり食べてから帰宅。
午後2時にスキー場を出て、午後3時に前橋インターに到着。
近いな、苗場。
(注:夕方以降になると沼田渋川で超激烈渋滞が発生する。)


………

この週末は苗場プリンスホテルでゴスペラーズのコンサートもやっていた。ホテル内にはスキーヤーらしからぬ団体がうようよ。でも、それほど混雑感はなく、うまく住み分けさせているのでしょう。

主催者としては、ゴスペラーズを聴きながらスキーを、ということも考えているのでしょうか?
ゴスペラーズファンとスキーヤー。両者に接点があるとは思えないのですが、、、
名古屋競輪場にSKEが来るのと同じだね。

ただ、プリンスホテルの売り上げは伸びるよね。
もちろん、ユーミンのコンサートにはスキーヤーが多数押しかけますが、まだやってるのでしょうか?
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by akogarehotel | 2014-01-27 17:58 | ホテル日記 | Comments(2)  

Commented by 萌音 at 2014-03-02 18:41 x
こんにちは。苗場のブログを色々読んでたらコチラのブログに辿り着きました。写真が綺麗でオシャレなブログですね。スキー羨ましいです。
Commented by akogarehotel at 2014-03-04 06:46
写真をほめていただきありがとうございます。
ナイターの光はすべてのものを「よりきれいに」映しますね。
そうでない人も、それなりに。

高崎にも高島屋がありますが、前橋市民はあまりうかがうことはないと思います、ごめんなさい。
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