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シリカ勾配計 平成26年3月11日(火)

シリカ勾配計 平成26年3月11日(火)

ネットを検索しても、常に品切れだった貴重な代物。
ついに発見した。

灯台下暗し。東大元暮らし。
主治医の自転車店(シゲタサイクル)にさりげなく置いてあった。

シリカ勾配計 平成26年3月11日(火)_f0131183_1224683.jpg

「シリカ勾配計」1980円
想像していたよりも小さい。

世の中に自転車用の勾配計は多数あれど、
坂道に停止した状態で勾配を教えてくれる道具はこれしかない。
GPS式や気圧式は、タイムラグや誤差が気になりすぎる。しかも金額が10倍も違うとなれば、見つけたら即買い。

ドイツ製。インターマックス社(カリスマ輸入社ですね)が扱っているとのこと。
口径は2種類。31mmと26mm。一般的なロードバイクは31mmで、ママチャリクロスは26mm。
まずは、31mmを購入。
取り付けはプラスドライバーによる「鉄ネジ」。先のとがった「鉄ネジ」なので何度も取り外しをすると、ネジ穴がバカになってしまう。ちょっと不親切なところがドイツ風。

シリカ勾配計 平成26年3月11日(火)_f0131183_12243484.jpg

乗車したときの目線でゼロをあわせる、
と、説明書に書いてあるが、乗車姿勢で誤差が出てしまう。あえて平らに設置した。勾配を知りたい場所で、いちいち自転車を降りて横から見ないといけないが、不便であってもいいから正確性を追求する。

で、やはりこれが正解だった。
というのも、この勾配計は液体の中に浮いている泡を視認するわけだが、
その泡は、まるで「そば屋の出前」状態。
自転車に加速度が生じるたびに泡が動いてしまう。これを「慣性」という。当たり前。走り出しで、泡は後へ動き、ブレーキをかけると前方へ移動する。
なので、そもそも「自転車を走らせながら勾配」を知ることは、この道具では不可能。
ロードバイクを路肩に止めて、10秒ほど待つと泡が停止する。それでやっと勾配を知ることができる。


………

火曜日。
勾配計を持って赤城(畜産試験場)まで行ってきた。


上細井(スタート)~鳥居
ほぼ均一に4%前後

鳥居~畜産試験場
ほぼ均一に6%前後

地図(標高差、距離から計算)で確かめたのと同じくらいだ。

ちなみに、畜産試験場までの間でもっとも勾配が急な場所は、
上細井交差点、つまりスタート地点。
シリカ勾配計 平成26年3月11日(火)_f0131183_1225324.jpg


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写真では見にくいですが、勾配7%です。
畜産試験場直前の坂もずいぶん急に見えたが、実際は6%程度しかなかった。

参考までに、
赤城県道に平行して走る「推奨練習コース」には、勾配11%という地点があった。詳細は後日。


今日は、関東平野は「見かけ上」晴天。冬らしい。
しかし、赤城近辺は平均以上の「空っ風」、推定8m程度。冬らしい。
おかげで、遠くの山まで見渡せる。
シリカ勾配計 平成26年3月11日(火)_f0131183_12254384.jpg

雪を抱いた八ヶ岳が見える。
あの雪が4月20日までに解けるのでしょうか。

by akogarehotel | 2014-03-12 12:26 | 本気のサイクリング | Comments(0)  

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