ツールド八ヶ岳(第28回) その1 平成26年4月20日(日)
ツールド八ヶ岳(第28回) その1 平成26年4月20日(日)
人生初レースに参加してきました。
まずは、自分自身のことよりも、来年参加してみようかな、と思う人に参考になればと、諸注意を。
【1)駐車場】
○千ヶ日向グランド:メルヘン街道からわき道へそれた丘の上。入り口がわかりにくいので案内板に注意。
野球グランド内の芝生部分に駐車する。ダイヤモンド部分(砂)は当然駐車禁止。非常に広い。朝6時開門と言われていたが、5時半に着いたらすでに駐車可能だった。警備員の人たちは朝早くから本当にご苦労様。300台という公式発表ですが、8時になっても満車にならず、もっと駐車可能な雰囲気。前日受付さえしていれば8時半に到着しても9時スタートに間に合う予感。芝生なので三本ローラーは置きにくいが、3塁側フェンス沿いには側溝がありコンクリート部分がある。
ライトスタンドと1塁スタンドに相当する位置にアスファルトの駐車場あり。40台の早い者勝ち。ここで、前日からキャンピングカーで来ている人もいるし、一般車で夜明かししている人もいる!
駐車場からスタート地点までは1km程度。しかし、しかし、、、
10%の坂が500m(^^)スタートまでは下り。帰り道が上り。
ツールコース内でさえも最高勾配が9%なので、今日一番の坂が駐車場の往復にある。レース後の帰り道に自転車を押して歩いて登る人が多数。
ただし、スタート地点までは下りなので余計なエネルギーを使う心配はない。
○福祉センター:一般道を佐久方面に戻って右側。70台。
スタート地点まで約2kmで、一般道を含めた緩やかなのぼり。レース直前に大事なエネルギーを使ってしまいそう。一般道を通っていかないといけないし、駐車場にトイレもないので、あまり得策ではないかもしれない。アスファルトといううわさ。
レース後の帰りは下りだから楽。でもあくまでも一般道…。交通量の多い中を駐車場までたどり着けるか。
○路駐:今すぐ自転車を辞めろ
【2)宿泊】
佐久市街のホテル、ビジネスホテル
八千穂スキー場界隈のスキー登山用ロッジ
清里方面
キャンピングカーあるいは車中泊
日帰り
以上が選択肢?
山梨ナンバーや長野ナンバーが多いので日帰りが主流?中央道からなら都内でも不可能ではないし。
ちなみに私の車は偽「神戸ナンバー」。それ以上に遠いナンバーは見つからなかった。勝った!(ちなみに、和泉ナンバー発見。)
茅野市(八ヶ岳の反対側)からは道路が冬季閉鎖中のため来ることはできません。
私が利用したのは、佐久グランドホテル。
7800円、シングル。
佐久駅よりも10kmほど八ヶ岳へ近づいた「中込駅」近くのホテル。
スタート地点まで12km。車で30分弱。途中にコンビニあり。
もともと輪行の予定だったので、なるべく近くへ宿泊、と思い選択。
普通のビジネスホテル(?)でユニットバスと小さなテレビ。そもそも早朝出発で滞在時間が短いから、これで十分。レースに出場する人は、前日のうちに清算できる。
それにしても、同日開催の「ツールド草津」とは両極端。
草津は、温泉に泊まって宴会してレース。レースを楽しむ人用?
八ヶ岳は、まじめに泊まってまじめにレースが主流?
人それぞれ、どちらでもいいと思いますけどね。
僕は、ホテルのビール販売機の前で5分ほど悩みましたが、、なんとか我慢することができました。
【3)受付】
前日受付もあるけれど、当日で十分。
受付建物は、メルヘン街道沿いの右側にある倉庫?のような建物(農協)。係員が集まっているのでここ?とわかるが、何も標識はありません。
受付開始時刻の6時半に着いたが、人影まばら。参加証を見せてチップなどを受け取る。
計測チップはフロントフォークにつける。
説明が掲示されているので初めてでもわかりやすいが、ワイヤ切除用のニッパが順番待ちかも。はさみを持っていくと吉。
私はこんなもの見るの初めて。よく考えた品物ですね。
荷物を預けるのは建物の外に停車しているバス。
バスがしっかりと分類されていて混乱は少ないので、8時半ギリギリまで預けられる。
はさみさえあれば、一連の行為は30分もあれば十分。
【4)服装】
開催年によって多少のばらつきがあるでしょうが、今年(平成26年)は、
天気予報 くもりのち雨
予想最低気温(佐久穂町) ゼロ℃
実際の天気 くもり
スキー場から上で一部霧。ときどき晴れ。下山時にわずかに小雨。
気温
朝、駐車場にて 5℃
スタート時スタート地点 推定10℃弱(AM9時)
ゴール時ゴール地点 推定0℃前後
ゴール後スキーハウス 推定5℃前後(正午)
スキー場には雪がたくさん残っています。リフトが動けば十分に営業できるレベル。
という状況での服装は、
(ちなみに、私は他人よりはやや「暑がり」)
○アップ時:午前7時の駐車場
ローラーを回すなら長袖Tシャツ1枚で汗をかく。
アップをしないなら、レース時の服装+オーバージャケット1枚。
ただし、受付への往復はさらにもう一枚必要。
○レース時:午前9時~
上 半袖Tシャツ、長袖サイクリングジャージ
下 パールイズミ「5℃」
他 指だし手袋、ノーマル靴下
スタート前の待ち時間は約30分。日差しが出てきたので思ったほど寒くはない。まわりには私よりも1枚多く着ている人が多い。対照的に半袖半ズボンのおじいちゃんとかもいるけどね。
ウインドブレーカーを着ていてもいいのかもしれないが、スタートする瞬間に背中にしまうのが面倒なのでやめた。持って行くのもやめたし、結局私の体感温度では不要だった。スタートの待ち時間に必要なのは、むしろ砂糖を補給するおやつ。
ゴール近くで霧が出てきたときに、ウインドブレーカーを着込む選手を複数みかけたが、
もう少しなんだからがんばれ!
○ゴール後(午前11時以降)
最高標高地点がゴール。そこからUターンして、約1km下山したところが、白駒池駐車場。ここで下山用荷物を受け取る。
熱い缶コーヒーを販売しているので、それらを飲みながら着替える。
上 半袖Tシャツ(着替える)、長袖Tシャツ、サイクリングジャージ、セーター、ライトダウンジャケット(ユニクロ)
下 パールイズミ5℃、ニーウォーマー
他 指だし手袋、ノーマル靴下
これだけ着てもまだ寒いくらい。
着替え地点で動かないのなら耐えられるが、スキー場に向けて走り始めると風がかなり冷たい。少なくとも手袋は指まで覆うほうがいい、というか周りを見渡しても指を出しているのは俺だけだった…
レッグウォーマーも多いが、サイクルジャージの上からそのままはける体育用ジャージを着てもいい。その際はすそ止め必要。首巻着用者も多数。
靴カバーをしている人が多いが、そこまではどうかな?
ゴール後は、中間地点にあるスキー場センターハウスに集合する。ここで12時まで待ち、それからスタート地点まで下山する。約1時間待つことになるが、これが退屈で寒い。
うどん、肉丼、甘酒などおいしいものを多数販売している。「小銭」を持っていくようにとパンフレットに書いてあるが、そこそこの値段なので小銭では足りない。レース後の空腹感を満たすには2000円くらい必要かも。下山荷物におやつを預ければ解決しますけど。
スキー場センターハウスの自動販売機は電源が入っていない。飲み物はゴール地点の白駒池駐車場で購入しておくこと。
12時になると駐車場までの下山が許可される。表彰式やじゃんけん大会に興味がなければ、帰宅できる。寒さは同じ。
【5)水、補給食】
24km、1時間から2時間の走行、スキー場という気温を考えると、ボトルは1本で十分。
途中、スキー場でマラソンのような水分補給ができるが、、、明らかに体力をロスするけどね。
補給食を食べている暇はなかった。そのへんが初心者な私。スタート直前に口につめこんだものだけ。持っていくとしても、大きなお菓子は不便。
しかし、ゴール後には食べないといけないので下山用荷物にはしっかりと預けておくこと。ゴール地点で一応お菓子を販売している。ひとくちチョコレートの無料サービスあり。
【6)コース】
かんたんに。
全長24km
レースの距離掲示はほとんどないが、標高100mごとに道路標識が立っている。ゴール地点の標高は2100m。
八千穂スキー場で「あと半分です!」と、ガックリさせられる声援をかけられるが、距離的には半分くらいでも、標高的には6~7割くらい上っている。
基本的に5%前後の「緩やかな坂」。最高勾配が9%。そのほか8%が数ヶ所。道路標識が立っているのでわかる。10%以上の勾配は駐車場だけ。
下り坂が、スキー場までに2ヶ所。ゴール直前に1ヶ所ある。
特にゴール直前の下りは長く、スピードの出し合い。しかし、この下りのあとに1.5kmの「最後の上り」が待っている。それを知らずに「踏み足」で下ってしまうと…
路面は毎年改装工事が行われている。舗装の悪い場所が、残念ながらときどき出現するが、舗装したてホヤホヤの走りやすい路面も多数。
…そんなわけで、来年も八ヶ岳へ出場したい。草津のほうを選んだら飲まないわけにいかないから。
その2(個人的なこと)につづく
人生初レースに参加してきました。
まずは、自分自身のことよりも、来年参加してみようかな、と思う人に参考になればと、諸注意を。
【1)駐車場】
○千ヶ日向グランド:メルヘン街道からわき道へそれた丘の上。入り口がわかりにくいので案内板に注意。
野球グランド内の芝生部分に駐車する。ダイヤモンド部分(砂)は当然駐車禁止。非常に広い。朝6時開門と言われていたが、5時半に着いたらすでに駐車可能だった。警備員の人たちは朝早くから本当にご苦労様。300台という公式発表ですが、8時になっても満車にならず、もっと駐車可能な雰囲気。前日受付さえしていれば8時半に到着しても9時スタートに間に合う予感。芝生なので三本ローラーは置きにくいが、3塁側フェンス沿いには側溝がありコンクリート部分がある。
ライトスタンドと1塁スタンドに相当する位置にアスファルトの駐車場あり。40台の早い者勝ち。ここで、前日からキャンピングカーで来ている人もいるし、一般車で夜明かししている人もいる!
駐車場からスタート地点までは1km程度。しかし、しかし、、、
10%の坂が500m(^^)スタートまでは下り。帰り道が上り。
ツールコース内でさえも最高勾配が9%なので、今日一番の坂が駐車場の往復にある。レース後の帰り道に自転車を押して歩いて登る人が多数。
ただし、スタート地点までは下りなので余計なエネルギーを使う心配はない。
○福祉センター:一般道を佐久方面に戻って右側。70台。
スタート地点まで約2kmで、一般道を含めた緩やかなのぼり。レース直前に大事なエネルギーを使ってしまいそう。一般道を通っていかないといけないし、駐車場にトイレもないので、あまり得策ではないかもしれない。アスファルトといううわさ。
レース後の帰りは下りだから楽。でもあくまでも一般道…。交通量の多い中を駐車場までたどり着けるか。
○路駐:今すぐ自転車を辞めろ
【2)宿泊】
佐久市街のホテル、ビジネスホテル
八千穂スキー場界隈のスキー登山用ロッジ
清里方面
キャンピングカーあるいは車中泊
日帰り
以上が選択肢?
山梨ナンバーや長野ナンバーが多いので日帰りが主流?中央道からなら都内でも不可能ではないし。
ちなみに私の車は偽「神戸ナンバー」。それ以上に遠いナンバーは見つからなかった。勝った!(ちなみに、和泉ナンバー発見。)
茅野市(八ヶ岳の反対側)からは道路が冬季閉鎖中のため来ることはできません。
私が利用したのは、佐久グランドホテル。
7800円、シングル。
佐久駅よりも10kmほど八ヶ岳へ近づいた「中込駅」近くのホテル。
スタート地点まで12km。車で30分弱。途中にコンビニあり。
もともと輪行の予定だったので、なるべく近くへ宿泊、と思い選択。
普通のビジネスホテル(?)でユニットバスと小さなテレビ。そもそも早朝出発で滞在時間が短いから、これで十分。レースに出場する人は、前日のうちに清算できる。
それにしても、同日開催の「ツールド草津」とは両極端。
草津は、温泉に泊まって宴会してレース。レースを楽しむ人用?
八ヶ岳は、まじめに泊まってまじめにレースが主流?
人それぞれ、どちらでもいいと思いますけどね。
僕は、ホテルのビール販売機の前で5分ほど悩みましたが、、なんとか我慢することができました。
【3)受付】
前日受付もあるけれど、当日で十分。
受付建物は、メルヘン街道沿いの右側にある倉庫?のような建物(農協)。係員が集まっているのでここ?とわかるが、何も標識はありません。
受付開始時刻の6時半に着いたが、人影まばら。参加証を見せてチップなどを受け取る。
計測チップはフロントフォークにつける。
説明が掲示されているので初めてでもわかりやすいが、ワイヤ切除用のニッパが順番待ちかも。はさみを持っていくと吉。
私はこんなもの見るの初めて。よく考えた品物ですね。
荷物を預けるのは建物の外に停車しているバス。
バスがしっかりと分類されていて混乱は少ないので、8時半ギリギリまで預けられる。
はさみさえあれば、一連の行為は30分もあれば十分。
【4)服装】
開催年によって多少のばらつきがあるでしょうが、今年(平成26年)は、
天気予報 くもりのち雨
予想最低気温(佐久穂町) ゼロ℃
実際の天気 くもり
スキー場から上で一部霧。ときどき晴れ。下山時にわずかに小雨。
気温
朝、駐車場にて 5℃
スタート時スタート地点 推定10℃弱(AM9時)
ゴール時ゴール地点 推定0℃前後
ゴール後スキーハウス 推定5℃前後(正午)
スキー場には雪がたくさん残っています。リフトが動けば十分に営業できるレベル。
という状況での服装は、
(ちなみに、私は他人よりはやや「暑がり」)
○アップ時:午前7時の駐車場
ローラーを回すなら長袖Tシャツ1枚で汗をかく。
アップをしないなら、レース時の服装+オーバージャケット1枚。
ただし、受付への往復はさらにもう一枚必要。
○レース時:午前9時~
上 半袖Tシャツ、長袖サイクリングジャージ
下 パールイズミ「5℃」
他 指だし手袋、ノーマル靴下
スタート前の待ち時間は約30分。日差しが出てきたので思ったほど寒くはない。まわりには私よりも1枚多く着ている人が多い。対照的に半袖半ズボンのおじいちゃんとかもいるけどね。
ウインドブレーカーを着ていてもいいのかもしれないが、スタートする瞬間に背中にしまうのが面倒なのでやめた。持って行くのもやめたし、結局私の体感温度では不要だった。スタートの待ち時間に必要なのは、むしろ砂糖を補給するおやつ。
ゴール近くで霧が出てきたときに、ウインドブレーカーを着込む選手を複数みかけたが、
もう少しなんだからがんばれ!
○ゴール後(午前11時以降)
最高標高地点がゴール。そこからUターンして、約1km下山したところが、白駒池駐車場。ここで下山用荷物を受け取る。
熱い缶コーヒーを販売しているので、それらを飲みながら着替える。
上 半袖Tシャツ(着替える)、長袖Tシャツ、サイクリングジャージ、セーター、ライトダウンジャケット(ユニクロ)
下 パールイズミ5℃、ニーウォーマー
他 指だし手袋、ノーマル靴下
これだけ着てもまだ寒いくらい。
着替え地点で動かないのなら耐えられるが、スキー場に向けて走り始めると風がかなり冷たい。少なくとも手袋は指まで覆うほうがいい、というか周りを見渡しても指を出しているのは俺だけだった…
レッグウォーマーも多いが、サイクルジャージの上からそのままはける体育用ジャージを着てもいい。その際はすそ止め必要。首巻着用者も多数。
靴カバーをしている人が多いが、そこまではどうかな?
ゴール後は、中間地点にあるスキー場センターハウスに集合する。ここで12時まで待ち、それからスタート地点まで下山する。約1時間待つことになるが、これが退屈で寒い。
うどん、肉丼、甘酒などおいしいものを多数販売している。「小銭」を持っていくようにとパンフレットに書いてあるが、そこそこの値段なので小銭では足りない。レース後の空腹感を満たすには2000円くらい必要かも。下山荷物におやつを預ければ解決しますけど。
スキー場センターハウスの自動販売機は電源が入っていない。飲み物はゴール地点の白駒池駐車場で購入しておくこと。
12時になると駐車場までの下山が許可される。表彰式やじゃんけん大会に興味がなければ、帰宅できる。寒さは同じ。
【5)水、補給食】
24km、1時間から2時間の走行、スキー場という気温を考えると、ボトルは1本で十分。
途中、スキー場でマラソンのような水分補給ができるが、、、明らかに体力をロスするけどね。
補給食を食べている暇はなかった。そのへんが初心者な私。スタート直前に口につめこんだものだけ。持っていくとしても、大きなお菓子は不便。
しかし、ゴール後には食べないといけないので下山用荷物にはしっかりと預けておくこと。ゴール地点で一応お菓子を販売している。ひとくちチョコレートの無料サービスあり。
【6)コース】
かんたんに。
全長24km
レースの距離掲示はほとんどないが、標高100mごとに道路標識が立っている。ゴール地点の標高は2100m。
八千穂スキー場で「あと半分です!」と、ガックリさせられる声援をかけられるが、距離的には半分くらいでも、標高的には6~7割くらい上っている。
基本的に5%前後の「緩やかな坂」。最高勾配が9%。そのほか8%が数ヶ所。道路標識が立っているのでわかる。10%以上の勾配は駐車場だけ。
下り坂が、スキー場までに2ヶ所。ゴール直前に1ヶ所ある。
特にゴール直前の下りは長く、スピードの出し合い。しかし、この下りのあとに1.5kmの「最後の上り」が待っている。それを知らずに「踏み足」で下ってしまうと…
路面は毎年改装工事が行われている。舗装の悪い場所が、残念ながらときどき出現するが、舗装したてホヤホヤの走りやすい路面も多数。
…そんなわけで、来年も八ヶ岳へ出場したい。草津のほうを選んだら飲まないわけにいかないから。
その2(個人的なこと)につづく
by akogarehotel | 2014-04-21 12:43 | 本気のサイクリング | Comments(0)