放射能に対するおいしんぼと福島県の、どうでもいい戦い 平成26年5月18日(日)

放射能に対するおいしんぼと福島県の、どうでもいい戦い 平成26年5月18日(日)


久しぶりに、ニュースに文句言っていい?

みなさんもうご存知と思いますが、

★マンガ「おいしんぼ」のなかに、
『福島県で放射能被害のために鼻血が出る子供が増えている』
という記載がある。
これを福島県が訴えて、その結果、「おいしんぼ」が休載になった。


(ホント、どうでもいい話で、夫婦喧嘩か暴走族の抗争か?というレベルなんだけど、今日のスポーツ新聞に素晴らしい記載があったので、あえてフリます。)


★おいしんぼ側に「理」は、かけらもない。
放射能被害で鼻血が出るには、白血病か咽頭癌を発症しないとありえない。
放射能被害で白血病が増えるのは数年後のはず。”現時点で”は、まだ白血病が増えたという統計は出ていないと思う。また、仮に増えたとしても「統計学的に有意差」が出るかどうか不明。「統計学」てのは、適当に数字を操れるので、調べる人の気持ち次第。
なので、ほぼすべての医者が「おいしんぼ」には賛同しないはず。どこかの変人医者が作者を煽ったのでしょうね。
作者は「福島県があまりにも放射能を無視している」と訴えたかったのでしょう。その気持ちは理解できるが、間違った表現をしてしまったために、逆に悪者になってしまった。
ただのバカと言われても仕方ない。

★福島県の言い分
(白血病や甲状腺がんが増えている、あるいは、今後増えるかもしれないけど、)
放射能で鼻血が出るなんてアリエン。
この1文だけは誰の目にも正しい。たまには喧嘩で勝ってみたい。
それ以外のことは内密に。。。。。


………

という「どうでもいい」痴話喧嘩。

しかし、驚いたのが、同じ新聞のすぐ下の記事。
(スポーツ報知なんだけど、これ偉い!)

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『福島県で甲状腺癌増加』

あえて、福島ネタをまとめてきた。
その結果、「やっぱり危ないんじゃん?」と。

小児甲状腺がんの発症率、
福島県:37万人で50人 → 100万人にすると150人
全国:100万人で9人

「おいしんぼ」もこれをネタにすればよかったのに。

この統計のさらに恐いことは、
福島県では積極的に子供に検査をしてる。同じ福島県でも会津以西なんて放射能の影響はかなり低い。そのへんの地域の子供にも積極的に甲状腺の検査を行えば、分母が増える。
福島県の右半分だけに検査を限定すれば、20万人検査で癌50人なんていう数字もありえる。

で、今度は「あやしい子供は検査するな」という暗黙の了解。
原発近くに住んでいたのに、県外へ引越しした子供は甲状腺の検査をしてもらえない。なるべく分子を減らしましょう、という作戦が実行されているらしいです。

全国の統計は逆。
子供に対する甲状腺の検査なんて、特別な理由がなければ行わない。
100万人に9人の癌が見つかったという数値も、実は200万人に検査しても結局9人にしか見つかりません、なんて可能性もある。


要するに、
「福島県の小児甲状腺がんの発症率は、全国平均の15倍」
となっているが、実際は、それ以上であると考えたほうがいい。


しかし、少なくとも「福島原発近くで、がんを発症した子供が50人いる」という悲しいニュース。大人ならあきらめもつくが、子供だから。。
甲状腺癌は放射性ヨウ素が原因。
放射性ヨウ素の半減期は短いので、爆発後、1週間だけでいいから、遠くへ避難していれば避けられたことなのに。

3月11日から1週間なんて、春休みみたいなものだったろうに…
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by akogarehotel | 2014-05-19 11:18 | ニュースに文句言っていい? | Comments(0)  

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