八ヶ岳へ自走 その4 平成26年8月19日(火)

八ヶ岳へ自走 その4 平成26年8月19日(火)



少なくとも、今、こうして走れている自分を幸せに思う。



………


温泉のカウンターには、一見、のどかそうなおばちゃんがいた。

私が、ローディの気配を完璧に消し去っていたにもかかわらず、、、
ホテル内には同じようなスポーティな服装をして、ゴルフやテニスで遊んでいる人もたくさんいるのに、、、

一瞬にして、私が自転車旅行者であることを見破られてしまった。
かなりのツワモノと見た。


仕方ないので、潔く尋ねた。ジュースの自販機ありますか?と。
のどかなおばちゃんは、すんげー優しく教えてくれた。
なんだか、想像とは違う雰囲気だったので、調子にのって聞いてみた。

コインロッカーなんてありますか?

背中にせおう重たい荷物を少しでも預けておけたら、ここからの最後の山登りが楽になる。そう思って聞いてみたのだが、、、

『ロッカーなんてないよ。だけど、それくらいの荷物ならここ(カウンターの下)に置いといてあげるよ。ただし午後3時までには帰ってきてね。私の帰る時間だから。』


おばちゃんが神様に見えた。
荷物を預かる以上に、帰ってきたらお風呂に入っていきなさい、と言われているわけだ。
ロールプレイングの選択、大正解!


ジュースを2本買ってボトルを満タンにし、さらにその場で1本一気飲み。
これで水不足の心配がなくなった。
背中の荷物も半分の重量になり、気持ちよく再スタート。まさに女神様のおかげです。

で、ホテルの敷地内を出口へ向かったが、、、
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スキー場を擁するホテル・リエックス。
そのゲレンデがあんな高いところにある。
もちろん、麦草峠はもっと上。

まだまだ楽しめそうだ。。。。。


………

ホテルの敷地内通路は10%程度の勾配だったが、一般道路に出ると8%弱(推定)になる。
水分も補給し、少しながらの休憩にもなったので、数分前にくらべると元気よく走っていられる。
とはいえ、時速10kmを越えるのがやっとだったが、、

ホテルから8kmほどを30分で走って、「ふるさと」に到着。

ツールド八ヶ岳なら、素通りする位置なのだが、ここでうどんまたはソフトクリームを食べることは、八ヶ岳に来る際の必須項目だ。
下りのときに立ち寄るのは面倒なので、昼食を兼ねて、上りのときに寄っていこう。

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山菜うどん。今日の気温では、当然、砂糖(ソフトクリーム)よりも塩(うどん)を補給しなきゃいけない。
つゆも含めて、ほぼ完食。医学的には恐ろしい食事内容だが、今日の発汗量ではこれでも足りないくらいだろう。


ドライブイン「ふるさと」は絶好の撮影ポイントでもある。
佐久盆地と浅間山が見渡せる。
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木の間に見えるのは、妙義山系の艫岩(ともいわ)。まったいら。
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あのさらに向こうの方から走ってきたんだね、おれすげえ。



午後1時。
予定より1時間遅れ。
さあ、水分塩分ともに補給できたところで、本日最後の上りへ出発しよう。

ふるさと~麦草峠。距離約7km、標高差400m。


このツールド八ヶ岳の最終部分は、紅葉目的などの自動車やバイクの走行が多いため、舗装がすぐに悪くなる。それでも、長野県ががんばって補修工事を繰り返し、そのおかげでヒルクライムではほとんど苦痛がない。下るときに、ややデコボコ感を感じる程度。

路面写真などは過去記事へ
ときおり、9%前後の坂となるが、10%を越えることはほとんどない。
ゴール直前のわずかな下りを通過して、最後の駐車場前の直線を乗り切れば、めでたくゴール!

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午後1時40分。
自宅を出てから9時間40分?!(楽しみすぎた)
走行距離131km。

ここに来たのはこれで3回目。
もちろん、その中で今回が一番疲れた。そのぶんの充実感。
これがヒルクライムの魅力だろうね。やってみれば、わかる。やらないとわからない。
(レースで走ったときよりも、今日のほうが疲れた。ツールド八ヶ岳は僕にとっての初レースだったので、出し切れなかったからね。)


………


さぁ、あとは温泉に入って帰ろう。
佐久市街の天気予報が雨にかわったので、予定を変更して電車に乗ることにする。
麦草峠付近も霧雨になってきた。

リエックスまで一気に下る。
午後2時。
おばちゃんの終業前に到着。荷物を受け取り、お風呂へ。
800円で、タオルとアイスクリームつき。
ロングライドでお風呂に入るなんて、初めてのことだ。
(このリエックスが敷居が高いなら、もう少し松原湖へ下ったところにも日帰り入浴がある。そちらならあまり気兼ねしないかも。)

入浴後、長ズボンジャージと新しいTシャツ、靴下に着替えた。
これなら温泉のフロントを通過しても許されるのではないか?
そのための重たい荷物だ。

女神様にお礼を言って、その場を立ち去る。さすがに「また来ます」とは言えなかった。


舗装状態がよいので、松原湖交差点まであっというまに到着。
交差点近くにあるドライブインで電車の時刻まで休憩。
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昭和風のドライブイン。よくぞ残存してますね。ここなら自転車でも大丈夫でしょう。
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野沢菜のてんぷら。おいしいけれど、どんだけ体に悪いのだろうか?でも今日だけは大丈夫。
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そばとか、うどんとか、すしとか、日本食は本当に塩分補給にぴったりです。もちろん、夏限定で。


帰りの電車は、小海線(八ヶ岳高原ライン)の松原湖駅から乗車。
で、これが駅?もちろん、無人駅。
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乗り鉄の心をくすぐります。

小海線の路線表。
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先日、リゾナーレに来たときは小淵沢から佐久平まで自転車で走ったのだけど、今日はこのあと雨になる予報なので。
それにしても、ローカル線は料金が高いね。

30分ほど駅近くでうだうだと休憩し、

16時13分 松原湖発
17時05分 佐久平着

いつもの佐久平で新幹線に乗り換えて、
いつものビールは欠かせない。
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高崎まで25分しかない、急いで飲め!これもいつものこと。


夜7時、自宅へ到着。
走行距離153km。標高差2600m。
充実した一日でした。

でも、八ヶ岳へ日帰りって、もったいなくないか?と、きわめて当然な意見。
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by akogarehotel | 2014-08-22 12:36 | 本気のサイクリング | Comments(2)  

Commented by 幸福 at 2014-08-26 09:05 x
やったな!
Commented by あこがれ at 2014-08-27 15:40 x
幸福さん

何に対してのコメントだろう?

女神のおばさん?
高校の名前?
コンビニの写真?

選択肢すべてが下ネタだ。

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