取手ケイリン  平成27年6月21日(日)

取手ケイリン  平成27年6月21日(日)


正確には、茨城県民自転車競技大会(TORIPI)というらしい。

(単なる一参加者の日記ブログです。大会結果等を知りたい方は、大会HPへどうぞ。)
(ついでに、今回は、かなり長文失礼。)

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取手競輪場で開催されたアマチュアケイリンに参加してきました。

この日のために、
イシケンさんにはミッドナイト開催が終わった直後の真夜中に、僕の自転車の調整をしていただいたり、、
(それって、中央競馬の調教師さんに、日曜の開催終了後の夜中に、うちの犬の散歩を頼むようなものなんですけど、、、)

rosuket師匠には大会前日のタキザワの買い物や当日のピスト調整や、さらには取手競輪場までの運転まで、、

はるかなさんには、当日の写真係りとして、

ヒロサワさんには、、、、、お付き合いいただいて、
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みなさまには本当にお世話になりました。ありがとうございました。
また、都内から「やさしい友達」が多数応援に来ていただいて、意外とうれしかったです。
いつもは私も「金網の外」なんですが、「金網の中」ってのも悪くはないですね。
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ちなみに、走っている最中には「熱い声援」は少しも聞こえません。
それどころか、ジャンすら聞こえない。最周回なんて、必死で走ってるから、音のない世界なんですね。
てことは、熱い声援は、レースを走り終わったあとに叫ぶべき、ということ。



………


土曜日。
足りない部品がいくつか判明し、パパサンドのラムネサンドを食べながら、あわててタキザワへ。

日曜日。
2時半起床。
4時、師匠宅集合。
rosuket師匠がまだ寝ていたことは秘密にしといて、高速を乗り継いで、
6時、取手競輪場に到着。


ピストを組み立てたり、アップをしたり、と、あっという間に大会気分。
こんな緊張感は大学生以来かも。
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小雨予報のため、妻の自慢の「スノーピーク」のタープ。
役に立ちましたね。


大会参加者は大学生(順天堂)や、高校生(取手一高)が中心。社会人は1割程度。でも、レースは全員一緒。ヒルクライムのように年齢別などという優しい対応はない。

ふと見ると、ローラーをものすごい勢いで回している選手がいる。200回転は出ている。そんな回転数なのに固定ローラーか?と思うくらいに、上体が固定されているが、間違いなく三本ローラーだ。
現S級選手の横山さん(茨城)だそうだ。
って、そういう人が参加するレベルの大会なの?


★★★


私の最初の種目はケイリン。
大学生2人、高校生1人、社会人2人の5人。
2位までが準決勝へ。
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初ケイリンの初スタート。
初ホルダー。初原付誘導。初ライン。
学生時代の水泳のスタートくらい緊張してる。鼻血が出そう。

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転んでも他人に迷惑をかけないように、周回中は最後尾。

ケイリンは5周(2000m)。最初は先頭誘導員(今回は原付バイク)が先頭を走る。残り1周半(600m)で時速50kmまで出したところで、先頭誘導員は内側へ退避する。そこからレースの始まり。ある意味、たった600mの競走。

自宅のローラー練習(ギア3.33)では、楽に走れる速度は時速47kmが上限だったが、今日はギアを上げて3.57、しかもディスクホイール。時速50kmでもむしろ遅いと感じるくらいだ。
これって、いけるんじゃね?

誘導員が退避したあとは、さらにいっそう速度が緩んで、、
ほんとに、これって、いけるんじゃね?
最周ホームで、5番手から、かましを狙ってみた。(バカだね。)
外に出して思いっきり踏んだ。

が、当然、先頭の選手だって合わせて踏む。ラインの速度が急に上がった。
え、うそ?
2番手の選手まで並びかけるのが精一杯。そこで死んだ。終わった。
1コーナーでゲームオーバー。
外にふくれて、イエローラインを越えてしまい、「注意」までもらってしまった。。。。

これって、デビューしたばかりの若手がよくやるやつだよね。
あの脇本だって、何度もやってる(はず)。
当然、レース後に「バカ、帰れ」と熱い声援を受ける。


私の人生初レース。
彼らの気持ちが少しだけ理解できた気がする。

レースは、最後方追走から、ゴール前で社会人選手を一人抜いて4着。「負け戦」へ。


★★★


敗者復活戦。
5人のはずが、一人棄権して4人。
しかも、本来は一人通過のはずが、棄権多数のため二人通過。ラッキー?
高校生一人、社会人3人。
でもって、rosuket師匠と同乗。

師匠 『好きなように走ってください』と。

とりあえず、僕が前を主張、師匠が後、とだけ決めて、スタート。
(この逆はありえないし。)
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誰もS行かず、師匠が先頭。あれれ?ということで、私が師匠の前まで上がって、誘導員バイクの後ろへ。
(赤3番が私。黄5番が師匠。)


← 誘導員-私-rosuket師匠-高校生-社会人さん

の並び。

先ほどレースを一回経験したので、ドキドキはワクワクに変わった。
誘導バイクの後を追走しているだけでも、楽しくて仕方がない。
ジャンが近づくにつれ、誘導バイクの速度が上がっていくことが、むしろ大歓迎だ。

残り1周半。
ジャンとともに(聞こえてないけど鳴ってたはず)時速50kmの誘導バイクが退避した。
先頭に立った瞬間に風を感じるはずだが、、、、
あまり抵抗を感じない。?これって絶好調??

同じペースのまま、同じ速度のまま走り、ホームを通過。
これって、逃げ切れるんじゃない?
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↑そこの3人、笑うな!

2コーナー。
絶対に来るはずの高校生の捲りには、2コーナーの下りを使って対抗したい。
なのでちょっと外に踏んだら、、、、外帯線を越えてしまった。

審判さま 『先頭を走っている選手は外帯線を越えてはいけません。競輪とは違うルールです。』(レース後に「注意」を受けました。。。)

そして、張り合うまもなく、高校生にあっさりと捲られてしまった。
が、その後をピッタリと追走できた。
そうなると4コーナーから勝負再開。
コーナー出口から外に出したら、意外と伸びる。
え?もしかして、と思ったが、、、、1/2輪届かずの2着(準決勝へ)。


師匠は、、、、3着。ごめんなさい。



★★★


準決勝。
明らかに別次元。
大学生5人と俺。ムリゲー。
大学生全員カーボンエアロ。俺だけクロモリ競輪フレーム。これは自慢。
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ちょうど、6番車だったので、自前の6番ユニフォーム。オチ狙いしかできないでしょ、この状況。
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誘導が退避した瞬間に、ペース激速っ!今までと全然違う。
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最周回2コーナーで千切れて終了。


格言 「6番車に死ねといっても、むだ。車券を買った奴が悪い。」



★★★


ケイリンを3レースもやって、もう疲れたよ。でも最後に4km速度競走。


4km速度競走:
4km(10周)の間に、バックとホームを2回ずつ先頭で通過しなければいけない。その条件を満たした選手のうち、先頭でゴールした人が優勝。条件を満たしていない人どうしでは、着順のまま順位がつく。周回遅れになると失格。

全部で6人しか参加者がいない。(6位までに賞状授与)
失格しなければ表彰状!
失格さえしなければ、、、、


参加者6人の内訳は、大学生4人、高校生一人、私(47歳)。
大学生二人の年齢を足しても、俺のほうが上だろ、きっと。

このメンバーで周回遅れにならないこと、それだけ考えてのスタート。
(最内の1番車が私。本気なのでメダリストのアンダーウェア。)
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号砲直後、全員が猛ダッシュ。
ほぼ全員が最初のバックでの先頭通過を狙う。さらに次のホームも全員が狙う。
大学生レベルの1周ダッシュ。。。。
いきなり50m以上、ちぎれた。
周回遅れ濃厚。

しかし、次(2周め)のバックは各選手の作戦次第になる。
集団のスピードが落ちた。
おっ!ここぞとばかりに、一所懸命踏んだ。ここが勝負どころ。

半周の間になんとか集団に追いついた。キセキ。
このまま付いていければ、周回遅れはない、、、、が、、、、

また、集団のスピードが上がった。。。。

先頭の3人がドカンと飛び出し、離れた4番手が高校生。さらに離れて私が5番手。6番手はずるずる後退。

そのまま周回を重ねるが、4番手、5番手(私)、6番手の選手は、いわゆる「先行状態」。単独走行なので、もろに風の抵抗を受けている。
ここまでほぼ全力に近いスピードで走っているので、もうフラフラなんですけど。


って、見たら「あと6周」(2.4㎞)の掲示だし。。。
まだそんなにあるの?


しかし、前を行く4番手の高校生のスピードがやや遅い気がする。
このまま行けば追いつけそうだ。
『あと一人、追い越せ!』
と、この日、唯一の声援も聞こえてくるし、仕方ない、全力で「引いた」。

踏み足なんて使ってられない。ひたすら引き足で走った。
顔を上げるとつらいから、視線は下のまま。バンクの内帯線だけを見ながら、頭を下げて走った。汗が顔からしたたりおちるのが分かる。ヒルクライムのゴール前で最後のアタックみたいに。


残り2周で、前を行く高校生に追いついた。
やった、勝った、と思ったが、、、、

高校生がバンクの上へあがった。

「前を走れ」という意思表示だ。仕方ない、追いついてヘトヘトだけど、前に出た。一応4位の位置だが、高校生はぴったりマークで着いてくる。
そのまま半周走って、今度はこっちがバンクの上へあがる。

「そろそろ交代してよ」

半周の間、脚をためていた高校生が前に出てくれる。
が、
高校生、回復早い!

そのまま、びゅーんと行っちゃう。20mくらい離される。これでは風よけにはならない。
そして、ラスト1周。あと400m。

待て、このやろ。
3コーナーで、なんだか前に近づいた気がした。空気抵抗が軽くなった気がした。
おっ?
4コーナーで「踏んでみた」。
おっ?
高校生と体が並んだ。
おっ?そういうものなの?

と思ったが、ここからが進まない。
そういうものだね。
並んだ状態のままゴール。もちろん、高校生が「少し」だけ前。
半車身だけ。
「少し」ではなく、「大きな」半車身差。

こういうものだね、「競輪」って。

あと50mあれば差せた、と師匠に言ったら、
『みんなそう言います』と。

そういうもんだね。


ということで、4着争いに負けての5着。
しかし、周回遅れではないので一応の入賞。
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★★★


合計4回もレースができて、ほんっっっとうに疲れたけど、
それ以上に楽しかった。

いつも自分が見ていたことを、実際に体験できて、こんなうれしいことはない。

本当にrosuket師匠には感謝です。


最後は、写真集。
妊婦さんまで応援に来ていただいてありがとうございます。
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by akogarehotel | 2015-06-23 04:43 | 本気のサイクリング | Comments(7)  

Commented by はるかな at 2015-06-23 12:40 x
あこがれさん
大変お疲れさまでした。
ナンバー付きのヘルメット、レース気分倍増しますね。
さて、次のレースは?
Commented by rosuket at 2015-06-23 15:03 x
おつかれさまでした。
今回はS取ってH取ってもうちょいでBでしたね。次回はS取って退いてからカマす…後ろ受けからの押さえ先行…中段確保からの捲り…等、自力屋のakogareさんならいろいろな戦法ができそうですね。楽しみですね。最後に…4時に起きてすいませんでした…
Commented by マサノリ・ツキノ at 2015-06-23 22:39 x
あこがれさん・・・いや、あこがれ選手、お疲れ様でした。
つかまじすごいな。もうセミプロじゃん。
ロードレース出たり競輪場で走ったり・・・いったい、どこへ向かってるのか(笑)

そのうち、「医者はやめました」なんてメール、来たりして(笑えない)
今からでもなれないの?競輪選手(冗談抜きで、年齢制限とかあるの?)
和歌山で走ってくれたら、仕事休んででも応援行くよ(笑)
Commented by みね at 2015-06-24 08:18 x
お〜!!

やったね(^^)v
Commented by akogarehotel at 2015-06-24 16:32
はるかなさん
長い旅をおつきあい頂きありがとうございます。
次は?
走らせてくれるなら、どこへでも。
はるかなさんもバンクを走りたいですよね?


rosuket師匠
本当に何から何まで、ありがとうございます。
自分が自力だということは理解しているつもりですが、初めてのレースでは、何も考えずになすがままに。本当はもっともっと頭を使え、ってことですよね。
ケイリンって、楽しいです。


ツキノさん
私なんて、単なる「下手の横好き」です。大学生には手も足も出ません。
「何やってんの、おじさん」って感じで。
おそらく戦えたと感じている高校生も、1年生とか2年生ではないでしょうか。今のままで「楽しくやっている」だけで十分です。
ちなみに、競輪選手の年齢制限は撤廃されましたが、現実的に「無理な年齢は無理」ですね。
いつかは和歌山競輪場まで「車券を買いに」行きたいです、全場所制覇のために。


みねさん
見てくれて、ありがとう。
予想外の道へ進んでます。
けど、今週からはトライアスロンのために水泳練習が入ります。
で、昨日の火曜日は夕方敷島へ行きましたよ。
1500を 24分00秒 ちょっと悲しい。
Commented by ビバ at 2015-06-24 21:39 x
全然衰えるどころかまだまだ進化してるね!
俺なんか久しぶりに泳いだだけでも沈んでしまうし(前からか)
24分悲しいってどうなん?!
Commented by akogarehotel at 2015-06-25 05:10
ビバ

そうね、ビバは高校生の頃から簡単に沈んでたから(^^)
たぶん僕は進化はしてないです。維持するのが精一杯。
練習量だけは、高校生のころよりも進化しているかも。それはほめていいのか??

海で1500mの最低義務が25分。敷島で24分じゃ、やばい。200mを3分で泳げば、22分30秒。これが常識的な水泳部の最低ラインなんだけど。
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