弱いチームが強いチームと戦う方法

弱いチームが強いチームと戦う方法


数年前のCL決勝だったかで、弱いチーム(インテル)が強いチーム(バルセロナ)に勝った方法。
それを水球に。

とはいえ、決して「勝つ方法」ではなく「戦う方法」。
さすがに勝てるかどうかは疑問。「拮抗した試合」になれば十分と思って。


【ひとことで】

リトリート(引きこもり)からの、カウンター

しっかり守って、敵にミドルシュートを打たせて、すかさずカウンター。



【理想図】

しっかりと守備体型をつくる。
ハンドアップ。
フローターになるべくボールを入れさせない。(二人で守ってもよい)
敵にミドルを撃たせる。(撃たれるじゃなくて、撃たせる)
f0131183_16460421.jpg

敵がシュートをした瞬間に、カウンター。
シュートの結果を見ずに、ボールを目で追わずに、ハンドアップの手をおろすのと同時に泳ぎだす。
失点していれば笛が鳴る。笛の音が聞こえなければ、儲けもの。
f0131183_16462523.jpg

必ずしも敵を抜く必要はない。抜こうとして一所懸命に泳ぐ。
泳いだ人の内、誰か一人でも抜けていれば、そのときに数的優位ができあがる。


なるべく少ないパス数でシュート!
理想は、キーパーからのパス1本だけ。
ということは、中継目的の中継は不要。
こぼれ球を拾うだけ。


【補足】

理想は、もちろん、なるべく下手なやつにシュートを撃たせる。(そんなことはわかっていても、あまりうまくはいかないけど。)
誰が撃とうが、キーパーが絶対に止めてくれると信じて、とりあえずダッシュ。
いわゆるバスケのような「リバウンド」はある程度あきらめる。センターバック(フローターバック)に祈る。


サイド(30度)の選手は、抜けた場合、中央に向かって泳ぐ。
f0131183_17003139.jpg
サイド以外の3選手がしっかり泳いでいれば、中央付近で4:3ができあがる。
その3選手は、抜けたサイドの選手のスペースを作るために、マークを引きつけながら敵ゴールラインまで泳ぎ続ける。
通常、敵はマークチェンジをするので、ボール保持者含めて、敵の動きをよく見ること。



【やっちゃいけないこと①:カウンターミス】
こっちが一人抜けているときに、敵にボールを奪われれば、逆に「一人抜かれている」状態。すぐに失点。

一番多いパターンがパスミス。GKからのパスミス。

GKはあせってパスを出してはいけない。
クロールで泳いでいる味方の頭のところにパスをしようなんて思ってはダメ。そんなことができるのは一流キーパーだけ。
味方がこちらを振り向くまで、決して投げてはいけない。

抜けた選手は早めに背泳ぎになり、ボールを呼ぶ。
ボールを呼んでからはクロールでもよい。

この際、キーパーは抜けている味方選手にジャストのボールをパスする必要はなく、
その選手の数メートル先にボールを落とせばよい。遠くに投げすぎて、敵キーパーに奪われては元も子もないので、そのためにも抜けた選手は早めに振り向く必要がある。むしろ、敵選手と競りながらでもいいから、早めに振り向く。

早めに振り向いていれば、万が一、敵ボールになっても戻って来れる可能性がある。



【やっちゃいけないこと②:カウンター以外で攻めること?】
以下はチームの基本方針なので部長さんの判断で。
ただし、強いチームがゾーンで守っているところを、弱いチームがこじ開けて点を取れるか…


このひきこもり作戦は、そもそもが守備体型を整えた状態で話が始まる。
守備を整えられないのでは何も進まない。


たとえば、失点からの再スタートのとき。決して無理に攻めない。
下手なシュートを打たされて、逆にカウンターを食らってしまうことが多い。

フローターだけ、前に泳がせて、残りの5人はハーフライン付近でパスを回しながら、ウロウロしていればよい。
フローターへボールを入れる必要はない。無理なパスは絶対にダメ。
それでも敵にボールを奪われそうになったらキーパーに返せばいい。
30秒(?時代によって長さが違うので?)ルールだけ気をつけて、残り時間が少なくなったら、敵コーナーへボールを捨てる。
そして、急いで戻って守備。カウンターのために、体力を温存する。


これは、カウンターに失敗したときも同じ。
無理に攻めようとせず、とりあえずボールキープ。一番の安全策はキーパーがどこにも投げないこと。無理なパスをして奪われるくらいなら、よほどマシ。
カウンターに失敗したと思ったら、ダッシュしたフォワード陣はゆっくりと帰ってくればいい。
全員が帰ったころ合いを見て、ボールを敵コーナーへ捨てる。



…という試合は見ていて「戦闘意欲の欠如」と言われるかもしれない。でも、本当に拮抗した試合で、1点を争う時には有効な作戦。

でも、部長さん(キャプテン、主将)が自信を持って、どのような作戦にするか決めればよい。
堂々としていれば、誰も文句は言わない。



【練習方法】
水球プールなら、3対3で、攻撃側(先にミドルシュートを撃つ側)は、わざと失敗シュートを撃ち、シュートしたあとに戻らない。
ミドルシュート後に何秒でこちらのシュートに持って行けるかを競う。
キーパーの正確なパスの練習。キーパーとの合図も練習。なるべく早く振り向く練習。

その後、攻撃側(ミドルシュートを撃つ側)の戻る人数を、一人、二人、と増やす。

本当は、「敵フローターにパスを入れさせない練習」も大事。つまり、センターバックの巻き足。
敵フローターへ2人でのマークができるとうれしいけど、そこまでは…

基礎練習としては、ハンドアップしたまま巻き足で25メートル8本、とか。
ハンドアップ後ダッシュ4かき後背泳ぎダッシュ、とか。


【練習方法(敷島)】
2コース借りれれば、1:1からカウンター練習。
ミドルシュート役がわざと失敗して、ディフェンス(練習本人)はハンドアップからダッシュして背泳ぎになってボールをもらって、さらに25mドリブル(つらそう)。
キーパーのパス感覚の練習になる。前高じゃ、距離感がわからないから。


★★★

質問あれば、コメント欄などへ。または直接どうぞ。

こんなこと知っているよ、だったら時間の無駄をさせてしまい、ごめんなさい。




[PR]

by akogarehotel | 2001-04-01 14:57 | ただの日常日記 | Comments(0)  

名前
URL
削除用パスワード

<< 【第6章】ミャンマー前編(H1... 放射能メモ >>