2057. 関東選手権という大会 平成29年7月9日(日)
関東選手権という大会 平成29年7月9日(日)
日曜日のお仕事。
グリーンドーム医務室。
関東選手権:
県別の対抗戦。社会人大学生高校生が、ごちゃまぜで対戦する。若手に経験を積ませる試合とのこと(シミズさん)。
外は気温35℃の炎天下。
でもグリーンドームは冷房完備。
こんな日に屋外で運動したら死んじゃうよ。ドーム万歳。
しかも、モニターでは小松島記念放映中。
競輪を見ながら仕事をしていい職場があるか??
………
ということで、医務係。
誰も何も起こさなければ、なーーんにも仕事がないのだけれど、そうはいかない。
ケイリン女子で落車。
最終4コーナーで足が終わって、外によれた。これは致命的。
なおかつハンドルから手を離して、ペダルも止めた。
今回が初レースだという。是非もなし。
顔面から落下して、脳震盪と顔面裂傷。救急車搬送。
みなさん、落車しないでください。
審判が許しても、俺が許さない。
………
ケイリン競走の先頭誘導員は、水島洋一さんという元選手。(上の写真の最内の白い競輪用ヘルメット)
名前、知ってるよね?あまりにも有名すぎる。
誇張なく、20回くらいは予想紙で見て、3回くらいは現地で応援したことがある。
その水島さんの弟が医者だそうで、まずビックリ1。
しかも、専門が神経内科(群馬大学)と聞いて、ビックリ2。
モロ同業者です。神経内科って、医者のなかでもずば抜けて希少種なんです。
神経内科と競輪選手の兄弟が存在しうるってのも驚きです。
水島さん自身は、3年前に「50歳になったので引退した」と。
………
競技としての「ケイリン」は先頭誘導員が時速50kmで走ります。速度を安定させるため、バイクか電動機付自転車を使います。今回は電動機付自転車でしたが、
「電動機なんかなくても時速50kmで誘導できるよ、そりゃ今でも。」
さすが元S級選手です。
「でも、(ギャンブルとしての、通常の)競輪で時速50kmで誘導することはないよね。なぜなら…」
なぜなら…
「そんなスピード出したら、選手が付いてこれない」
………
ケガの対応以外は自由時間。
有効に使わせていただきました。
ここどこ?
カメラを引いてみましょう。
ローラーが9台並んでいる!
そう、選手専用のローラー。レース前後に選手がアップやダウンをするためのローラー。
前橋に来た選手が全員使うローラー。
市田も神山も吉岡も使ったであろうローラー。
特別に許可をいただいて乗らせてもらいました。
仕事に来た甲斐があったね。
これだけで十分。
寸暇を惜しんで、30kmも回せたので、練習も十分です。
by akogarehotel | 2017-07-12 00:23 | 競輪ブログ | Comments(0)