【17】鹿覗きの宿、鶴屋(群馬県四万温泉)
鹿覗きの宿、鶴屋(群馬県四万温泉)
ひとり一泊4万円、二人で泊まれば一泊八万円の豪華温泉旅館。
結論から言うと…
うーーーーーーーーん、いいんだけど…
もうちょっと、その、それとか、あれとか、、
四万(しま)温泉は群馬の山奥。その中でも鶴屋はもっとも奥地にあり、もう少しで新潟県の県境。といっても、道路はそこで行き止まり。携帯電話は、当たり前のように圏外。
そんな超山奥の由緒正しき温泉。戦国時代に開かれたといい、有名な真田一族が利用したと言う。
GWだというのに、時間の流れを感じさせない、ゆっくりと楽しめる温泉と旅館。
とりあえず、第一印象は「すばらしい!」
これは間違いないんです。
【データ】
平成19年GWに2泊。料金は上記。
①ハコ 10点
木造3階建て。18部屋。
小さな旅館だから、玄関から部屋も近いし、お風呂も近い。
大きな温泉ホテルと違う大きな利点。
②寝室 10点
とりあえずすばらしいのが、
その1
各部屋に露天風呂付。
とってつけたような風呂ではなく、それぞれが凝ったつくりの一人前の露天風呂。
大浴場なんか行かなくて、自分の部屋のお風呂だけでも十分楽しめる。
(だから大浴場がすいているのもベリーグッド)
湯温の調節が難しいのちょっと困り者。
その2
数奇屋造り
って知ってる?部屋の周囲に一回りの廊下がある。無駄なつくり。贅沢な無駄。
部屋の周囲に廊下なんて要らないでしょ、普通。
でも、この廊下は歩くためではないんです。
部屋の温度を保つためにあるんです。
廊下があるために、外気が直接部屋に入ってこない。そのために、山奥の寒いところにある温泉だけど、部屋の中はそれほど寒くならないんです。
外周廊下ってのは、大事な無駄物なんです。
③浴室 9点
部屋付の露天風呂は、それだけでも一人前のしっかりしたもの。
湯温調節がむずかしいので減点。
そのぶん大浴場が小さい。また、大浴場にも露天風呂があるが、時間帯によって男女の利用が制限される。
ちょっと不便。
ま、部屋でがまんしろよ、と言う意味ですね。
④部屋総合 10点
各部屋、および建物全体、文句のつけようがないですよ、ほんとに。
⑤フロント 9.5点
声をかけていないのに、フロント前を通ると、人が出てきて「何かおこまりですか?」と。
いったい、どこで見ているんでしょう。
いたれりつくせりで、しかも、うざくない。
なぜ減点?
それは下記に。
⑥他の働く人 10点
温泉旅館で働く人は、すばらしい人ばかり。ま、営業用でしょうが。
常に笑顔で、どんな面倒も聞いてくれる。
どこぞのホテルも少しは見習ってね。
⑦ルームサービス(部屋食) 10点
ここの旅館の食事はすごいよ。
文字では書きつくせません。食べた人にしかわからない。
東京都知事ナントカ賞というのを受賞した料理人さんだという。
食事以外に、「コーヒーでもありませんか」と軽く聞いたら、すぐに持ってきてくれた。
このアナログなサービスが和風旅館のいいところです。
⑧ホテル内施設 7点
大浴場だけなんです。
一応、売店くらいあるけど。
決められた時間の食事(朝夕食)はすばらしいけど、
それ以外に、おなかがすいたら…のどが渇いたら…
この辺が豪華温泉旅館のアキレス腱ですね。
部屋の冷蔵庫のコーラくらいしかない。
喫茶室くらいあるといいね。
⑨宿泊客層
宿の駐車場には外車ばかり。
そりゃそうだ。こんな山奥にある、この金額の旅館だから。
⑩総合
とまぁ、「すばらしい旅館」には間違いない。
んだけど、、、
露天風呂の湯温の調節が非常に困難。
これは四万温泉の源泉が豊富で熱すぎるから。
ま、仕方ない。目をつぶろう。
「女将」が存在しない
2泊したのに一度も会わなかった。おそらく「女将」という役職が存在しないようだ。
僕は気にしないけど、女将って温泉の顔のような気がするから。。
っま、好みの問題だから目をつぶろう。
玄関やフロントで本を売っている。
それが、
この温泉旅館の社長が成功した経過を自慢した自叙伝
なんだよ、それ。
つまり、僕らが払った金額が、なんか笑われているみたいじゃない?
僕らは、ここの社長にうまくのせられているみたいじゃない?
せっかくこんないい温泉旅館なんだから、
玄関先で社長の自叙伝なんて宣伝しなくていいなじゃない?
どうしても「社長の自叙伝」だけは目をつぶれない。
いい旅館なんだけどね。
真田昌幸クラス:悪くはないが使いずらい。
ひとり一泊4万円、二人で泊まれば一泊八万円の豪華温泉旅館。
結論から言うと…
うーーーーーーーーん、いいんだけど…
もうちょっと、その、それとか、あれとか、、
四万(しま)温泉は群馬の山奥。その中でも鶴屋はもっとも奥地にあり、もう少しで新潟県の県境。といっても、道路はそこで行き止まり。携帯電話は、当たり前のように圏外。
そんな超山奥の由緒正しき温泉。戦国時代に開かれたといい、有名な真田一族が利用したと言う。
GWだというのに、時間の流れを感じさせない、ゆっくりと楽しめる温泉と旅館。
とりあえず、第一印象は「すばらしい!」
これは間違いないんです。
【データ】
平成19年GWに2泊。料金は上記。
①ハコ 10点
木造3階建て。18部屋。
小さな旅館だから、玄関から部屋も近いし、お風呂も近い。
大きな温泉ホテルと違う大きな利点。
②寝室 10点
とりあえずすばらしいのが、
その1
各部屋に露天風呂付。
とってつけたような風呂ではなく、それぞれが凝ったつくりの一人前の露天風呂。
大浴場なんか行かなくて、自分の部屋のお風呂だけでも十分楽しめる。
(だから大浴場がすいているのもベリーグッド)
湯温の調節が難しいのちょっと困り者。
その2
数奇屋造り
って知ってる?部屋の周囲に一回りの廊下がある。無駄なつくり。贅沢な無駄。
部屋の周囲に廊下なんて要らないでしょ、普通。
でも、この廊下は歩くためではないんです。
部屋の温度を保つためにあるんです。
廊下があるために、外気が直接部屋に入ってこない。そのために、山奥の寒いところにある温泉だけど、部屋の中はそれほど寒くならないんです。
外周廊下ってのは、大事な無駄物なんです。
③浴室 9点
部屋付の露天風呂は、それだけでも一人前のしっかりしたもの。
湯温調節がむずかしいので減点。
そのぶん大浴場が小さい。また、大浴場にも露天風呂があるが、時間帯によって男女の利用が制限される。
ちょっと不便。
ま、部屋でがまんしろよ、と言う意味ですね。
④部屋総合 10点
各部屋、および建物全体、文句のつけようがないですよ、ほんとに。
⑤フロント 9.5点
声をかけていないのに、フロント前を通ると、人が出てきて「何かおこまりですか?」と。
いったい、どこで見ているんでしょう。
いたれりつくせりで、しかも、うざくない。
なぜ減点?
それは下記に。
⑥他の働く人 10点
温泉旅館で働く人は、すばらしい人ばかり。ま、営業用でしょうが。
常に笑顔で、どんな面倒も聞いてくれる。
どこぞのホテルも少しは見習ってね。
⑦ルームサービス(部屋食) 10点
ここの旅館の食事はすごいよ。
文字では書きつくせません。食べた人にしかわからない。
東京都知事ナントカ賞というのを受賞した料理人さんだという。
食事以外に、「コーヒーでもありませんか」と軽く聞いたら、すぐに持ってきてくれた。
このアナログなサービスが和風旅館のいいところです。
⑧ホテル内施設 7点
大浴場だけなんです。
一応、売店くらいあるけど。
決められた時間の食事(朝夕食)はすばらしいけど、
それ以外に、おなかがすいたら…のどが渇いたら…
この辺が豪華温泉旅館のアキレス腱ですね。
部屋の冷蔵庫のコーラくらいしかない。
喫茶室くらいあるといいね。
⑨宿泊客層
宿の駐車場には外車ばかり。
そりゃそうだ。こんな山奥にある、この金額の旅館だから。
⑩総合
とまぁ、「すばらしい旅館」には間違いない。
んだけど、、、
露天風呂の湯温の調節が非常に困難。
これは四万温泉の源泉が豊富で熱すぎるから。
ま、仕方ない。目をつぶろう。
「女将」が存在しない
2泊したのに一度も会わなかった。おそらく「女将」という役職が存在しないようだ。
僕は気にしないけど、女将って温泉の顔のような気がするから。。
っま、好みの問題だから目をつぶろう。
玄関やフロントで本を売っている。
それが、
この温泉旅館の社長が成功した経過を自慢した自叙伝
なんだよ、それ。
つまり、僕らが払った金額が、なんか笑われているみたいじゃない?
僕らは、ここの社長にうまくのせられているみたいじゃない?
せっかくこんないい温泉旅館なんだから、
玄関先で社長の自叙伝なんて宣伝しなくていいなじゃない?
どうしても「社長の自叙伝」だけは目をつぶれない。
いい旅館なんだけどね。
真田昌幸クラス:悪くはないが使いずらい。
by akogarehotel | 2007-05-11 15:11 | ホテル日記 | Comments(0)