2017年 05月 03日 ( 1 )

 

2033. 垣間見えたもの 平成29年4月28日(金)

垣間見えたもの 平成29年4月28日(金)



一般的な競輪ファンは、

競輪場で働いている人間に対して、


 お前らが給料もらえるのは、誰のおかげだ?


と、当然のように思っている。


走路補助員にだけでなく、車券売り場のおばちゃん、そして審判に対しても、

「俺たちの車券の売り上げで、給料をもらってるんだろ」と。



………



今回は、そんな「一日中ギャンブルばっかりやっているゴミみたいな奴ら」(褒め言葉)の「超絶・上から目線」を受ける側に立ってみました。

↓走路補助員という仕事

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数年前に始まった「ミッドナイト競輪」。

夜9時から12時までレースを行う。風営法のために、お客をいれることはできない。

ネット投票でのみ車券が買える。客はパソコン画面から応援する。

全レース7車立て。


こんなつまらない企画で車券が売れるのか?

大声で応援できないなんて、どこが面白いの?


と思われていたが、

実際は、予想以上の売り上げになった。



ミッドナイト開催の売り上げ:1億~1億5000万

ミッドナイト開催の経費:5000万

 … お客が来ないので警備員など不要。経費が圧倒的に安い。


昼間開催FIIの売り上げ:3000万~8000万

昼間開催FIIの経費:8000万



平日の昼間っからギャンブル場へ足を運べる人間と、

夜の隙間にスマホをポチポチできる人間と、

どっちが多いか、そんなのみんなが知ってるからね。


しかも「競合物件」がない。

競馬、オート、ボートともに、ナイター(午後9時まで)はあるけれど、ミッドナイトレースはない。これらが売り上げ好調の理由。

当初は、周辺住民に迷惑であるため、「ドーム式」の競輪場でのみ開催が許可されたが、、、こんだけ売り上げがいいので、いつのまにか、、俺も、俺も!

西武園、奈良、佐世保、、、、青森までも!?

雪国の夜に屋外で自転車に乗れるのか?

(以上、お仕事の合間に、審判員さんが話してくれた。)



とはいえ、、、

やはり、


お客にとって、楽しいのか?

叫ばなくても、楽しいのか?

これでは自転車競技ではなく、完璧に「ギャンブル」。

夜中に小銭をいじくるどこぞの公務員をあてにしている程度でしょ。

もっと太い客が欲しいよね。


残念だけど、無観客試合では「自転車競技」をアピールない。客層はなかなか広がらないだろうなぁ。

とはいえ、目先の売り上げに走らざるをえない競輪界の現状には、十分に同情します。

「ミッドナイト」じゃなくて、「ナイター」に力をいれろ!って、散々怒鳴っているんですけどね。



………



さて、お仕事のお話。


結構大変ですよ、これ。

ひとつのレースが始まって、次のレースの展示が終わるまで、ずっと直立不動。

それを7回(昼間は12回)。

気が遠くなりそうだね。


さらに、毎レースごとにスタート装置を設置。

あれが、重たいのなんの。

落車があったら、急いで駆けつけて、ヘビー級の選手を担架に乗せて、コースの安全確保。バンクを箒で掃除して、と大忙し。

汗かいて、ジャージを脱ぎたいけど、それは無理。

最終日は審判塔などの設備の片付け、そして選手休憩室の掃除。



世の中に、らくな仕事なんてないよ。






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by akogarehotel | 2017-05-03 22:53 | 競輪ブログ | Comments(4)