カテゴリ:放射能と医療の真面目な話( 45 )

 

友人からの年賀状 平成25年1月4日(金)

友人からの年賀状 平成25年1月4日(金)


大学時代の同級生からの年賀状(年賀メール)を紹介します。
本人の承諾を取ってないので、一部伏字です。承諾を取りたいけど連絡のアテがないから。


★★★



産婦人科の○○○○です。あけましておめでとうございます。
現在は、静岡県浜松市にある○○○病院に勤務しておりますが、
昨年11月より国境なき医師団の派遣によりザンビア共和国のLuwinguというところで医療活動中です(4月いっぱいまで)。
活動の目的は、現地の医師や看護師などのcapacity buildingです。
この地域は周産期死亡率や新生児死亡率などが高く、産婦人科、新生児科のニーズが高いところです。
しかし、いろいろなモノが足りない状況です。
医師が少ないのは当たり前で、そのためにclinical officerと呼ばれる、医師ではないが、限定的に
医療を行う資格を与えられた人たちも医療を行っています。
足りないモノとは、別に高度な医療機器や高価な薬品ではなく、
日常、僕らが使用しているラクテックや生食、アンピシリンやゲンタマイシンなどの基本的な薬剤です。
さらに、滅菌ガーゼなどは、ほとんど準備されていなく、何度も同じことを言って準備されるという状況です。

この2ヶ月間で経験した症例としては(周産期に限りますが)、
子宮破裂2例(当然胎児死亡)
子宮内胎児死亡5-6例(新生児感染症か低栄養で死亡)
新生児死亡5-6例
母体死亡2例
マラリア感染多数
HIV陽性妊婦20例以上(妊婦の2-3%が陽性です。)
などなど。
日本にいるときにはほとんど経験することのない症例でした。

ザンビアと日本を比較してみると、つくづく日本の患者は、医療によって生かされているんだな、と実感しました。
しかし、日本の患者は、自分の思い通りの治療結果とならなかった場合はすぐに訴訟を起こすことが多いと思います。
ザンビアでは、命が助かってなんぼなので、多少のトラブル(例えば、術後の創部離開や感染、突然の手術のキャンセル)
に対しては、何も言ってこない。

色々と考えさせられる日々を送っております。

ざっくばらんに思いついたことを記載させていただきました。

皆様、今年もよろしくお願い申し上げます。


★★★


いかに、自分が幸運かを感じさせられます。



自分も、

子供が独立したら、アフリカ(特にモロッコ)などを夢見ていますが、実際に行動に移せるかどうか。。。。
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by akogarehotel | 2013-01-05 10:34 | 放射能と医療の真面目な話 | Comments(0)  

久しぶりに放射能の話 平成24年12月24日(月)

久しぶりに放射能の話 平成24年12月24日(月)


先日、伊香保で大学の先輩と話していて、結局同じ意見だったので、自信を持って、

その先輩が言うには、、


「50円のフリーで負けるなんて、出直して来い!」


ま、学生時代に何度もそう言われたけど。。。。



じゃなくて、


『除染なんて言葉はない。単に、巻き散らかしているだけ。』


放射性物資は、どこに行っても放射能を放出し続ける。
セシウムの半減期は30年。30年たつまでは、どこに行っても永遠に放射能を出し続ける。(もちろん、その後も出し続ける。)
だから、ゴシゴシ洗って流したって、、、、
ホコリやチリを一生懸命集めたって、、、、
そのゴミを焼却場で燃やしたって、、、、

セシウムがどこかへ飛んでいって、あるいは、どこかへ流れていって、
そこで放射能を出し続ける。


先日のニュースで、

「水上町(群馬県)では除染が終了し、街がきれいになりました。」

これは、

「水上町の放射能汚染物質は全て利根川へ流して捨てました。」

と全く同義語。
勘違いしている人が多すぎる。
除染のための予算とか、おかしいだろ。


放射能汚染地域に指定されると、国から除染費用が補助される。例えば、群馬県の沼田市。
沼田のリンゴは今も昔も、おいしくて有名です。

おかしい世の中だ、これ。


放射能汚染物質は全てを集めて、フクシマへ戻すべきだ。
もちろん「フクシマ」とは、福島市や福島県のことではなく、フクシマダイイチゲンパツのこと。もはや世界共通語。

原発の中にシェルターを作って、放射性物質を濃縮させてしまいこむ。これ以外に、世界を綺麗にする方法はない。
しかし、もう海へ大量の放射性物資を垂れ流してしまったので、手遅れだけど。。


福島原発跡地に貯蔵施設を作る!

なんて言える政治家がいたら、全力で応援するんだけど。。。
そんなことが言えるのは、石原さんくらいだろう。


……………


『原発を動かさないということは、火力なのか』



「原発反対」って言えば、猫も杓子もマスコミも付いてくるから、
人気を取りたい政治家が、声をそろえて合唱する。


原発反対ってことは、現実的には火力発電に依存。
京都議定書なんて完全無視のCO2排出。地球温暖化促進。

放射性セシウムは、30年たてば半分になる。60年たてばさらに半分。
100年もすれば影響はほぼなくなる。

でも、もしも地球温暖化が進んだら、100年後には南極が消失しているかもしれない。
どっちがいいの?


「代替エネルギーのメドがたってないのに、原発を廃止するなんてアリエン」
これは石原さんの発言。
まさに、そのとおり。大絶賛。


私的日本経済予想

スタート:原発廃止+天然ガス発電依存

天然ガス高騰。貿易赤字。

日本の経済力低迷

インドに抜かれる(もう抜かれてる?)

円価値下落

物価下落

「日本って、安くっていいよね」と各国から旅行者。今の東南アジアなどのように。

貧富差拡大

……




自民党になって、原発新増設もありえるというニュース。
リンク
自民党には投票しなかったけど、結果OK。


まだ、何も終わってはいないというニュース。
今年も福島産コメから放射能。
リンク
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by akogarehotel | 2012-12-25 00:59 | 放射能と医療の真面目な話 | Comments(0)  

小児甲状腺癌の発生率によるゴマカシ 平成24年11月17日(土)

小児甲状腺癌の発生率によるゴマカシ 平成24年11月17日(土)


久しぶりに放射能の話題。

完全に想定内のことなのだが、


Fukushimaの18歳未満に甲状腺検査をした結果、
甲状腺癌の可能性が高い症例が一人。
リンク

9月の時点で、100人のうち36人に甲状腺に癌の疑い。
リンク

甲状腺癌の発生率
10歳未満小児100万人に1人
リンク



福島県で18歳未満を対象に進めている甲状腺検査で、癌の疑いが非常に強い症例が一人見つかったという。

これに対して、

「福島県の未成年は38万人もいる。38万人に一人見つかったくらいで問題ではない。」

という意見があるが、

①まだ38万人全員に検査を実施できていない。

②そもそも、これが【重要】。
甲状腺癌は、他の癌と同じように成人以降なら、ある程度の率で発症する疾患であり、決して珍しい病気ではない。
しかし、「小児の」甲状腺癌となると、非常に稀であり、統計を取ることすら不可能。一応、上記のリンク先のように、

「小児(10歳未満)の甲状腺癌は100万人に1~2人」

との数字が出されているが、
100万人の未成年て、どれくらい?
福島県レベルで38万なのだから、さらに3倍。3県に一人、というKLE並みの激レアな発症率。
日本全国でも10人から20人?それが小児の甲状腺癌。

そんなレアが一人発見され、
どうせ、次も出てくるはず。
とすれば、当然、放射能の影響ということで結論OKなはずだが、、

福島県立医大のコメント
『チェルノブイリは事故後4年で最初の一例。今回はまだ事故後1年半。放射能との影響は不明。』


アタマがおかしいコメントであることは、誰にでも分かると思うが…

「県立」だから、「本当のコト」を言ってしまうとクビなんだろうね。でも、それでもホンネを言って欲しいが。


日本の医療が世界一とは思わないが、チェルノブイリ近辺と比較したら、そりゃ格段に違う。
だからこそ、福島県全域で甲状腺検査を実施しているわけだ。
そして、だからこそ、4年ではなくて、1年半で発見できたわけだ。
1年半で発生したことを理由に、「放射線事故と関係がない」なんて言えっこない。


ついでに、

1年半で1例ということは、4年めには何人発見されるのだろう?
3県で一人の割合の小児癌が、もしも福島だけで数人発見されれば、、、
それでも、屁理屈をこねて「関係がわからない」と言うのだろうか。


たぶん、どちらでもない。
おそらく何も報道されずに、みんなが忘れるのをひたすら待つのでしょう。

「便りのないのは、悪い便り」


★★★

内部被爆を世の中が無視しすぎてる。
あの頃、

「すぐに人体に影響が出ることはありません。」

と何度も言われていたはず。
日本語が正確に使える人間なら、このフレーズに続く言葉は、

「今は大丈夫。だけど、数年後までは責任を持てません。(そもそも、その頃まで私が政府与党ではないかもしれないし。)」

事故発生当時から、「数年後は心配」と言われていたものが現実になっただけのことなのだが、、



平成23年3月12日から19日までの間に、Fukushimaから100km圏内に生活しながら、吸い込んだ放射性ヨウ素が、甲状腺に蓄積して癌を発生させた。

そんなことは誰にでも分かる事実。当時、福島県民全員にヨウ素剤が処方されたのだから。

甲状腺に集積した放射性ヨウ素は、その後もジワジワと放射線を出し続ける。これが内部被爆。
放射性ヨウ素の半減期は約1週間。
1週間で半分になり、2週間で4分の1になる。とはいえ、吸入量が多ければ、そこそこの影響量になり、細胞分裂の盛んな小児に対して、より大きな影響力を持つ。


ちなみに「Fukushima」とは、福島県でも福島市でもなく、
世界的に常識となった
「フクシマ = 福島第一原発」のこと。

同じ県内でも、会津若松以西と郡山では大きく違うし、
そんなことよりも、隣接県が「対岸の火事」的な態度でいいのだろうか。

群馬県沼田市なんてのは、チェルノブイリ避難区域級の放射性物質が降下したのに。
もちろん、甲状腺検査なんてしてないし。
でもって、冬の「空っ風」は北から吹いてくるんだよなぁ。


今年のお正月も遠くへ行っとこう。


そして、伏見はやはり偉い!
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by akogarehotel | 2012-11-18 19:26 | 放射能と医療の真面目な話 | Comments(0)  

平成23年3月11日以降の日記   

書こうと思いながらも、暇がなくてなかなか書けなかった日記。記録として。


平成23年3月11日(金)

いつものように、仕事をさぼりながら昼休み。
マトリクスでWCCF。忘れもしない全白アーセナルをプレイ中に大地震。
プレハブのゲーセンは、天井が落ちそうになり外へ避難。
地面は割れてないようで一安心、というくらいの揺れだった。

さすがにゲームを中断して帰宅。

本棚の隣で昼寝中の長女。。。。
まだ、余震があるのに、、、。

テレビで「大津波警報」と言いながらも、テレビに映っているのは「中くらいの津波」。
どうなんだろう、と思いながら午後の仕事。


…その後は、テレビの報道通り。



平成23年3月12日(土)

なんだか福島原発があやしい、というニュースを気にしながら、
午前中は、完全にいつもどおりに普通に仕事。
「花粉症なんです」という患者が来るが、内心、「そんなことより、もっと大事なことがあるだろ!」と言いたくなった。
でも、お客様は神様です。


(確か正午頃?)福島原発で最初の爆発。

子供は外出禁止。換気扇を止めて、家の中でテレビ見たい放題。
一応、避難を考えて、家族全員の車のガソリンを満タンにしておく。
ガソリンスタンドはガラガラだった。
みんな、なんでそんなに余裕なの?

さらに、避難時用に水、保存食、懐中電灯、毛布などを車のトランクへ。



平成23年3月13日(日)

「水蒸気爆発だから心配ない」みたいな報道。
あー、そう?
放射能は落ちてこないのね、前橋には?

「ただちに影響はない」という報道。
そりゃ、「ただちに」はね。
広島原爆は30年後に白血病発症。


この日、もう1回爆発があったかと記憶しているが、

とりあえず「自宅で様子を見ておきましょう」。
医者が好きな言葉です。



平成23年3月14日(月)

仕事を臨時休業。(親が代打。)
いつでも避難できるように自宅待機。

子供ももちろん、幼稚園をお休み。というか、こんな日に幼稚園に行って外で遊ぶとか、アタマオカシイ。
中学生が校庭をマラソンとか、ドウニカシテ。


もちろん、子供は室内で遊ばせて、テレビばっかし。
自分は、小さなテレビを別につけて、常に福島の映像確認。

何度も飛び出したくなったが、結果的には、この日も我慢。
(この日に出発しても正解だった。)



平成23年3月15日(火)

もともと火曜日は仕事がお休み。
子供と一緒に自宅待機。テレビにかじりつき。

午前中。福島が燃え出した。爆発ではないけど、黒い煙がもうもうと燃えて大きくなった。

我慢の限界。

午後1時。子供たちをプリウスに乗せて神戸へ出発。中学生の甥も一緒に。
妻は仕事のため居残り。
大人一人(私)と子供3人のドライブへ出発。

(結果的に、ギリギリ。群馬県にチェルノブイリ並の放射性物質が降下したのは、3月15日からの1週間と言われている。)


渋滞を予想したけど、全然なし。
だから、なんでそんなに余裕なの、みなさん?
ま、大人だけなら大丈夫なんだろうけどね。

上信越道から中央道へ。ひたすら西へニシヘ。
3時間くらい走り、松本をだいぶ越えたSAで一時休憩。

レストランで隣の席にいた人が携帯電話で、
「早くそこを避難しろ」と怒鳴っていた。


名古屋に着いたのが午後6時過ぎ。
SAで夕食。
中学生の甥がいてくれたおかげで、小さな子供2人がむしろ楽しそう。
さらに、プリウスのガソリンが全然減らない。
すごいな、プリウス。


夕食後、ちょっと眠くなりながら、夜の京都大阪を通過して、午後9時に神戸のおじいちゃんちへ到着。
プリウスのガソリンが4分の3くらい減っただけ。
一応、満タンにしておく。
子供たちは、車で熟睡していたので、おじいちゃんちで元気たっぷり。


お風呂に入って、
子供を寝かしつけながら、自分も仮眠して、、

深夜0時、寝ている子供たちを残して、前橋へ向けて出発。



平成23年3月16日(水)

夜のドライブは慣れているし、音楽さえかければ嫌いではない、、が、、

関が原で小雪。。。さすが、関が原。
当然、ノーマルタイヤ。
峠を越えるまで、神経使いすぎ。使わされすぎ。

ゆっくり走りすぎて、名古屋だか一宮あたりで、夜が明けてきた。
SAで1時間ほど仮眠。


中央道に入ったところで、ガソリン補給。
もちろんプリウスのガソリンは、まだたっぷりと残っているが、のちのちのために満タンにして帰りたい。
ところが、予想通りとはいえ、

「5リットルまで」

という給油制限。
プリウスだから問題ないけど、、一般車だったら次のSAまでたどり着けるのか?


最後に横川SAで5リットルだけ給油して、電池とお菓子(保存食)を買い込んで、前橋へ到着。


午前11時。
本日(水曜午前)の仕事も親に代打を頼んであったので、そこで交代。
仕事は手抜きで流す。

病院に来る暇があったら、他にすることがあるんじゃない?
ガソリンスタンドに並ぶとか。(この時点で前橋でも当然、給油制限。)


職員のみなさんへ、おみやげ(電池と保存食)を渡して、
「ガソリンがないなら出勤しなくてよい」
「子供が家に残ってて世話が必要なら出勤しなくてよい」と通知。



平成23年3月17日(木)
平成23年3月18日(金)

仕事。
ガソリンがもったいないから自転車通勤。
帽子を深くかぶって、マスクで。

そんなことしても意味なくてダメ、という感じだが、、、
結果的には、自動車通勤するべきだったかな、と。。
でも、ガソリンもピンチだったし、、、

で、普通にお客さんが来るわけで、、、

なんで、外を普通に歩いているの、子供が??




平成23年3月21日(月祝)

妻が迎えに行き、子供たちが神戸から帰宅。

もっと滞在していて欲しかったが、子供だけでは1週間が限界だったようだ。

今になって思えば、
翌日の3月22日(火)と23日(水)に雨が降っていた。
前橋では、3月15日から3月22日までの間に放射能が降り積もったと言われている。

妻に言わせれば、

終園式と英語の発表会があるから、

と言うが、、、、


高校の卒業式をズル休みした私にとっては、そんなものの価値なんて…
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by akogarehotel | 2012-07-25 22:43 | 放射能と医療の真面目な話 | Comments(2)  

前橋の水、と、水の玉 平成24年7月9日(月)

前橋の水、と、水の玉 平成24年7月9日(月)


先週の話。
子供が、学校でもらった、と言って、ペットボトルのミネラルウォーターを持ってきた。
「脱水症に対する啓蒙活動として前橋市から支給されました」
とのこと。

で、その水がこれ↓
f0131183_13142667.jpg

「赤城山の天然水」

赤城山のワカサギの放射能が、いまだに基準値を超えているのは、どうしてなのでしょう?
そんなことも知らないのでしょうか?
もう放射能問題って、解決したのでしょうか?
脱水症よりも放射能問題を啓蒙してください。

こんな天然水をもらうくらいなら、水道水をもらったほうがマシ。ホルムアルデヒドが入っているほうが、100倍マシ。

しかも、よりによって、小学生に配布するとか、、、前橋って。。。。
もちろん、速攻で流しに捨てた。大量の水とともに洗い流した。


ちなみに、毎週金曜日の介護審査会でも、同じ水が提供される。
もちろん、触れずにそのまま置いてくるが、高齢の審査員はガブガブと飲み干している。ま、あなたの年齢なら、、、、、


……


もう1つ、水に関わる話。
水の玉の話。

アマゾンで注文した私の「おもちゃ」が届いた。
f0131183_131418.jpg


水球のボール。
バレーボールよりちょっと大きく、
サッカーボールよりちょっと小さい。
以前はオレンジ一色だったが、最近は模様が許されるようになったようだ。

試合中は、頭の上で何度も振り回すので、片手で持てないとお話にならない。
持てたとしても、10回くらい振り回しただけですっぽ抜けてしまっては困る。

これからは仕事の合間に振り回して、握力を鍛えることにしよう。


それにしても便利な世の中。
昔は、水球のボールなんてレアなものはなかなか手に入らなかった。
スポーツ用品店で一所懸命注文して、1ヶ月待ちとか。
アマゾンなら3日あれば余裕で到着。素晴らしい。


……


今日、昼休みに泳いでいたら、同じコースのおばちゃんから声をかけられた。

「ジャパンの人ですか?」

ジャパンというのは「日本代表」という意味ではなく、「マスターズジャパン大会」のこと、たぶん。
各県のマスターズ大会でそこそこの成績を出すと出場できる全国大会のこと。引退した大人向けの大会なので、そんなにレベルは高くない。

でも、なんだかいい感じ?てれますねー。
おばさんだけど。

「いえ、単なる趣味です」
と答えておいた。


昼休みのわずかな時間に泳ぎこんでいるので、自然と「もがき気味」になってるから、まわりから見たら速いのだろう、、、
さらに、迷惑でもあるはず。。。。
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by akogarehotel | 2012-07-11 13:14 | 放射能と医療の真面目な話 | Comments(2)  

スポーツではなく、医療ネタ  平成24年6月13日(水)

スポーツではなく、医療ネタ。


アメリカの競泳選手の死因 リンク


「遺伝性の動脈硬化」による心筋梗塞

一般的には、非常に稀と言われているし、おそらくその通りでしょう。
不運としか言えない。


去年のサッカーの松田選手も、公表上は「心筋梗塞」。
確率論的には信じがたいのですが、、、
同じ状況かもしれない。

ちなみに、「遺伝性ではない」動脈硬化は、いわゆる生活習慣病。
予備軍がそこらじゅうにウロウロしている。

……

審判がサッカーをつまらなくする。
ワールドカップは、常にかわらないね。

……

6月12日(火) 県営2500m
6月13日(水) セントラル1500m
通算12900m
県営4、セントラル2
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by akogarehotel | 2012-06-13 16:02 | 放射能と医療の真面目な話 | Comments(0)  

たまには医療ブログ  「ショック」 平成24年5月31日 その1

たまには医療ブログ  「ショック」 平成24年5月


たまにはブログ本来の目的である「宣伝」に使ってみる。

日本中が宇都宮記念競輪初日で盛り上がっていた先週の土曜日。26日。
私は、いつもどおりに熱血熱中、勤務中。
そして、もう受付締切時間という昼の12時半頃、一人のお客さんが来た。

「昨日の朝から、なんだか調子悪い。立っていられない。冷や汗が出る。我慢できなくなったので、今日来た。」
という50代男性。

第一印象では、「ふざけるな。」
昨日から調子悪い人が、今頃ノコノコと。うちはギリギリ営業中だけど、世間一般の病院は、土曜日は休診。なんで昨日来なかったの?
と、どなって帰そうとも思ったが…

宇都宮競輪は、先日のブログのとおり、あまりそそられないし、、、
後閑が出るのも最終レースだから、まぁ、時間はあるし、、、
ゲーセンも今の時間帯は混雑してるから、、、

ちょっとマジメに仕事しよう、と。
そもそも、この人はよく来てくれるお客さんで、今までに一度も時間外に来たことはない(一回でも時間外に来れば、私が執念深く記憶している。)。


で、診察室に座ってもらったが、、、

「フラフラして座ってられない」

精神疾患ではよくあることだが、
この人は今までそんな印象は少しもない。で、さっさと横になってもらって、アレコレあれこれ。約5分。

血圧 80/-mmHg
血糖 160、心電図 V2でST上昇凹、SaO2 99%、HR 72/min
眼瞼結膜 貧血あり
既往歴 十二指腸潰瘍(内服中)、コレステロール(内服中)
飲酒 毎日

【問題】疑わしい疾患を二つ答えなさい。
…国家試験で出そうな問題だ。


ということで、救急車を呼んで、一緒に総合病院へ直行。
救急車は、その途中、僕の自宅の近くを通る。うちの子供がいたら手を振ろうかな、なんて思いながら窓を眺めてると、5分程度で病院へ到着。

今日の当直(土曜日は休診なので昼も「当直」)は、心臓内科と消化器外科の先生。
運がいい。限りなく運がいい。

【解答】
◎ 出血性潰瘍
○ 心筋梗塞
△ その両方



仮に、今日、病院を受診せずに家で寝ていたら、間違いなく命はない。
受診したとしても、点滴して帰宅していたら、、やばいことには間違いない。
ギリギリ受付時間に間に合ったのは、運がいい。

当直の先生がそれぞれの専門であることも運がいい。プライドにかけて治療してくれる。
だいたい、当直の時に「専門以外」のお客さんが来ると限りなくテンションが下がる。「専門」が来れば、その逆。いつも以上に一生懸命が期待できる。



ということで、この日の勤務終了は午後3時。
さすがに、この時間だとグリーンドームを遠く感じる。


【ショック】(医)
血圧が下がって生命に危険がある状態。
「いつもの血圧」との差で判断。いつも血圧が80台の人が、70台に下がっても全然問題ない。
ファンデルサール3枚だよ、とかいうショックとは、もちろん違う。
カガワで1枚パックだよ、というのは、どこか似ている。
脇本の番手でハコサン!?は、まさに大ショック。
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by akogarehotel | 2012-05-31 18:15 | 放射能と医療の真面目な話 | Comments(0)  

良性発作性頭位性めまい 平成24年3月13日(火)

良性発作性頭位性めまい


質問されたのでお答えします。

【それって何?】

耳は音を聴く仕事のほかに、平衡感覚を感じるという大事な仕事をしている。
耳の骨の中にある、骨でできた「三半規管」というものがその仕事を担当する。

空間は当然三次元。それに相応して三方向へ立っている管が、それぞれの方向の傾きを感じ取り、脳へ伝える。三半規管は左右の耳にそれぞれあり、左右から同じような情報がズレを持って伝えられることにより、立体的に三次元を理解することができる。

その三半規管のどこかひとつ(左右のどっちかひとつ)が正常に機能しなくなると、その方向に応じた平衡感覚がマヒする。
例えば、垂直方向の三半規管がマヒすると、垂直方向の座標を正確に認識できなくなるから、頭を垂直な位置にしておくと「自分の頭がどこにあるかわからない」
これを「めまい」と表現し、その方向へ体が流されては戻る、という繰り返しを感じる。
右へ流されては戻る、の繰り返しだと、「歩いていると右へ流される」と表現する患者さんもいる。

軽症ならこのように、どっちの方向か判別できるような「めまい」であるが、重症の場合はそんなことを考えている余裕はなく、流されては戻るの繰り返しで、楕円を描くような、「グルグル回る」めまいと表現する。


【原因】

三半規管が障害される原因は分かっていない。
神経(内耳神経、第8脳神経(ガットゥーゾは第6脳神経マヒ))にウイルスが感染するという説が可能性が高いらしい。
ある意味、風邪と同じこと。

少なくとも、疲れすぎていると発症する。

僕自身も長男が0歳のころ一度発症したことがある。
ゲーセンに行く暇もないくらいに疲れてた頃のこと。


【治療】

「寝てれば治る」
風邪なら寝ていれば治る。
頭をある方向に位置するとめまいが生じるのだから、めまいが発生しない位置において寝ていれば、いつのまにか治る。
軽いものなら24時間以内で治る。ただし、どんなに軽くても数時間は安静が必要。
「あいつ、サボってるな」と誤解されてかわいそうな病気。

重いものは2,3日持続する。それでも寝ていれば治るのだが、普通は心配して病院を受診する。
せっかくお越しいただけば、点滴をしてさしあげる。
電解質を調節する点滴で、多少改善が早くなるが、やはり基本は「安静」。
2,3日の入院となることが多い。
担当する研修医にとっては、「またかよ、おい」。
病院を経営する側にとっては、短期間の入院なので「ゴチそうさま」。寝かせておくだけなので手間もかからない。


再発する人もいるが、そういう人は別の病気が隠れているのかもしれない。


【鑑別診断】

これが大事。
本当に寝ているだけでいいの?と。

①脳卒中、脳腫瘍
普通、雰囲気でわかるが、MRI検査をすれば常識的には確実。
もしもこれらなら深刻な事態。

②内耳神経炎、前庭神経炎
言葉の問題?
別の疾患と言われるが、よくわかっていない。
同じかもしれない。

③メニエール
これ自体がよく分かっていない病気。
音を聴く神経も同時に障害されることが多いのがメニエール。
寝ていても治らないのがメニエール。
再発が多いのがメニエール。
耳鳴がするのがメニエール。

④立ちくらみ
血圧低下により脳への血流が低下することにより起こる「脳貧血」。
一瞬、ボーっとする。
でも人間はそんなに弱くない。すぐに血流が回復するのですぐに治る。瞬間的に治る。
1分以上は続かないし、「グルグル回る」めまいではない。



はーい、では、質問ある人、いますか?
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by akogarehotel | 2012-03-13 18:38 | 放射能と医療の真面目な話 | Comments(3)  

花粉症のこと   平成24年2月17日(金)

花粉症のこと   平成24年2月17日(金)


たまには高尚な話題。高尚?


花粉症は、花粉に対するアレルギー反応で生じる鼻や目(結膜)の炎症。

【何の花粉?】

おもにスギ花粉に対して症状を呈する人が多いが、「花粉」ならば全ての樹木や花が花粉症を生じる可能性がある。さらには、花粉でなくとも「粉」であれば、すべての粉がアレルギー性の鼻炎を生じる可能性がある。
金属粉とか、塩素とか、ダニとか、ホコリとか。
だから、「花粉症」は1年中の病気。

ただし、スギ花粉に対する花粉症の人が圧倒的に多い。
スギ花粉は毎年2月から4月くらいに飛散する。
次に多いのが「カモガヤ」の花粉。イネ科の雑草で、田んぼのあぜ道が緑色の頃に飛散する。だいたい5月から7月。秋(稲刈り)までということもある。でも、当然のように、田んぼがない地域では発生しない。
どこまでも遠くまでも飛んでいくスギ花粉にくらべて、地域が限られるので「カモガヤ」はあまり有名ではないかもしれない。

「1年中症状がある」という人は、ホコリ、ダニ、、、あるいは、スギとカモガヤとブタクサとキリンソウと、と複数型。


自分がどの花粉に反応するか、は皮膚検査(スクラッチ)や血液検査で判別することができる。
が、結果がわかったところで、、、、引越しを考えるのなら検査をしよう。


【治療】
患者さんが多く、利益が見込める分野なので、薬の開発が非常に進んでいる。
20年くらい前は、効果的な薬はほとんどなかった。
「花粉が飛ばなくなるまで我慢してください」が口癖だった、が、、

10年くらい前に、副作用で重篤な不整脈が発生するという事件にもめげずに、

現在は、効果的な薬が星の数ほど発売されている。
アレルギーの「アレ」をつけて、アレ○○という薬が多いが、個人的にはアレロックという薬の効果に満足している。

アレルギー薬すべてに共通する副作用は眠気。
服用して1,2時間後に眠くなることが多い。効果的な薬ほど眠気が強い。
薬の説明書には「服用したら自動車を運転してはいけない」と書いてあるが、地方都市の車社会では無理な話。あくまでも製薬会社の法的義務として記載してある。あとは個人の責任。
眠気が少ないわりに効果がある薬としては、アレグラが有名。

副作用ではないが、
妊婦さんはアレルギーの薬を飲んではいけない。奇形が発生する。
花粉症は若い女性に多いから、これは非常に悩ましい。
「じゃぁ、副作用のない漢方薬をください」
と言う人が非常に多いが、
漢方薬は副作用がない、なんてことは誰も言っていない。
どんな副作用があるかわかっていない、が正解。放射能と同じ。
「ただちに影響はありません」

どうしても、と言われると、服用できるのはステロイドホルモン。
世界最強、歴代最高の薬が「ステロイド」。アレルギーに対してはスーパーマンの活躍をする。
ただし、一般のかたからは必要以上に嫌われている。副作用が多い、と。
確かに、胃潰瘍、免疫低下、体重増加、糖尿病悪化などがありえるが、あくまでもアリエルというレベル。花粉症で服用する程度では、副作用が生じることは少ない。むしろアリエン。
で、妊娠に対しては、ステロイドがもともと生体内にある物質ということもあり、危険性は少ない。胎児が大きくなる、という可能性があるが、奇形とは違う。
ということで、どうしても薬が欲しい、と言われたら、ステロイドを考えるが、現実は、
「子供のために我慢します」という女性が100%か。


じゃぁ、内服以外なら。
点眼薬や点鼻薬は「副作用がない」ともいえるので妊婦さんを含めてオススメ。少なくとも、眠くなることはない。
ただし、目薬をさしたら味がしませんか?
点鼻薬も点眼薬も、少量を飲み込んでいます。副作用がゼロではない。
とすると、妊婦さんがまた心配しだすから、、、
最終的な答えは「ステロイドの点鼻薬と点眼薬」。用法用量を間違えなければ全ての人に安心で安全な薬でしょう。ステロイドの内服とは違うので、これで副作用が出ることは現実的にアリエン。もちろん眠くなることもない。


でも、「点鼻薬は嫌い…」と言う人が多い。
それは、あなたがヘタ!なだけ。
鼻の穴は顔に対して垂直方向。点鼻薬も顔に対して垂直方向に向けて、タイミングを合わせて自分の力で吸い込まないとダメ。成功すれば、薬の液は、のどの奥のほうへ落ちていく。失敗すると鼻の穴からタラーっとたれて来る。
なにごとも「練習」。



【医者じゃなくて薬屋】

医者にあって、薬屋にないものは、ステロイド。
ステロイドの内服と、ステロイドの点眼点鼻。

薬屋にあって、医者にないものは、、、薬以外のもの。
パン、文房具、化粧品、シャンプー、という話題以外に、
「薬には分類されないけれど、花粉症に効果のあるもの」もたくさんある。
基本的にはマスク。でも、そんなことは誰でも知っている。
(副作用は知らないけど)効果があるものは、

鼻のまわりに塗って花粉の侵入を防ぐ物質。
鼻の穴の中に塗るものもある。テレビコマーシャルが衝撃的だった。
今年は複数の会社が開発販売しているらしい。
眠くならずに妊婦さんも使えるオススメ商品。医者では買えない。



【花粉に含まれる放射能】

北から飛んでくる花粉には放射能が含まれているかも、というが、
報道のとおり、微量、あるいは検出されないくらいの量なので心配はないでしょう。
というか、北だけではない。関東周辺の山間部自体にそれ相応の放射能が降ったのだから、秩父奥多摩相模方面からの花粉だって、同じ心配をするべき。

だとしても、花粉に含まれる放射能は、それほど心配する量ではないと思う。

むしろ、花粉以外のものを心配いすべき。単純に砂埃。
砂埃とは、放射性物質そのもの。ま、レベルは低いでしょうが。
汚染地域から飛んでくる砂埃は、あま吸い込みたくない。

もちろん、汚染地域とは原発周辺のことだけではなく、、
チェルノブイリと同等の放射性物質が降り注いだ、群馬県山間部~秩父。もちろん栃木山間部も。
冬の名物の「空っ風(からっかぜ)」は、北から吹いてくる。花粉と一緒に、砂埃を乗せて吹いてくる。
子供は風の子、空っ風の中で遊びなさい、とは言いたくないかも。。。。


少なくとも「花粉症だから放射能を多く吸い込んでいる」ということはない。
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by akogarehotel | 2012-02-18 12:56 | 放射能と医療の真面目な話 | Comments(0)  

溶血性連鎖球菌 平成23年12月7日(水)

溶血性連鎖球菌 平成23年12月7日(水)

題名だけ先走りしていたから…

火曜日の深夜、日付が変わる頃、長男が突然の発熱。
寝付く頃は元気に歌をうたってたのに、、、その1,2時間後に39.7度。

とりあえず、ガックリ。

で、考える。
現在、子供に突然の高熱を生じる疾患は、
インフルエンザと溶血性連鎖球菌の2択。

どっちだろ?
さすがに発熱した瞬間に診断がつくはずがない。Drコトーでも不可能。

ちまたには「インフルエンザ迅速診断キット」というのが有名だが、
個人的には、かなり不評。
滅多なことでは陽性にならない(診断がつかない)。

そもそも発熱後12時間経過しないと陽性にならないと明記されてるが、12時間経過後でも陽性になることがあまりない。
経験的には10人に一人以下かもしれない。


でも、そういえば昨日、「前橋の小学校でインフルエンザによる学級閉鎖」が初めて発生した。

うーーん、とりあえずタミフル、いっとく?


タミフルとステロイド。
これは人類が開発した最高の薬のふたつ。
ともに数多くの命を救うことができる。
そりゃ、悪い評判も聞くが、すべての薬が「もろ刃の刃」。使い方を間違えればマイナスもある。


で、タミフル。幻覚や妄想などが起きるといわれているが、そんなものは熱が下がれば治る。
それよりもインフルエンザ脳症になれば、熱が下がっても意識は回復しない。
だから、即タミフル。タミフルマンセー。

ちなみに、「タミフルによる幻覚」の報道はタミフルの在庫切れを防ぐためとも言われている。


夜中にタミフルを飲ませ、ついでにジュースで水分補給して朝を迎える。
高熱のままだけど、まぁ、元気っぽい。


水曜日は午前中だけの仕事。
もちろん、ウワノソラ。
(ここで「テキトー」と書くと、最近は炎上したりするから。)



午後、帰宅して、
発熱後12時間が経過したのを確認してインフルエンザテスト。
15分後、判定…、、、、
やはり陰性。
もちろん、「インフルエンザではない」のではなく「検査は陰性」というだけ。

では、もう1つの裏技を。(全然、裏じゃないけど。)
「溶血性連鎖球菌キット」
今日、仕事場から持ってきた。
インフルエンザテストと同様にのどや鼻の粘膜をこすって診断する。

そして、5分待つと、、、、見事、陽性!

すっきり、スッキリ、すっきり!


溶血性連鎖球菌感染、いわゆる「ようれんきん」

インフルエンザのように突然の高熱。
のどに感染するので、強いのどの痛みを訴える。
子供では幻覚を生じるくらいの高熱にもなるが、大人では微熱程度のことが多く、気付かずに子供にうつしてしまう。

「菌」なので抗生物質(ペニシリンなど)が効果的。

ということで、抗生物質を飲ませて、タミフルは中止。


夕方には熱があるものの元気になり、食事も食べられるようになった。
よかった、よかった。


あとは、長女にうつさないことだけだが、、、
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by akogarehotel | 2011-12-09 18:09 | 放射能と医療の真面目な話 | Comments(0)