2047. お受験のお話(四谷大塚、全国小学生統一テスト) 平成29年6月4日(日)

お受験のお話(四谷大塚、全国小学生統一テスト) 平成29年6月4日(日)



(長文失礼。中学受験のお話です。)



 「前橋高校の定員が来年から280人に減る!」

 (現行320人。私の頃は、400人。)


某塾: どんどん入学が難しくなります

私: ラグビー部とか存続できるのか?



………



本日は、小学生を対象にした全国統一テスト。

受験料は「無料」です。データを提供してあげるのだから、当然だろ?



受験会場は、前橋市内の某塾の校舎。

県内で唯一といっていい「中学受験対応塾」。

もちろん、うちのお子様も通っていますが、、、



★群馬県の受験事情★

中学受験:

新設の「中央中等」という中高一貫校のほぼ一択。公立。設立10年めくらい。

例外的に群馬大学付属中学。中学までの国立。


高校受験:

中学を一般中学、または群大付属中に通えば、高校受験が必要。

男子は前橋高校と高崎高校。女子は前橋女子高と高崎女子高。公立。

(群馬県は男女別学。いまどき?)



………



子供が一所懸命に試験を受けている間に、親は別室で「保護者説明会」。

塾の先生が、ここぞとばかりに塾の重要性を説いて、

「どんどん、お金を払ってください。」と煽ってくる。



・近い将来、AIにより淘汰されてしまう職種がたくさんある。

・入試センター試験が大幅に変更される。

・群馬の進学高校の定員が、来年から1割減少される。

・中央中等の受験問題は年々難しくなってます。



「小学生のうちから勉強しましょう。中央中等の合格者の90%が当塾に通っていました。」

(↑これが事実なところが、群馬の悲しい実情。全くの寡占。あやのいちさん、ほんと、お願いします。)



………



中央中等の入試がどんだけ難しいかを保護者の皆様にわかっていただくため、例題(と模範解答)が提示された。



★例題★

 ありささんは、電力エネルギーについて調べたことをみんなに発表します。図を3つ(①②③)作りました。①②の発表原稿はすでに書いてあります。

 ①②の発表を踏まえて、図③の発表原稿を、ありささんの気持ちになって、100字から120字で書きなさい。


★図①:現在の日本の電力エネルギーの内訳

【石油25% 石炭25% 天然ガス40% 水力4% 太陽光4% 風力2%】

(以上が帯グラフになってる)

発表原稿:日本の電力エネルギーは主に、石油、石炭、天然ガスなどの化石燃料に依存しています。水力や風力などの自然エネルギーの比率は小さくなっています。


★図②:化石エネルギーの埋蔵量

現在のペースで使い続けた場合の残り埋蔵量

 天然ガス 100年

 石油 50年

 石炭 50年

(以上が表になっている)

発表原稿:しかし、化石エネルギーの埋蔵量には限度があります。天然ガスは100年ですが、石油、石炭は残り50年と言われています。


★図③:自然エネルギーの発電量kWの変化

        水力  風力  太陽光

1995年  50    10   10

2005年  50    10   50

2015年  50    10  200


発表原稿:    ?    


(楽しそうな問題ですね。)



………



さて、


塾の先生の「模範解答」というか「迷解答」


…①②を踏まえて、とあるので、まず①②の要約を60文字で記載します。残り60文字しかないので、③でもっとも変化している「太陽光発電」について、実際の数字を記載して強調します。

と説明したうえで、


『 日本の電力は主に化石エネルギーに大きく依存しています。しかし、それらの化石エネルギーの埋蔵量には限度があります。これからは自然エネルギーが必要となりますが、太陽光エネルギーによる発電量はこの20年で20倍にもなりました。 』



この程度かよ。。。

もしも、俺の弟子(子供ではなく弟子)が、こんな解答しやがったら、思いっきり蹴飛ばすけどね。


なんで、たった120文字しかないのに①②の要約を入れるんだよ。

ついさっき話したばかりの①②の要約を入れる必要があるのか?

『踏まえて』と書いてあるけど、『要約しろ』とは書いてない。


そもそも、もっと大事な文字を、あなたは見逃してる。

 『 ありささんの気持ちになって 』


あなたの解答は、30歳(推定)の大人の意見。ありささんは12歳の小学生。

12歳の小学生が、上の事実を突きつけられたら、まずは、どう思う?

名探偵なら、コナンでなくとも、ちゃんと12歳の気持ちになって考えられる。

12歳の子供が、「あと50年で石油がなくなる」と知ったら、どう思う?


「ヤバイ」 だろ?


じゃぁ、どうしようと考える?自然エネルギーで代替できないのか?

太陽光はなんとか伸びているが、他はどうなの?


つまり、③の中で「変化していない点」こそ重要なんだろ?

変化している太陽光でさえ、「20倍も」ではなくて「たった20倍」だ。



俺の解答


『 将来、化石資源がなくなってしまうと、自然エネルギーに頼らざるを得ません。しかし、この20年でも、太陽光による発電量がやっと20倍になりましたが、水力と風力による発電は全く増えていません。 ヤバイよ、世界。 』



★ま、そもそも、こんな問題を出す方々が、何をどう評価して採点するのか、大いに疑問がある。僕たちの時代にも、入学試験に「小論文」はあったけど、採点基準は、

 読み取りやすい文章、漢字量、接続詞

が評価され、内容はどうでもいいと言われていた。

(どうでもいいとはいえ、半分の60字を使って前文の要約を入れるってのは、致命的な気もするが、)


 言われたことを素直に実行する「いい子」であるかを見抜く


というのが、問題の趣旨でしょうね。


つまり、「落第となる模範解答」は、

『 自然エネルギーが全然伸びていない。原子力発電に頼らざるを得ない。もっと原発を稼動させよう。もんじゅ万歳。 』

 ↑俺が採点者なら満点だけどね。



ということで、『模範解答』をもうふたつ。


『 将来、発電エネルギーが枯渇する可能性があるが、我らが偉大なる将軍さまのご威光があれば、我らが祖国は、どんな困難にも打ち勝つことができるであろう。隣国からの石炭輸入が止まろうとも、我ら人民が将軍様をお慕いする限り、我らに平和が訪れることを疑う余地はかけらもない。マンセー。 』



または、

『 地球人の無謀なエネルギー消費により、近い将来、地球内の化石エネルギーは枯渇することが確定している。立てよ、国民!今こそ、我らが我らの手で、地球を支配するときではないか!立てよ、国民!ジークジオン! 』

または、、、、



………



某塾のこと。


幸いにも、上述の先生はわが子の担当ではない。しかし、大事な保護者会を任されているところを見ると、他も推して知るべし。

予想していたとはいえ、時間の無駄でしかない保護者説明会だった。スポーツ新聞を持ち込んで正解。

ローラーを早めに切り上げて来る必要は、なかったか。。



そもそも、塾に通うことで、学力の向上なぞ、期待してはいない。


子供を塾に行かせている目的は、社会科見学。

こんなに勉強している子供がいるのか、と知ること。

こんなに勉強しろと言っている大人がいるのか、と知ること。

そして、受験産業の存在を知ること。



本当に学力をつけようと思ったら、俺が自ら家庭教師をしてやるよ。

しかし、忙しすぎて時間がない。

といっても、忙しいのは俺ではなく、子供のほう。

週7で卓球をやってれば、勉強の時間なんてあるわけない。



そもそも、中学受験の時点で、自分の能力以上の力を発揮して、背伸びした学校に受かる必要はない。小学生で背伸びをしたら、中学生でも背伸びをしなければならなくなる、そして、高校でも、。

小学生の間に伸ばさなきゃいけない能力は、もっと他にたくさんある、って思うんですけどね。モビルスーツを操縦する能力とか、卓球で世界1になる能力とか。


 


★★★



あえて塾の名前を隠しているんですけどね。訴えられると困るから。

それでも、どこの塾?と言われたら、



あの、軽井沢に行く峠って、なんだっけ?



★★★


6月4日(日)

午前9時~昼12時 テスト

午後1時~午後4時 カードゲームイベント(デュエマ、バディ)

午後5時~午後7時 自宅でテストの解説



せっかくテストをやったので、記憶が新しいその日のうちに確認と解説。

しかし、俺が家庭教師を2時間やれば、最低でも10000円もらえるんだけどなぁ。


(長くなったので次へ続く)








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# by akogarehotel | 2017-06-05 18:28 | 子育てられ | Comments(6)  

2046. 修学旅行(前橋市立の小学校、江ノ島) 平成29年6月2日(金)

修学旅行(前橋市立の小学校、江ノ島) 平成29年6月2日(金)


(写真はイメージです(^^))

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長男が修学旅行へ行ってきた。

帰ってきて一言、楽しかったぁ、と。

家族全員に、お土産(鳩サブレー1枚ずつ)も買ってきてくれた。



………



僕自身も同じ小学校の出身。

小学校の思い出で、一番楽しかったのが臨海学校(新潟弥彦)。その次に楽しかったのが当時の修学旅行。

行き先は同じ、江ノ島・鎌倉。


40年前の記憶を思い返すと…


 群馬-東京 は距離120km。当時は高速道路がなく、新前橋から電車。一般電車に連結された貸切車両のため、駅の停車時間はわずか1分。1分の間に子供200人が乗り込まないといけないので、みんな必死だった。電車の中は、今のゲーセンよりもうるさかっただろうね。


 都内からはバス。どこを通ったかなんて覚えてない。バスの中で楽しく歌を歌った。

ナルが「飛んで飛んで飛んで…回って回って回って」を上手に歌っていたことを今でも覚えてる。昼食は羽田空港の展望エリア。初めて飛行機を間近に見て、みんな大喜び。


 鎌倉へ。鶴岡八幡宮以外は覚えてない。引率されてみんな一列でゾロゾロと。よくも迷子にならなかった。

 ちなみに、当時の大河ドラマは「草燃ゆる」。源頼朝と北条家の話。でも、当時の我が家では大河ドラマを見る習慣はなかったので、子供の僕は何も知らなかった。


 宿泊は茅ヶ崎あたりの小さな旅館。200人の生徒をぎゅうぎゅう詰め。

僕の「部屋」は、踊り場のような通路。一応、畳なので布団をしいて寝た。4畳半くらいのスペースで6人。ちゃんとした「部屋」に寝ているグループも、一人当たり1畳もない。みんなが「狭い狭い」と文句を言っていたが、みんな平等なのであきらめる。

その不満が翌朝の散歩で爆発。


6時に起きて砂浜を散歩。

最初は波打ち際で遊んでいたが、だんだんと限度を越えていって、、、、

そのまま「海の中」へ。


一人が入ると、次から次へ。もちろん、服を着たまま。腰から下はビショビショ。

先生たちは、当然激怒。

一人も溺れ死ななかったのが奇跡だったが、ズボンが乾くまで、旅館の前で全員で立たされてた。

(いいよ、あんな狭い「部屋」には戻りたくないから。)



そのあとの記憶はない。

藤沢駅から専用電車に乗ったっぽい。乗り換えなしで新前橋まで着いたような。



………



さて、現代の修学旅行は、


6時にバスで鎌倉へ直行。高速道路を使って、推定3時間。


鎌倉では、班別に「自由行動」。

各班で、行きたいお寺を自由自在に歩き回る。

前もって、予定表を先生に提出してあり、各チェックポイントで先生が班の通過を確認する。

さらに、途中に「ミッション」がある。

 『外人さんに質問する。』

もちろん、英語で。仕事、出身地など、前もって文章を考えておいたとか。


すごいな。



そこまで、子供たちの自主性に任せられるか。

1つの班は6~7人。

仲良しばかりならいいが、、

「喧嘩しながらで、サイテーだった」なんて意見も他から聞こえてきました。

いいことばかりじゃない。難しいよ。



旅館は江ノ島の上。

ってことは、「有料エスカレーター」で登る。お金をかけてるなぁ。

HPもある有名な旅館で、2間の和室に9人で宿泊だそうだ。広すぎる。

それでも、うちの子は、

「○○小学校はプリンスホテルなんだよ」

と、隣の田んぼをうらやましがっている。


朝の散歩は江ノ島。

ってことは、海岸ではない。崖を下りない限り、海へは入れない。

教育委員会も考えたな。



翌日は、八景島シーパラダイス。

「一日券」を持たされて、半日の自由時間。

しかし、月曜日なのに混雑していて、各アトラクションは30分待ちだったそうです。

それでも、絶叫系に2つ乗れて、満足してる長男。


昼食は、シーパラダイス内の特設会場でバイキング。

かなり恵まれてますね。

小学生だけのバイキング会場の壮絶さが目に浮かびます。


帰りは専用バスで、国会議事堂を見学して帰宅。

「あれ(国会)が一番無駄だった。いらないよ。」

と、ごもっともなご意見。



………



10年くらい前の、中越大地震の影響で、新潟寺泊(弥彦のすぐ近く)への臨海学校が中止になった。再開のメドは立っていない。

かわりに妙義山への林間学校が行われているが、生徒からは、「山登りなんて、疲れるだけ」との意見。

妙義山では滑落死も時々あるし、放射能も高いし、親としてもあまり歓迎できない。


臨海学校が再開しない以上、子供にとって一番の思い出の候補が修学旅行。

それなりにお金をかけるのも、まぁ納得ですね。



★ちなみに、僕の修学旅行のとき、サザンオールスターズは、まだデビューしていませんでした。時代が…




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# by akogarehotel | 2017-06-03 13:34 | 子育てられ | Comments(0)