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2093. この本を読む?  三国演義 安能務 平成29年11月24日(金)

この本を読む?  三国演義 安能務 平成2911月24日(金)



☆その前に、

ネタがないのでブログが更新できません。決して、手抜きしているわけではありません。

仕事して、子供の卓球の送迎して、な毎日。

暇を見つけて、ローラーを20分程度な毎日。


子供が卓球で4位だったこととか、ピアノ発表会は名探偵コナンの独演だったとか、ドラム発表会はドラムソロだったとか、水彩画で表彰されたとか、のネタならありますが、まさに親バカなので自重課長。



………



デュークさんに勧められたので、6冊セットで購入しました↓

2巻まで読んだら、やっと孔明が出てきた。

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三国志って、要するに、


 『中国という国を嫌いにさせる本』


なのですね。



あの国は、今も昔も、賄賂と汚職の国だ。と再確認させる本。


吉川英次は、「子供に楽しく読んでもらう本」を目指して、三国志を書いたようだが、

この安能さんは、「もうちょっとその国の文化を探ってみよう」と思って、書いてくれたらしい。


権力を奪った人間は、必ず専横に走り、その権力者にはおこぼれをもらいたい小物が群がってくる構図。別に、董卓だけが悪人ではない。呂布も曹操も、横暴な権力者で、劉備も同じようなものらしい。


「日本の侍もの」とは全然違う。

三国志の中に、「義」を重んじる武将って?関羽のほかに、誰?

負けて潔く切腹した武将って、関羽のほかに、誰?



戦争に負けると、ほとんどの武将が「ごめん」といって降伏する。で、何かの折にまた裏切る。

負ける降伏する裏切る、の繰り返し。ほぼ全員が松永弾正状態。



戦争の形態も全然違う。

(ご存知の通り、)何万人の戦争だろうが、基本は「一騎打ち」。

一騎打ちで負けたほうは、兵隊が何万人いようが、あっという間に退散する。だって、「親分」が一騎打ちで負けて死んじゃったら、自分が戦う必要はない。

「親分」に対する義理や信頼なんて、これっぽっちもないから、戦う理由がない。



日本なら、主君が戦死したら仇をとろう、となるのだろうが、大陸の国には、そんな侍スピリッツはない。一目散に逃げていく。

てことは、戦争が「一騎打ち」で片がつく時代に、「軍師」っているのか?軍師って必要なのか?

日本の戦国時代のような戦争ではないのだから、軍師が戦争を左右するってのは、そうそうあることではないらしい。

だから、孔明を「へぼ軍師」呼ばわりするのも納得できる。


孔明といえば、三顧の礼。

その「三顧の礼」の解釈は、


 孔明は、『わざわざ三度も訪ねていくほどに、素晴らしい人材』


と一般的に解釈される。

が、それは間違いらしい。本当は、


 劉備は、『在野にうもれたどこの馬の骨かわからない人物に、わざわざ三度も訪ねていくほど、民のことを考えて他人の言葉に耳をかたむける素晴らしい君主』


と思わせるのだそうだ。

 へーへーへー

別に、孔明が天才だという理由はない。



では、その劉備はヒーローなのか?

あたかも『努力と魅力と忍耐の人。その誠実さで人を惹きつける。』

というのが、もしかして一般的でしょうか。


しかし、実際は腹黒政治家で、(これも本当かどうかは誰も知らないけど)、

 呂布に味方して、すぐに裏切り殺し、

 曹操に味方して、すぐに曹操暗殺計画に加わり、

 袁紹に助けてもらって、すぐに裏切り、

というか、そもそも袁紹は、劉備が限りなくお世話になった公孫讃を殺した人間。そんな人間に頭を下げて助けてもらうほど、信念とか義理とか、全く持ち合わせていない人物。


ついには、

 劉表にイソウロウして、その領地を奪ってしまう。


よく考えたら、寄生虫みたいだな。

安納さん曰く、「誰にでも簡単に頭をさげることのできる、薄汚い政治家」だそうです。

はげしく納得。



じゃぁ、曹操がヒーロー?

実は、大量虐殺や無罪の処刑を何度も繰り返してる。信長の比叡山どころじゃない。

じゃぁ、呂布がヒーロー?

父親と呼んだ人間を2人も殺している。

じゃぁ、孫権?

一番まともな部類かもしれないが、単に情報がないだけかも。



大統領になったら、利権を食い物にして、やりたい放題。

あの辺のやつらは、

どこの国も、どこの時代も、悪役もヒーローも、みんな一緒だな。



………



さて、今、第3巻。

吉川英次よりは、面白いかもしれない。

がんばって6巻のゴールを目指す。





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by akogarehotel | 2017-11-24 19:11 | この本を読め | Comments(6)  

2088. この本を読む? 『君の膵臓をたべたい』 平成29年10月31日(火)

この本を読む? 『君の膵臓をたべたい』 平成291031日(火)



医者には、間違いなく嫌われる題名。

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当然だけど、題名からして期待できないので、読む気がなかった。

でも、同級生(医者)に勧められたので、読んでみました。



読んでみてビックリ。

とても新鮮な気持ちにさせてくれる、未知の世界を教えてくれる小説。

泣ける、ということは全然重要ではない。

新しい気持ちにさせてくれる本。


結末に不満があるけれど、間違いなく他人に勧めたくなる本です。



………



クラスで人気者のその女の子は、実は膵臓の病気であと1年の命。家族しか知らないその秘密を偶然にも知ってしまった「僕」は、同じクラスだけど、友達が一人もいない目立たない存在。その2人が、残りの人生をどう過ごすか。



つづきが楽しみで、ワクワクしながら、どんどん読んだ。

ネットカフェにわざわざ自分の本を持っていって読んだ。

めずらしく3日で読みきった。



結末には大きく異論があります。

作者が「こんなこと誰も想像してなかっただろう?」と鼻高々な様子が浮かぶけど、「誰も想像しえない結末」は推理小説だけでいいよ。

みんなが思うような想像通りの結末になってくれても、十分に感動する大作だったと思います。


言い換えると、結末なんてどうでもいいんだよね。

作品のなかの一言一句すべてが、新鮮で素晴らしいから。


【注】結末というのは、ラストシーンのことではなく、主人公の結末です。

(読んだ人にはわかると思う。誤解のないように。)



本来なら、100%大絶賛だけど、上記の欠点があるので、75%。

映画をDVDで観ようかどうかは、迷うところ。(でも観てしまいそう。)



次はデュークさんに勧められた「三国演義」です。




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by akogarehotel | 2017-11-01 12:56 | この本を読め | Comments(0)  

自分から勉強する子が育つお母さんの習慣(村上綾一著) 平成26年11月1日(土)

自分から勉強する子が育つお母さんの習慣(村上綾一著 ダイヤモンド社) 平成26年11月1日(土)



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幼稚園から小学校低学年の子供を持つ親なら、ちょっと読んでみてはいかが?

という本です。
目からうろこ、の部分もあるし、
そうでしょ、そうでしょ、という部分もあるはず。


………


随分前に、「あ」の人がこの本を送ってきたくれた。
毎回ありがとうございます。
ところが、その本がおばあちゃんの目に止まり、そのまま返してくれない。
仕方ないのでアマゾンでもう1冊購入しました。売り上げ貢献。



たとえば、
笑いをとる目的で突っ込もうと思えば、

『子供は、テレビやゲームでストレスを発散することはできません。外で体を動かしたり、スポーツをさせましょう。』

さんざんゲームをやっていたあなたが、それを言う?


でも、こんな突っ込みは著者さんの本意ではないだろうから、このへんまで。
(続きはアルコール付で。)


まじめに、
内容は、
・マンガ、テレビなどにも必ず「プラス」がある
・勉強と運動はセットで
・読むか読まないかに関係なく、身近に本があればいい
・ちょっとだけ得意だ、という感覚を育てるコツ
これ以上はネタバレリーナになるので、、、、。
とりあえず、我が家でも「ドラえもん」シリーズを補充しておきました。(その理由は本書内に。)


以上のようなことが、読者層である保護者を想定して、非常に簡単にわかりやすく書いてあります。どこかのブログ以上に、簡単に読み進められるので、読書が苦手なお母さんにも、忙しいお父さんにもオススメです。


それにしても、よくもこんなにたくさんのことを思いついて本にすることができますね。
常にメモ用紙を持ち歩いていて、ネタが浮かぶとメモしておく。まるで芸人のような生活をしていたのでしょうか?そんなそぶりは全然ありませんでしたが。むしろ、暇があればゴルフをしていたような…


………


そんな「あ」の人の履歴っぽいことが背表紙に載っている。
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・教材製作のかたわら、個人的に依頼された生徒を目白の事務所で指導する。
・2006年 理系専門塾エルカミノ創設。


僕が初めて「信長」に登録したのが2000年の冬。
初オフが2001年の冬だったか。
目白の事務所で徹夜でスーパーマリオをご披露いただいたのが2002年冬だったか。

あれから10年。
感慨深い10年です。



そんな本の、ある1ページ。
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誰が突っ込む?



『たった、100人かよ!』
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by akogarehotel | 2014-11-01 13:44 | この本を読め | Comments(4)  

ヒルクライマー(高千穂遙 小学館文庫) 平成25年12月26日(木)

ヒルクライマー(高千穂遙 小学館文庫) 平成25年12月26日(木)

「この本を読め」

自転車に乗るようになってから、読書量が増えた。
以前は「忙しい」と言いながら、読むものといえばWCCF読本くらいだったが、現在は、「忙しいけれど」本を読む。
そのしわよせがどこかによっているはずだけど、、、ま、いいか。


ヒルクライマー
高千穂遙 小学館文庫
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40歳でヒルクライムに魅了されたサラリーマン。生活の全てを自転車に費やし、家族とも疎遠になり、でもそのおかげで日本でも屈指のトップクライマーとなる。
それを追いかける20歳の青年。マラソンランナーで、大学へもスポーツ推薦で入学。しかし運動部内の確執で退部、そして退学。目的を失っていたところに、知人の遺品としてロードバイクを受け取り、人生が変わる。

………

自転車に乗る前橋市民が、必ず読まなければいけない本。
遅まきながら、やっと読みました。これで私も前橋市民です。

その理由は、
非常に有名な話ですが、

この小説は、2009年の作品。
そして、作中に「赤城山ヒルクライム」が登場する。
スタート地点は上細井の交差点。近くの庁舎がスタート集合場所。県道4号(赤城県道)を封鎖してレースが開催される。
『赤城県道を封鎖してレースをするなんて、前橋市も思い切ったことをするわね』と登場人物のコメント。

というこの小説をもとに、その後、「実際の」まえばし赤城山ヒルクライムが開催されるようになった。
偉い!開催を決定した誰かさんを非常に褒めてあげたい。よくも、赤城県道を封鎖することに踏み切ったものです。
こういうところに税金が使われるなら、いくらでも市民税を払おう。

しかし、
前々から文句を言っている通り、「いつか事故が起こる危ないコース」だ。
開催を決定した誰かさんが、本書に倣う(ならう)ことを優先したために、スタート地点が上細井の交差点になってしまったからだ。
「市街地のヒルクライム」になってしまったからだ。

じゃぁ、一歩ゆずって、本番はこのコースでも仕方ないから、
「本番以外での県道4号、上細井-畜産試験場間(下り)は通行禁止」
そして、「練習のためには迂回路(赤城白川沿い)をお通りください」と掲示すればいい。
ちなみに、迂回路を前橋駅方面まで延々と下ってくると、かの有名な滝沢さんちのすぐ近くを通ることになる。そのほうが便利でしょ?


………

そんな前橋市民のどうでもいい事情は無視しておいて、

二十歳の主人公の成長ぶりにワクワクどきどきしながら、あっという間に読みきってしまう、興奮と感動で涙する名作です。
著者が「ストレートな作品」というとおり、とりあえず素直に楽しめる。
映画化されてもいいんじゃない?


まさか、ヒルクライムを楽しむ人で、まだこの本を読んでない人がいるわけないとは思いますが、、、
え、まさか、いないよね?え?え?
そんな人は、早いとこ、、今のうちに、、まわりとの話題に乗り遅れないように、、
本屋へ急げ。

………

オッズもエンゾも、そしてこの本も、
作者が本当に自転車が好きなんだよね、という気持ちがにじみ出ている。
高千穂さんの場合は、特に「坂を登ること」が好きで好きでたまらないようです。
そして、もちろん僕も。
だから、本にのめりこんでしまう。のめりこまされてしまう。



高千穂遙といえば、SFアニメ「ダーティペア」の原作者だそうだ。
今ではダーティペアなんて知ってる人がいるのだろうか?
宇宙を舞台に美少女ヒロイン二人が悪を倒すという、まさにヲタクアニメの原典みたいなもので、私が大学1年の頃にテレビで放映されていた。「うるせいやつら」の次を狙ったような放映タイミングだったと思うが、当時はアニメの種類も少なかったので、それなりの人気になっていた。
個人的には、当時、「帰ってダーティペアを見るから」といって合コンを断っていた記憶がある。
そんな、一見、アニメヲタクな作家が、こんなスポーツ青春小説を書くなんて、ねぇ。


自転車って、いいね。
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by akogarehotel | 2013-12-27 15:54 | この本を読め | Comments(0)  

オッズ(小学館)、オッズGP(双葉社 石渡治) 平成25年12月2日(月)

オッズ、オッズGP(石渡治) 平成25年12月2日(月)

「この本を読め」


いまさらです。
恥ずかしながら、今さら読み、今さら感動しました。
全巻を大人買いした。マンガなんて買ったのは何年ぶり?
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ロードバイクが好きで、競輪を知っている人にピッタリ。
あるいは、
ロードバイクが好きで、競輪を少しだけ知っている人にピッタリ。
あるいは、
ロードバイクが好きで、競輪を全然知らない人にピッタリ。

ん?



主人公の辻堂リンタロウは、高校時代はロードバイク選手。
高校卒業とともに競輪に転向し、成長していくドラマ。
涙なくては読みきれない、、、?そんな感動スポーツ友情マンガ。

作者の石渡治は『BB』や『火の玉ボーイ』で知られるスポーツ的漫画家?
自身もロードバイクに乗り、赤城山ヒルクライムにも参加したことがある「自転車バカ」だそうだ。
作者がそれだけ自転車が大好きな様子が、マンガのなかにもあふれている。
だから、同じような「自転車バカ」読者にはたまらない。


たとえば、
辻堂のライバルの藤沢が、年末グランプリ開催のA級決勝戦で辻堂のレースを見おわったら、急に帰ってしまった。
その後のS級決勝戦とグランプリを見ずに帰ってしまった。
その理由は、、?
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そうなんです。
「本当」の競輪を見ると、自転車に乗りたくてたまらなくなるんです。


または、
作中の辻堂のことば。
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あるあるある!
1000%同意だよね。


競輪を全く知らない人でも、分かりやすく解説がついているので大丈夫。

というか、、、
作者さんは、連載当初は競輪を全く知らなかったんでしょ?
それが、取材を重ねるうちに、もんんんんのすごく詳しくなってる。
オレより知ってるんじゃない?!

まわりに素晴らしい協力者がいるんでしょうね。
作中にも登場する選手の方々とかがね。

その登場人物について。
架空の人物は、苗字が「地名」になっている。
辻堂、藤沢、寒川、秋谷と。

じゃぁ、「長津田選手」は?
長津田は地名だから架空の人物かと思ったら、、、モデルは長塚だよね?
って、「長津田」を地名と認識する日本人のほうが少ないものね。

そのほか、後閑らしき人物が要所要所に登場するので笑ってしまう。
作中では「五漢」という名前だが、群馬には「後閑」という地名があるから、そのまま使ってしまえばよかったのに。


作者さんが競輪初心者であるゆえの、でも全く気にならないくらいのミスはいくつかある。
例えば、初日特選に出た選手が翌日の準決勝でヨーロッパとか。
でも、本当に、そんなことは全く気にならない。
それくらい、ストーリーに引き込まれてしまっているから。

ただ、
ちょっとだけ言わせてもらうと、

…番手を美化しすぎてない?


『聖書』によると、
番手:番手捲りのタイミングを見計らっている
3番手:流れ込み重視。

ま、聖書『ギャンブルレーサー』が「客目線」で書かれているのに対し、
こちらは(おそらく)「選手目線」だから。
それも、練習が大好きで仕方ない選手目線。
だから、
自転車が大好きで仕方ない「ロードバイクばか」は、この本を読まなければならない。

そして、競輪場へ行こう。



追記:
作中に「体幹」とか「腰をたてる」という言葉が出てくる。
石渡さんもエンゾ信者でしょうか、それとも、たまたま?
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by akogarehotel | 2013-12-02 18:22 | この本を読め | Comments(3)  

『百』色川武大 と『競輪痛快丸かじり』


『百』色川武大 と『競輪痛快丸かじり』


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色川武大は、誰もが知っている有名人。
直木賞作家。泉鏡花賞受賞作家。読売文学賞受賞作家。
というよりは、もちろん、「阿佐田哲也」の別名であることは周知の事実。

その「色川武大」の川端康成文学賞受賞作品が『百』。
この本は「百」を含めた4編の短編集。

………

私は「国語」とか「文学」とか、大嫌い。
「国語の成績が人並みなら東大に合格していた」と言っても過言ではないくらいに、大嫌い。
だから、直木賞作家なんて人の本を読んだのはこれが初めてだ。


居眠り先生のなかでも書かれていたが、阿佐田哲也の家庭はいろいろと複雑のようだ。(もちろん、どの家庭も、私の家庭も含めて、複雑ではない家庭は存在しないと思うが。)

百というのは、父親がもうすぐ百歳になるというところに所以する。
その家庭の中で、高齢で問題の多い父親を中心に家族が動きまわされる様子を描いている。
ギャンブルとは無縁の作品なので、「おもしろいの?」と聞かれると、、、、
答えにくい。
まるで、国語の教科書のような本で、このときの作者の気持ちを答えなさい、を繰り返す本。国語が大嫌いな私には、あまりオススメではなかったかもしれない。

しかし、有名人「阿佐田哲也」の違う一面が見えることは非常に興味深い。
あのギャンブルの神様が、実は、こんなことを考えながら年をとっていたのだな、と知るだけでも有用な本だと思う。
川端康成賞の作品を「有用」と評価するのは、ちょっと上から目線ですが。


………


ギャンブルとは無縁といっても、ギャンブルに関する記載がときどき出現する。その1つが、これ。
競輪に関して、
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『群集ギャンブルというものは、レース自体は単なるサイコロの目であって、戦争は客同士でする。…中略… 認識力が劣るということは、一面また思いこみが激しいわけで、客の思いこみとレースの実体が合致してしまうような場合は買い目がない。その逆の場合、その落差を喰って帰るわけである。』


純文学の作品にこんな記載が許されるのも、阿佐田哲也ならでは、と。

思いこみの激しいお客さんは、反省しましょう。
はい、自分。

………

その阿佐田哲也が競輪に関して書いている本を発見したので、アマゾンで古本を購入した。

『競輪痛快丸かじり』
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約30年前に、阿佐田哲也を含めた数人の作家による、競輪に関する短編集。
正直言って、阿佐田哲也以外のところは余り興味がなかったのだが、、、、
巻頭のカラー写真に「お宝写真」が掲載されている!
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髪の毛フサフサ!
この写真だけでも、この本の価値あり。古本で1000円くらいだったかな。


で、内容は白鳥、高原という名前が目立つ競輪の古典みたいな本だが、

すでに30年前の時点で、
『後楽園競輪の廃止とともにお客が減っている』
ということが心配されている。

私が競輪を知った20年前でさえも、「混んでるなぁ」と思ってたのに、
大昔は、どれだけ栄えていたのでしょうか。

少なくとも、後楽園競輪は残して欲しかったですね。競馬のように場外だけでもいいから。競馬が残った理由は、政治力の違いがあったのでしょうか。
今(と、その前)の都知事なら、両方とも残存でも全然OKだったろうに。
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by akogarehotel | 2013-10-25 17:44 | この本を読め | Comments(0)  

ペダルは「踏むな」 平成25年7月12日(金)

ペダルは「踏むな」 平成25年7月12日(金)


大学で水泳部の頃、
「速く泳げるフォームを教えてください」
と聞いてくる新入生に対する私の答は、
「フォームなんてものは、4000mを1時間で泳げるようになったら考えればいい。それまでは、ひたすら泳ぐ体力をつけろ」

と、根性論丸出しだったわけですが、
当然、自転車も「とりあえず乗り込む」教を信奉していたわけですが、


先日、本を買ってみた。
パンク修理の本を買いにいったついでに、目に付いたので買ってみた↓
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「ロードバイク ライディング 完全ガイド」


まさに「目からウロコ」
フォームに関する、いくつもの注意点と誤解が書いてあった。
そのいくつもあるうちの基本中の基本の1つ。

①ペダルは「踏む」のではなく「回す」。
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だって、競輪の解説者だって「今日は踏めてませんねぇ」とか言うから、
ペダルは踏むものだって思ってた。
でもよく考えれば、踏む=上から下。
ペダルが6時の位置(最下部)にあるときに踏んでも、力は全て無駄遣い。
回転の接線方向へ力をかけなければいけないのだから、6時の位置では後方へ「回す」べき。
本書には「靴底の泥を落とす感じで」と。
「踏む」でいいのは、ペダルが3時の位置にある一瞬だけだ。

今までは、ペダルがどこにあろうと、立ち上がるくらいに思いっきり踏んでいた。これでは完全にエネルギーのムダで、筋肉が疲れるだけ。
こんなんだから、「足首が疲れる」なんていう異次元なことを言っていたわけだ。


②前傾姿勢のとり方
スキーの前傾姿勢は、腰から、というか、足首から。なるべく体の低い位置から、が基本。
でも自転車の前傾は違った。
「へそより上から前傾」
腰は前傾ではなく直立。棒立ち。へそより上の上半身を猫背にするのが正しいらしい。おなかにボールをかかえるような感じで。
そんなこと知らなかった私は、腰を前に曲げて前傾。これでは腰が痛くなって当たり前らしい。


早速、本日の朝街道。
この①②を注意しただけで、これまで問題だった足首の疲れと腰の痛みが完全に消えた。この調子なら、平地ならば、どれだけでもロングライドできる。
フォームって大事だね。
気合だけでは解決できないことがたくさんある。


………

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マンチェスターユナイテッドのオフィシャル商品。10番。(選手名は入っていない。)
昨日、シマムラで見つけて即購入。
上下セットで1900円。
ゼロが1つ少ないわけではない。たったの1900円。
シマムラマジック?

赤じゃないから安い?
ま、マンUファンではない私には何色でもいいが、
「赤の26」も上下セット1900円で売ってた。
この2種類だけで、残念ながら「20」は売ってなかった。
ちなみに、「26」は香川。
「10」はハゲ。
「20」はファンペルシー。

でも、もしかして、13-14シーズンは?
ルーニーが放出されれば、ファンペルシーが「10」??
もしもそうなったら、超掘り出し物だ。
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by akogarehotel | 2013-07-13 13:51 | 本気のサイクリング | Comments(0)  

アラフォーからのロードバイク、 自転車脳の人々 平成25年7月7日(日)

この本を読め 平成25年7月7日(日)

①アラフォーからのロードバイク (野澤伸吾、ソフトバンク)
②ノッてしまったアナタがまさに!自転車脳の人々(玉井雪雄、TATSUMI MOOK)
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この2冊ともに、聖書。
40代のいいオヤジが今さら自転車に乗ってみよう、なんて思っているとき、今すぐ読むべき本。
要するに、まさに「俺専用」「オレ向け」「ダレトク?」
しかも、発刊日がそれぞれ、平成25年6月と平成25年7月。
こんな本が発刊されるなんて、オレと同じような人間が世の中にもいるのか、と驚いてしまう。


①アラフォーからのロードバイク (野澤伸吾、ソフトバンク)

ワイズロードというカリスマ自転車店の店員さんが書いている本。「店員さん」と言っては失礼なくらい、その道のプロであるが、その「店員さん」も40代になってから自転車にのめりこみ始めたという。

題名の通り、とりあえず初心者オヤジが知るべき、いくつもの項目が書かれている。
エントリーモデルとして買うのはどんなものか。
自転車以外に買うべきものは?
自転車を買ってからどうする?
簡単なフォームの指導。
ロングライドに対する初歩的なこと。
などなど。

これくらい知らなきゃ、話にならない。ということが詰め込まれた1冊。



②ノッてしまったアナタがまさに!自転車脳の人々(玉井雪雄、TATSUMI MOOK)

ロードバイク、自転車が大好きでたまらない人たちの日常が、イラスト・マンガと文章で描かれている。
ロードバイクの楽しいこと、つらいこと、悲しいこと、困ったこと、厳しいこと、泣けること、、、? などが初心者目線で、初心者に対する「悪い見本」として勉強になり、笑いにもなる。

「こんなことあるよね」的な内容も、初心者にとっては、「そういうことが起こるのか。では対策はこうしよう。」
と表紙からは想像もつかないくらいに、教養的な本。
でも「マンガ」なので、あっという間に読破できる。


ともに、これからロードバイクを始めるオヤジには「必読」の2冊。
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by akogarehotel | 2013-07-08 17:20 | この本を読め | Comments(0)  

フットボリスタ主義 木村浩嗣 ソルメディア  平成25年5月14日(火)

WCCFネタ以外をあと1つ。その3.

というか、
そろそろ、協会あきてきた?

というか、昨夜、時間ができたのでマトリクス。
ところが4サテしか動いていないから満席。
仕方ないから絆へ移動した。


………


フットボリスタ主義 木村浩嗣 ソルメディア  平成25年5月14日(火)


この本を読め。

目が覚める本。
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木村浩嗣さんは、言わずと知れた雑誌「footballista」の編集長さん。
その雑誌「footballista」の編集長コラムの過去5年分のなかから、選りすぐりを集めたのがこの本。
たしかに、「焼き直し」ではあるが、

あらためて、木村浩嗣さんと言う人の人間と思想を理解できる。
そして、僭越ながら、多くの部分に共感し、明日からのエネルギーを受け取れる。
そんな本。


木村さんは、サッカーの経験はゼロ。
脱サラで30代のときに突然スペインへ。
そこでサッカーの魅力に取り付かれ、いつのまにかサッカーの監督ライセンスを取得した。
代表やプロチームの助監督までならできるライセンスだという。
現在は、スペイン在住で、編集長のかたわら「少年チーム」の監督をやっている。
(もちろん、日本人が考える「少年サッカー」とは別次元。)


で、スペインからサッカーと、そしてサッカーにまつわる周辺事情をレポートしてくれるわけだが、、

「サッカーを理解するとその国がわかる」

これはヨーロッパと南米に関しては、正しい?

アメリカを理解しようと思ったら、サッカーではなくアメフトと野球とホッケー?
日本を理解しようと思ったら野球?少なくとも相撲ではない。

どこまで理解できるかはもちろん確約はないが、

サッカーを知ることによって、その国の内面が見えてくる。
例えば、シャビアロンソがなぜレアルにいるのか、とか、
スペインの「ダービー」は、日本の「ダービー」とは比べられないくらいの重みがあるとか、
スペインのサッカーはまるで華やかなように映っているが、その実情は国の経済状況と同じく、、とか、

サッカーに関する話から、世界情勢の話へ、どんどんと伸展していく。

読んでいくうちに、もちろん自分もスペイン(あるいはイタリア)に行ってみたい、あわよくば住んでみたいという熱望が膨らんでいくが、
さすがに無理。
だから、これからも、しばらくは雑誌「footballista」で我慢しないといけない。

………

木村さんの人間性をあらわすこんな言葉、

この本が出るにあたって巻頭に。

(抜粋)

これはいわゆる”編集長日記”ではない。あれは嫌ですね。「あんたは偉い人かもしれないが、何をして、何を食ったかなんて、俺には興味がない」と。そんな夏休みの子供の宿題まがいを読まされて面白いはずがない。

とはいえ”編集後記”の寄せ集めではない。
”印刷の機械を止めて最後の原稿を押し込んだ。ふぅ。思えば昨夜から何も食べてない…”
こんな独りよがりを私は読みたくない。
これは忙しさ自慢。書いている人間が有名人でもなんでもないという点で、商品価値はさっきの日記まがいよりも下である。

みなさん、知ってますよね。「忙しい」が口癖の奴にはろくな奴がいない…



ぐさっ。
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by akogarehotel | 2013-05-15 16:21 | この本を読め | Comments(0)  

「国語力の基礎 書く力をつけるGakken」「ふしぎのサイエンス②」 平成24年9月23日(日)

「国語力の基礎 書く力をつける(Gakken)」と「ドラえもん ふしぎのサイエンス②」 平成24年9月23日(日)


小学校1年生の長男。算数の勉強は、あやのいち塾の算数パズルで完璧。
しかし、国語は、、、あやのいち塾の問題はむずかしくて、なかなか目をむけてくれない。
算数パズルのような、国語パズルがないかなぁ、
と、マトリクスの隣にある本屋さんで探していたら、、、


「国語力の基礎 書く力をつける ひぐち先生の書きことば塾(Gakken)」
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(カラーカバーは子供が手を切るので、いつもすぐに捨ててしまう。)
中身は、期待通りの「国語パズル」。
文章の「間違い探し」や「穴埋め問題」。
いろいろなパターンの問題があるが、例えば、これ。


『お父さんをえきまでむかえにいくと、お父さんは(        )。』
『こういちくんにえんぴつをかしてあげたら、こういちくんは(   )。』

(  )の中に自分で考えた文章を書く。もちろん、正解は無限。文法さえ正しければ全て正解。
さらには「なるべくおもしろいことを考えてみましょう」と但し書きがある。

で、うちの子の解答例は、

『お父さんをえきまでむかえにいくと、お父さんは( はだかでたっていた )。』
『こういちくんにえんぴつをかしてあげたら、こういちくんは( あなをほった )。』


子供の自由な発想を育てるし、文章の練習にもなる。
しかし、さすがに学校では、これを「正解」とは言いずらい。
自宅でしかできない、最高のパズルなのでは?
少なくとも、小学生が喜んで飛びつき、笑いながら問題を解いている時点で、これ以上のことは要求しなくていい。


そういえば、似たような問題が月之丞のサイトにあったね。なつかしい昔話。


では、私の模範解答。

『お父さんをえきまでむかえにいくと、お父さんは( 知らない女の人と仲良く手をつないでいた )。』

『こういちくんにえんぴつをかしてあげたら、こういちくんは( プロポーズしてくれた )。』

『お父さんをえきまでむかえにいくと、お父さんは( 知らない女の人に斉射を発動させていた )。』

『こういちくんにえんぴつをかしてあげたら、こういちくんは( 寝返った )。』



また、こんなのを復活させてみる?

★ ★ ★ ★ ★


「ドラえもん ふしぎのサイエンス②」
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子供にエコとサイエンスを理解させるドラえもんシリーズの第二弾。

前回の付録が手回しで浮き上がるタケコプターだったが、
今回は、風力発電でライトが光るドラえもん。
黄色い大きなプロペラが回れば、ドラえもんが手足を動かして、持っているライトが光る。
意外と精密にできていて、摩擦を極限まで減らしているので、大人なら、息を吹きかけるだけで十分に発電できる。子供が手に持って走っても十分。扇風機の前にかざせば、子供達の感動は間違いなし。
同梱のキットで自転車に取り付けることもできるが、発電を気にしながら自転車を走らせるのは危ない。
「発電させてもいいけど、ドラえもん人形を見ちゃだめ」
という矛盾。

ということで、風が吹けば発電できる、という政治的に素晴らしいことを、子供に押し付けるには十分すぎるおもちゃだ。
(風力発電が原子力発電に勝る、なんて妄想は感じて欲しくないのだが。)


ただし、所詮は、モーターを使えば簡単にできるプラモデル。今話題のメイドインチャイナならせいぜい300円くらい?
1800円という値段は高すぎる。ドラえもんの権利料が高すぎる気がする。

でも、ドラえもんだからこそ子供をひきつけてくれるので、お金を気にしなければ、子供にとっては最高の勉強道具かもしれない。

第三弾は、ソーラーパネルつきドラえもんだそうだ。

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by akogarehotel | 2012-09-25 09:51 | この本を読め | Comments(2)