2207. 渡辺航さんのすごいところ 平成31年2月10日(日)

渡辺航さんのすごいところ 平成31年2月10日(日)



いい話なので、ボカさずいきましょう。


前橋シクロクロスでは、超有名マンガ家さんのサイン会がありました。

この人が、本当にすごい人で、少なくとも現時点で、僕が最も尊敬する霊長類かもしれません。これほど「他人のためにがんばれる」人は、キリストかムハンマドかブッダくらいだと思います。



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「弱虫ペダル」の渡辺航さん。

自分から申し込んで、このレースに参加したという。レースのついでに、朝10時からサイン会が企画された。



開会式が始まる朝8時には、すでに30人くらいの行列。

普通、「10時からマンガ家のサイン会」と掲示されれば、10時過ぎになってやっと始まるもの。ところが、

朝8時の時点で、渡辺航先生が、


『 サイン会は10時からなんです。ごめんなさい、寒いけど、もうちょっと待っててくださいね。 』


と、頭をペコペコ下げながら、並んでいる人に挨拶している。


そもそも、サイン会場用のテントを設置したのも渡辺先生。

(前橋市職員は何をやってんの?!)

ちなみに、この場所は、シクロクロス会場。利根川河川敷、もちろん屋外。北風が吹き、推定気温は5℃。

一番寒いのは、どう考えても渡辺先生自身だ。


それが、『 ごめんなさい、ごめんなさい 』と、並んでいるファンのオバサンを気遣ってる。そして、ついには、その場で写真撮影会。

並んでいるほぼ全員と即席の「ツーショット撮影」。

サイン会の始まる1時間前です。どこまでサービス精神のかたまりなんでしょう。



………


 

サイン会は、ひとつ1000円のサコッシュを買い、そこにサインをしてもらう仕組み。


10時から始まって、11時半ころにひと段落。

これで終わりかと思ったら、なんと今度はファンの求めに応じて、サコッシュ以外にもサイン。そのへんの紙切れでもいい「なんでもサイン会」。


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集まってる人、ほぼ全員にサインしている。

推定気温6℃の河川敷です。




12時頃、終了。

さすがに休憩しているのかと思ったら…

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コースを走ってる!


午後のレースに出るので練習してるんです。


試走時間が終わると、テイクアウトのカレーを半分食べながら、なんとまたサイン会。

ファンは遠慮なく群がる。朝からいるオバサンは、もう10個以上もサインしてもらってる。見ているほうが、かわいそうになっちゃうよ。

あまりにもかわいそうなので、ホットレモネードを差し入れしてやった。

(前橋市からの差し入れは何もなし)



そして、午後のレースに出走。

(あとで聞いたところによると、頭から落車したというが、)


レース終了後、またしてもサイン会。

アホですか?アホですね?


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(写真右端が、渡辺航さん)


午後から風が強くなってきて、あいかわらず推定気温は6℃です。

サイン会は閉会式まで続きました。



朝8時から、午後4時の閉会式まで。医務室のすぐ隣でやっていたサイン会が中断されたのは、つまり渡辺先生が休憩していたと思われるのは、せいぜい30分くらいです。

間違いなく、今日、一番仕事をしていたのは、渡辺先生ですね。会場のスタッフの誰よりも、前橋のために頑張ってくれました。


(それが主催者には分かってないのが、本当にむかつく。お茶の一杯すら差し入れてないし。消防法でストーブが禁止なら、風除けのテントくらい貸してやればいいじゃん。2人で記念写真を撮って笑ってる場合じゃないよ、山本さん。)



ということで、戦利品。

僕も1時間30分ほど並んで、その間に5回くらい握手をしてもらって、獲得したサコッシュは5つ(5000円)。

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なぐり書きのようなサインがしてありますね(^^)

こんな人は応援したくなります。

(僕が応援しなくたって、みんながするけど。)


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早速、全巻購入しました。待合室マンガ喫茶化計画。

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# by akogarehotel | 2019-02-13 13:25 | 本気のサイクリング | Comments(3)  

2206. 前橋で今週末に開催された自転車大会の医務室 平成31年2月10日(日)

前橋で今週末に開催された自転車大会の医務室 平成31年2月10日(日)



イベント主催者に見つかると、削除しないといけなくなるので、わざとボカした題名です。

 『 内部批判はルール上、禁止されてます。』 って。



この日曜日に、前橋で自転車大会がありました。

河川敷の山あり谷ありジャンプ台ありの特設コースで、泥だらけになりながら走るレースです。一般的には「シク○ク○ス」といいます。

男女ともに、日本チャンピオンが参戦して、かなり盛り上がったレースですが、

その医務室を「ボランティア」でお手伝いしてきました。



………



問題の多い職場でした。すでに10回くらい開催しているらしいけど、よくもこれで。



★救急車の問題

骨折の疑いがある選手を救急車で搬送する。

落車なので、泥だらけ、砂だらけ。なおかつ、県外から一人で参加。

荷物どうするの、着替えどうするの?本人が困るのなんか、どうでもいい。

搬送先の病院が困る。「付き添いのない患者を救急車で運ぶ」って、医療業界のタブーなんです。そんなことしたら、明日から僕が仕事できないよ。



★水の問題

こんなにも広大な会場に水道がひとつもない。

擦過傷なのに洗浄できないって、どういうこと?こんなもの市長の権限で水道を引くしかないだろ。



★備品の問題

「バンドエイドも用意してあります」って、市の職員さんに言われたけど、指に巻くくらいの小さいので何ができるの?

ボランティア勤務の上、備品も自分が用意。ここまでさせといて、一言もお礼がないのかい。



★患者の問題

これが一番の問題。

今回は、一般参加も自由な大会なので、その礼儀が欠如した患者ばかり。

転んだままの泥だらけの状態で、医務室にズカズカと入ってきて、何も言わずにドカっと座るだけ。砂を落としてくるとか、シャツを脱いで傷を見せやすくするとか、というか、「どこが痛い」とすら言わずに、さっさとお願いみたいな態度で、何も言わない奴とか。

貼ったばかりのバンドエイドがはがれたから文句を言うとか、10円玉くらいの擦過傷を「ここも痛いんだよ」とか堂々としているとか。


ここが青山医院なら、「こんなんで医者に来るんじゃねぇ、帰れ!」と間違いなく怒鳴ってる。

でも、他人さまの庭なので、ぐっと我慢。

ボランティアでやってるのに、なんでこんな奴らに頭さげながら仕事しないといけないの?



………



というような話をFBに書いたら、主催者から当然の削除要請。

ま、書いた僕が悪いか。だから、こっちで書いておく。こっちは日記だから。



今後はもう引き受けません、と大会委員長に伝えた。

もうアリエンロッベンだ。



………



大会委員長はWさんという、ご自身もこの競技で世界で活躍した有名人だそうです。(申し訳ないけど、僕は存じ上げてない。)肩書きは、タキザワサイクルの社員だとか。


Wさんは、確かに、大会中は頑張っていますが、



このイベントは、前橋市の町おこし。

だから、本当のトップは、市長と市役所のお役人。

その人たちが、たぶん、下々のことを全く理解していませんね。


よくあることだから、イマサラモハメドサラーですが、

市役所の平社員さんとか、コース管理のボランティアとか、グリフィン監督のカノさんとか、本当にみなさまご苦労されています。

で、その一方で、胸をそらして「あとよろしく」的なお役人さま。

僕は市役所の職員でもなんでもないので、お役人さまに1ミリの恩も義理もありません。彼らがそんな態度なら、僕もこれ以上は協力したくないよ。


しかし、グリフィンさんとか、タキザワサイクルさんとかは、立場上、協力せざるをえない。かわいそうです。



………



(あくまでも、僕が聞いた話)


運営するJCFから、「大会には必ず医者を待機させろ」という命令が来たそうです。

通常、医者一人を一日雇うなら、なんと10万円が相場。

しかし、JCFは命令だけして、予算は出ないんだとか。


じゃぁ、ということで、無給でもホイホイやってくる僕みたいなのが呼ばれるわけだけど、常にそうできるの?

医者がいないと開催できないなら、予算を出すか、開催しないか、のどちらかでしょ。

さんざん開催されてる「競輪」がそうなんだから、同様にするしかないでしょ。

それをやらない奴、つまり手抜きしている奴の「しりぬぐい」というボランティアなんて、やりたくないよ。



………



患者の質が悪いのは仕方ない、というか仕方なくない。


自転車に限らず、スポーツイベントが盛んになると、ちょっとやそっとのことで医務室に顔を出す輩がいる。それが権利だと勘違いして、治療してもらうのが当然、治療してもらわなきゃ損だ、くらいに考えている。

参加人数が多ければ多いほど、こういう質の悪い輩が増殖するんだ。


少しくらい痛いのは我慢する、処置してもらったら「ありがとう」、ケガくらいじゃ練習を休まない、そんな頑張りやさんのためだけに、僕はボランティアをやってるつもり。



………



こんなイベント、やめちまえ!って本気で思うんだけど、

全レース終了後の光景↓

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大人たちが撤収作業の真っ最中。小さな自転車で、楽しそうに丘を登り降り、はしゃいでいる子供たち。小学生か、幼稚園児か。

この子達が、今日一日で得たものを考えると、まぁ、開催する価値がないわけではないか。


(つづく。次は楽しいお話です。)







# by akogarehotel | 2019-02-12 12:57 | 本気のサイクリング | Comments(0)