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体育会水泳部 #2354 令5年3月

体育会水泳部 令5年3月



体育会系という言葉は、最高の誉め言葉なので、自称するのは非常にはばかられます。


でも、これなら許されますか?(笑)↓



ある日曜日の過ごし方(3月26日)。

7:00-9:00 お墓参り(諏訪部先生)

9:30-11:00 お墓参り(岸先生、法医学の大家)

12:00-14:00 卓球練習 長男

14:00-16:00 卓球練習 中央中等

16:00-18:00 卓球練習 長女

18:00-20:00 焼き肉

20:00-21:00 自転車練習 自分

21:00-22:00 仕事 カルテ整理

22:00-24:00 DVD「ピンポン」



焼き肉の直後に練習をするアホです。

12kmもがき。

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久しぶりの休憩時間に、窪塚洋介の「ピンポン」。

世界3大スポーツ映画の一つ。DVDを買いました。観るのは5回めです。

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夏木マリ(窪塚洋介のコーチ)

 『 技術を教えるだけがコーチじゃないよ 』

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ちなみに、3大スポーツ映画の、残りの2つは、

「私をスキーに…」と

「ウォーターボーイズ」。

竹中直人は3つ全部に出演。



………



で、本題の体育会の話は、後輩のこと。


結果に反映されない努力を惜しまない

疲れても、爽快感が残る

良くも悪くも、人間関係が構築される


こんなのが体育会運動部の定義。

とすると、eスポーツ(ゲーム)は「体育会」ではない。

疲れたときは、疲労感しか残らない。


または、

どんなに優秀なスポーツ選手であっても、人間関係を拒否するならば、それは体育会系ではない。



………



先週1週間、大学の後輩が、わざわざ前橋まで来て合宿をしていました。

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医学部生だけの「水泳部」ですが、「体育会水泳部」と称しています。

一応、その名のとおり、

学業よりも水泳優先。授業日数よりも、水泳日数のほうが圧倒的に多い。

オフがなく、ほぼ一年中泳いでいる。水泳のためにバイトをして、水泳のために日頃の体調を整えている(授業に出ないで休養している)。



そんな彼らですが、都内のプール状況は厳しいので、コースを貸し切れる場所があれば、どこへでも泳ぎに来ます。

僕が大学生のころは伊豆や山形にまで泳ぎに行っていました。ちなみに、「伊豆」とはサイクルスポーツセンター、競輪学校のことです。



合宿の練習は、1日2回を4日間。1回の練習でヘトヘトになるけれど、3時間の休憩で回復し、また次の練習でヘロヘロになり、の繰り返し。

練習中のすべてのタイムを測定し、一番時計の選手は表彰されます。流している選手は一人もいない。


体型を見れば、彼らの本気度は一目瞭然。

「本当に医学部生か?」という大胸筋をしています。学生というより、解剖学の人体標本みたいです。

敷島では全国優勝の水球チームも練習していますが、体型だけなら負けてないかも。


↓プール。水面は撮影禁止。

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そんな彼らは、練習前後の態度もきびきび整然としていて、体育会そのもの。

付き添う大人の私が、背中を曲げて歩いていたら恥ずかしくなるくらいです。

まさに、「背筋が伸びる思い」です。



………



あしだまなが入るとか、入らないとか言われている僕の大学では、

当然なことなのですが、

(僕が言うことではなく、みんなが言うことなのですが、)



医学部の学生にとって必要なものは、知識ではなく、体力と人間関係。

運動部に入れば、それらがもれなくついてくる。

だから、誰に命令されるわけでもないのに、1学年100人のほぼ全員がなんらかの運動部(吹奏楽部含む)に所属しています。



医学部には医学部だけの全国大会があります。(移動の都合で、東日本大会と西日本大会に分断。)

後輩水泳部は、その東日本大会を、もう何年だか忘れてしまうくらいに連続優勝しています。こんなに練習しているんだから、当然でしょうね。

頭がいいうえに、スポーツが得意なので、そりゃモテるに決まってます。

(僕らのころは、昭和のオジサン部だったので、これだけは該当しません。)






# by akogarehotel | 2023-03-28 13:17 | ただの日常日記 | Comments(0)  

夢のその先 #2353 令5年3月17日(土)

夢のその先 # 令5年3月17日(土)



卓球のできない卓球部コーチを、子供たちがこんなところまで連れてきてくれました。

ありきたりな言葉ですが、夢のようです。

子供たちには、感謝の気持ちでいっぱいです。



同日開催で長女が出場している東京選手権本戦(東京体育館)へは行かずに、ここ宇都宮の関東大会に来ました。長女の試合を見ると、動悸が止まらなくなるので。


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関東中学校選抜卓球大会


関東大会は、これまでの市大会、県大会とはまさに別世界。

つい昨年、とちぎ国体が開催されたアリーナで、観客席はほぼ満員。

キラキラな照明、報道カメラマン、卓球用具の売店など、子供たちにとっては、初めての世界が広がっています。

この感動と興奮を、ぜひ忘れないでほしい。卓球とは関係のないところで、プラスとなるでしょう。

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………



卓球のできない私が、「関東大会出場校のコーチ」なんていう偉い肩書をもらえた理由ですが、

3年前、長男が中学生(中央中等)だったころ、長男のベンチコーチとして登録してもらいました。卓球はできないけれど、子供たちの試合や練習に付き合わされているので、練習メニューに関する知識だけはあったのです。


その後、長男は中学を卒業しましたが、次から次へと新入生が入ってくるため、私自身はコーチを辞めるタイミングがなかったのです。


当時の顧問の先生からも、

『 週1回は練習に来てください。 』

『 コーチが来ると、生徒の目つきが違う。 』


とおだてられ、

「適任者がいたら、いつでも交代します」と言いながらも、楽しく練習を続けてきたわけです。



………



2年前の新入生は男子ばかりの初心者9人でした。

彼らは、どこのクラブチームにも属さず、部活動の練習だけで1年半。

そんな状況で、去年秋の新人戦(団体戦)で県3位となり、関東大会出場を勝ち取ったのです。



それまでにいくつもの幸運があったことは間違いありません。おそらく実力以上の結果です。

だから、今回のことには慢心せずに、卓球以外のことにも活かして欲しい。

素直で頭のいい彼らなら、たぶん心配はいらないでしょう。



………



関東大会の結果


予選リーグ

中央中等(群馬3位)

● 2-3 千葉6位

● 2-3 神奈川4位

● 1-3 栃木1位


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試合後のミーティングにて、

生徒から「もっと上達したい」という気迫がヒシヒシと感じられます。


『明日の日曜日、青山医院で練習してもいいですか?』

勝ち負けに関係なく、経験が彼らを育てます。



………



戦利品(おみやげ)。

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↓感謝の気持ちとして、生徒へひとつずつプレゼント。ひとつ800円!

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↓「学校名」シリーズは、意味もなく買いたくなってしまう。ずるい。

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★★★



裏話。


実は、去年の秋に、長女と中央中等男子全員に練習試合をさせた。

結果は、当然、ボコボコのメタメタ。


「同学年の女子に負けて恥ずかしいだろ、がんばれ!」

が狙いではない。


「コーチのお子さんて、めちゃくちゃ強いな。コーチの言うことを聞いてれば強くなれるのかな。」

が狙い。



狙い通りかどうかは確実ではないが、部員たちの私に対する態度は申し分ない。練習やプレイについて、僕の言うことを本気で聞いてくれる。

とりあえず一人の言うことをしっかり聞いて練習する、というスタンスは正解だと思う。


僕も長女によく言っています。「小野沢さんが白といえば、白。黒といえば、黒。」






# by akogarehotel | 2023-03-23 19:45 | 卓球 | Comments(0)