初心者目線のヒルクライムトレーニング 平成25年12月3日(火)
初心者目線のヒルクライムトレーニング 平成25年12月3日(火)
先週の火曜日。宇都宮競輪に行く予定が、長男の体調不良で中止。
今日も火曜日。宇都宮競輪がたまたま絶賛開催中だったのだが、
今度は長女の体調不良で中止。。。。
この時期は仕方ない。
確率的に「遊びの予定を入れてはいけない」時期だ。
とはいえ、昼から自由時間を頂いたので観音山へ。
観音山トレーニング。
今日の練習メニューは、
1:熱海アウター (2.8km、平均6%)
2:大谷1枚残し (500m、平均16%)
3:大谷シッティング
4:天空(制限なし) (760m、平均13%)
2~4を3セット。
合計10本。
合計標高差たったの880m。距離たったの35km。
これだけ?
【重要】
これ以上、練習の本数を増やしても意味がありません。
練習の目的は、スタミナをつけることではなく、パワーをつけることだから。
という意味では、「激坂ヒルクライム」は、むしろ「ロードバイク」よりも「競輪」に近いのではないでしょうか。
スタミナなんていくらあっても、塩沢は上れません。
東京前橋を休憩なしで走っても、まだもう1回行けるよ、くらいの私のスタミナでも、塩沢は上れない。
塩沢を上るためには、たったの1分でいいから、爆発的なパワーを発揮できるような筋肉を育てないといけない。
そのためには練習の距離を増やすのではなく、1本あたりの中身の濃い練習をしないといけない。
「こんなの無理ー」というような練習の、そんな状態からの一踏みで「力」がつくのです、と伏見ブログにも書いてある。
ケイデンス重視のローディ練習では、平地を走りきる力がつきますが、瞬発力は育たない。「ロードバイク脳」では、上限能力を長時間維持するリミッターが脳みそに埋め込まれています。だから、からだと脳みそが、「これ以上無理ー」なところ以上に踏み込むのを自然にやめてしまうのです。
中学の頃から長距離競泳をやってきた私は、完全に「長距離脳」の「ロードバイク脳」。
これを「短距離脳」な「競輪風脳みそ」に変えないと、塩沢は上れない。
「なんでオレは吐けないんだよー」
ローディだった辻堂リンタロウも悩んでいる。
(よくわからない人は、オッズ(小学館)を参照。)
………
天空コースのご紹介
760m、標高差100m、平均13%
(表記されている勾配は全て推測。でもあながち間違いではないと思う。)
スタート地点。すぐ脇に自販機やバス停のベンチがある。
そのカーブを左に曲がると、いきなりそいつは待っている。
急勾配の長い直線。
始まりは10%強であろうが、だんだんと勾配が増す。直線の最後は20%くらい?
写真を撮るためにガードレールに立てかけた自転車が滑り落ちてしまうくらいの勾配です。
路面には滑り止めとして「横溝」が彫られている。というか、もちろんコンクリート。勾配がきつすぎてアスファルトが接着しない。
しかし、この直線の突き当たりを左へ曲がると、そこが本物。
ほんの10m程度ですが、これって30%くらいあるんじゃない?
駅の階段みたいだ。
この「階段」を右へ曲がると、少し「ラクになった」気がするが、
それでも余裕で15%以上あると思う。
この15%が50mほど続くが、驚くのは両側に民家が建っている。
「雪が降ると大変なんですよ、おほほ」
とおばちゃんが話してくれたが、
「基本的に車で移動ですからね。でも初めて来た人達はみんな『車がひっくり返りそうな坂』って言いますね。」
だそうだ。
雪どころか、ちょっとした雨が降っただけで「滝」になると思う。
その後、一度平坦な区間があり、エネルギーを充填できる。
ま、平坦っていっても10%弱ということですが。
そして、最後にまた20%前後のカーブがあり、、
「天空展望台」に向かっての最後の15%程度の直線を50mほど上りきるとゴール。
ゴールからの展望。
………
で、本日の練習。
熱海をアウターだけで上り、大谷のスタート地点へ。
熱海にも10%(推定)区間がある。ちょっと気力を使う。
まずは、大谷1本目をインナーの2速(軽いほうから2段め)で上ってみる。
ちょっとキツイけど、まぁ、なんとか。
(なんて、言っててはいけない。余裕を残して上れるなら、その余裕がなくなるくらいに最後の直線でもがかないといけない。)
大谷2本目。
インナー1速(ファイナルロー)でシッティングだけで上る。
えっ?と思うくらいにキツイ。
先週は簡単に上れたのに、おかしいな。
中間地点の直線はなんとか上れたが、最後の直線で挫折。あと10mのところで着地してしまった。
おかしいな、と思ったら、、、
アウターになってる!
アウターのシッティングでここまで上ったの?
気分をよくして、その後の練習密度を上方修正。
天空 1速
大谷 2速シッティング
大谷 2速シッティング
天空 2速
大谷 3速 +ラストもがき
大谷 2速シッティング +ラストもがき
天空 2速シッティング +ラストもがき
もう塩沢を上れんじゃねぇの?
(全然そんなことはない)
3時半に帰宅して、遅い昼食。
もちろん、ビールがうますぎる!
先週の火曜日。宇都宮競輪に行く予定が、長男の体調不良で中止。
今日も火曜日。宇都宮競輪がたまたま絶賛開催中だったのだが、
今度は長女の体調不良で中止。。。。
この時期は仕方ない。
確率的に「遊びの予定を入れてはいけない」時期だ。
とはいえ、昼から自由時間を頂いたので観音山へ。
観音山トレーニング。
今日の練習メニューは、
1:熱海アウター (2.8km、平均6%)
2:大谷1枚残し (500m、平均16%)
3:大谷シッティング
4:天空(制限なし) (760m、平均13%)
2~4を3セット。
合計10本。
合計標高差たったの880m。距離たったの35km。
これだけ?
【重要】
これ以上、練習の本数を増やしても意味がありません。
練習の目的は、スタミナをつけることではなく、パワーをつけることだから。
という意味では、「激坂ヒルクライム」は、むしろ「ロードバイク」よりも「競輪」に近いのではないでしょうか。
スタミナなんていくらあっても、塩沢は上れません。
東京前橋を休憩なしで走っても、まだもう1回行けるよ、くらいの私のスタミナでも、塩沢は上れない。
塩沢を上るためには、たったの1分でいいから、爆発的なパワーを発揮できるような筋肉を育てないといけない。
そのためには練習の距離を増やすのではなく、1本あたりの中身の濃い練習をしないといけない。
「こんなの無理ー」というような練習の、そんな状態からの一踏みで「力」がつくのです、と伏見ブログにも書いてある。
ケイデンス重視のローディ練習では、平地を走りきる力がつきますが、瞬発力は育たない。「ロードバイク脳」では、上限能力を長時間維持するリミッターが脳みそに埋め込まれています。だから、からだと脳みそが、「これ以上無理ー」なところ以上に踏み込むのを自然にやめてしまうのです。
中学の頃から長距離競泳をやってきた私は、完全に「長距離脳」の「ロードバイク脳」。
これを「短距離脳」な「競輪風脳みそ」に変えないと、塩沢は上れない。
「なんでオレは吐けないんだよー」
ローディだった辻堂リンタロウも悩んでいる。
(よくわからない人は、オッズ(小学館)を参照。)
………
天空コースのご紹介
760m、標高差100m、平均13%
(表記されている勾配は全て推測。でもあながち間違いではないと思う。)
スタート地点。すぐ脇に自販機やバス停のベンチがある。
そのカーブを左に曲がると、いきなりそいつは待っている。
急勾配の長い直線。
始まりは10%強であろうが、だんだんと勾配が増す。直線の最後は20%くらい?
写真を撮るためにガードレールに立てかけた自転車が滑り落ちてしまうくらいの勾配です。
路面には滑り止めとして「横溝」が彫られている。というか、もちろんコンクリート。勾配がきつすぎてアスファルトが接着しない。
しかし、この直線の突き当たりを左へ曲がると、そこが本物。
ほんの10m程度ですが、これって30%くらいあるんじゃない?
駅の階段みたいだ。
この「階段」を右へ曲がると、少し「ラクになった」気がするが、
それでも余裕で15%以上あると思う。
この15%が50mほど続くが、驚くのは両側に民家が建っている。
「雪が降ると大変なんですよ、おほほ」
とおばちゃんが話してくれたが、
「基本的に車で移動ですからね。でも初めて来た人達はみんな『車がひっくり返りそうな坂』って言いますね。」
だそうだ。
雪どころか、ちょっとした雨が降っただけで「滝」になると思う。
その後、一度平坦な区間があり、エネルギーを充填できる。
ま、平坦っていっても10%弱ということですが。
そして、最後にまた20%前後のカーブがあり、、
「天空展望台」に向かっての最後の15%程度の直線を50mほど上りきるとゴール。
ゴールからの展望。
………
で、本日の練習。
熱海をアウターだけで上り、大谷のスタート地点へ。
熱海にも10%(推定)区間がある。ちょっと気力を使う。
まずは、大谷1本目をインナーの2速(軽いほうから2段め)で上ってみる。
ちょっとキツイけど、まぁ、なんとか。
(なんて、言っててはいけない。余裕を残して上れるなら、その余裕がなくなるくらいに最後の直線でもがかないといけない。)
大谷2本目。
インナー1速(ファイナルロー)でシッティングだけで上る。
えっ?と思うくらいにキツイ。
先週は簡単に上れたのに、おかしいな。
中間地点の直線はなんとか上れたが、最後の直線で挫折。あと10mのところで着地してしまった。
おかしいな、と思ったら、、、
アウターになってる!
アウターのシッティングでここまで上ったの?
気分をよくして、その後の練習密度を上方修正。
天空 1速
大谷 2速シッティング
大谷 2速シッティング
天空 2速
大谷 3速 +ラストもがき
大谷 2速シッティング +ラストもがき
天空 2速シッティング +ラストもがき
もう塩沢を上れんじゃねぇの?
(全然そんなことはない)
3時半に帰宅して、遅い昼食。
もちろん、ビールがうますぎる!
by akogarehotel | 2013-12-05 13:13 | 本気のサイクリング | Comments(0)