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1902. 初めてロードバイクを買う人のために(2) 平成28年6月13日(月)

初めてロードバイクを買う人のために(2) 平成28年6月13日(月)


(その1からつづき)

【4】買う前の心構えは?
【5】自転車以外で買いそろえるものは?
【6】パンク対策は?


………


【4】買う前の心構えは?


≪答≫
1.保管場所
2.乗る時間
この2点が、ロードバイクを始めるための最大の障壁。


1.保管場所
自転車屋さんは「室内に保管しろ」というが、家族がいるとなかなか難しい。
玄関に置いている人がもっとも多いと思われるが、我が家のような豪邸でも玄関が狭くなったと感じる。家の外に専用の物置があるとうれしい。
少なくとも、雨に濡れる場所はありえない。「汚さないでおく」という意識が、自転車に乗ることを楽しくさせてくれるから。シートをかぶせて保管できるなら屋外でも譲歩できるが、ちょっと面倒だ。
私の場合は、玄関では家族から苦情が集まってしまい、職場の検査室(半室外)に置いている。

そう考えると、保管場所付きのサイクルセンターがあるとうれしい。前橋駅前に計画中との噂があるが、もしできれば、手ぶらでサイクリングが可能になる。


2.乗る時間
週1回では、ギリギリ少ない。
日曜日以外に、あと1日、乗れる日をつくって欲しい。

週1回では練習にならない。脚力が育たないから、ある時点で壁を感じてしまい、そこでつまらなくなる。
通勤通学でもOK。乗ることによって、見えること、感じることがある。



【5】自転車以外で買いそろえるものは?


≪答≫ 空気入れ、ヘルメット、カギ、、、その次に、ライト、手袋

空気入れ
:自宅で使うためのフロアポンプタイプ(圧力メーター付)。
下記のパンク対策のために絶対に必要。パンクの修理に必要なのではなく、パンクの予防に必要。圧力メーターで、毎回、空気圧をチェックする。
しっかり予防すれば、走行中にパンクをすることはほとんどないので、むしろ携帯用の空気入れは必要ないかもしれないし、携帯ポンプで8気圧まで入れることは男性でもむずかしい。


ヘルメット
:自分の気持ちを周りへアピールため。
ヘルメットをかぶってロードに乗ることによって、本気度をアピールする。
ヘルメットをかぶらなければ、ただの「街乗り」。ママチャリで行ける距離をロードに乗ってスピードを出すだけ?ただのかっこつけ?と思われても仕方ない。
ただし、僕の尊敬するエンゾ早川氏は、ヘルメットをかぶらないらしい。


カギ
:ワイヤーで建造物に巻きつける。いわゆる「地球ロック」。
長いワイヤーのものって、なかなか売ってませんね。僕はアマゾンでやっと探しました。しかし、重いし、長いし、滅多に携行しません。
旅先では、トイレに行くときのために、100円均一の軽いカギを持っていきます。


ライト:初心者は夜間は走行しない。通勤なら仕方ない。
手袋:ある意味、絶対に必要。安定性が違う。でも資金面で余裕がないなら…



【6】パンク対策は?


≪答≫
1.一度練習しておく(チューブ交換)
2.空気入れで予防
3.携行修理道具


1:一度練習しておく
    →私がロード購入後にタイヤ交換の練習をした記事へリンク
 1)ホイールをフレームからはずす
 2)タイヤ(ゴム部分)をホイールからはずす
 3)チューブを交換する
 4)タイヤをホイールにはめこむ
 5)ホイールをフレームに取り付ける

初心者にとって、2)と4)が難しい。タイヤをはずすときの「タイヤレバー」は3つあるとよい(通常は2つセット)。安物ではなく、それなりのものを。いずれにしろ、手の皮膚が痛くなるのは我慢。


2:空気入れで予防
タイヤは空気圧が低いほどパンクしやすい。
タイヤ側面に記載されている適性気圧の最大値まで、常に空気を入れておけばパンクを予防できる。ロード用のタイヤは、通常、「6.5~8気圧」と記載されている(表示がとても見にくい)。圧力計付きのポンプで、遠乗り前に毎回必ず確認しておく。

私自身、そこそこの遠乗りをしていても「通常のパンク」は一度も経験がない。
「通常ではないパンク」が2回。
側溝の蓋が逆になっていて、とがった部分でパンク、が1回。
道路に落ちていた20センチくらいの鉄材を踏んだのが、2回目。

路面を注意していれば避けられたとはいえ、、、こんなものが落ちてるのかよ!
ちなみに、2回ともタイヤがバースト。


3:携行修理道具
★通常の組み合わせは、新品チューブ、携行用空気入れ、タイヤレバー。
レバーごときと思われがちですが、ないと絶対に無理です。
携行空気入れは、それなりに金額次第。
新品チューブは通常は1つだけ。チューブは空気に触れると劣化します。ビニール袋を開けていないものを。

他に、便利なものとして、
★CO2ボンベ、注入器セット→リンク
 液体CO2を利用して空気を注入。専用の注入器が必要。携行用空気入れよりも小さいが、重い。長距離ライドには悩みどころ。
 説明書をよく読んで使用しましょう。うかつに触ると低温やけどします。

★クイックショット(マルニ社)→リンク
  
5分で治る応急処置器具。
スプレー缶からゴム接着剤と空気が出てきて、あっという間にパンクを修復する。
ただし、「通常のパンク」にしか適応しない。金具を踏んだりして、タイヤそのものに穴があいたような場合には修復不可能。
使用記事へリンク
まぁ、あると安心な一品。


★ガムテープ
タイヤそのものがバーストした場合。
新品のタイヤなんて持ち歩けない。とりあえず、タイヤの内側から貼って、しばらくの間、穴をふさいでくれればいい。バンドエイドなども利用可能。
タイヤに穴があいたまま、新品のチューブを入れ替えると、その穴からチューブが飛び出てきて破裂してしまう。

by akogarehotel | 2016-06-13 18:22 | 本気のサイクリング | Comments(3)  

Commented by ぬくぬくさん at 2016-06-14 12:34 x
なんかわざわざ書いてもらったみたいで・・・ありがとうございます!

とりあえずすでのものは買ってしまったので・・・お店の方にオススメしてもらった1年型落ちしたバイクを11万円ほどでした。

保管場所は紆余曲折あったのですが中庭のウッドデッキ屋根&囲い付になりました。

乗る時間は主に通勤で月曜の朝に車に積んで出勤し、自転車で帰り、そのまま自転車で通勤して、金曜の夜にまた自転車を車に積んで帰るといったスタイルで片道9.8キロほどです。

買うものに関してはクロスで使っていたものもあったので、とりあえずはあげてもらったものは持ってます。

パンク、パンクは・・・そのうち練習しなきゃですね・・・通勤で使ってる以上絶対に出会うと思うし・・・
持ち物に関しては新品チューブ、携行用空気入れ、タイヤレバーは購入しました。

長い趣味に出来ればと思ってるので・・・無理せずにぼちぼち頑張ろうと思います。
Commented by akogarehotel at 2016-06-15 12:59
ぬくぬくさん

保管場所がなんとかなったようで、よかったですね。(それで、やっと、売ってくれました?)
都会の通勤10㎞は、交通事情との闘いでしょう。遠回りしてもいいから、走りやすい道を選んで、がんばってください。
私自身、都内在住時に山手線内で通勤10㎞だったのですが、人間をよけるのに疲れてやめてしまいました。自動車と同じスピードで車道を通らざるをえないのかもしれないですね。

パンク予防のために、職場にも空気入れを置くことをお勧めします。
(お節介な記事ですいません)
Commented by ぬくぬくさん at 2016-06-16 11:57 x
保管場所ないと売れない(今の状態でロード買うのはもったいないかなぁ)のくだりは、メンテをしてもらおうと持ち込んだ僕のクロスバイクがあまりにもひどい惨状だったってのが前提にあるんですけどね(>_<)

空気入れ了解です!
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