1934. 水球ブログ 平成28年9月14日(水)
水球ブログ 平成28年9月14日(水)
一日早い「お月見」。
真っ暗になるまで練習してます、偉いね。
↓念のため、明るいうちの写真。
………
前日、某県立有名進学高校水球部顧問のアダチ先生から電話が来た。
『 たまには練習に来てくださいよぉ 』
東大出身のアダチ先生とは、高校時代の同級生。頼まれたら断れない。
彼は、「スワベ先生と知り合い」という理由だけで、水球部の顧問を任されている。水泳も水球も全く知らない。
ということで、1年ぶりの母校水球部。
そして、感動した!
何に?
感動の対象は、キャプテンのY君。2年生。
彼は「群馬ジュニアあがり」。
………
「群馬ジュニア」は、群馬県の小中学生の水球チーム。
小学生、中学生ともに、常に全国優勝を狙っている。
そのコーチは、「鬼のようなオバサン」。
(私の記憶が正しければ、お子様が今年のオリンピック代表メンバー。)
群馬ジュニアの練習中は、そのお嬢様コーチの怒声が消えることはないし、
練習時刻に1秒でも遅刻したら、小学生だろうがプールサイドで立たされたまま練習に参加させてもらえない。
全国レベルなんだからと納得はするが、自分の子供を加入させるかというと考えてしまう。だからこそ、そんな環境をクリアした子供は「強い」。
単に、水球が「強い」だけでなく、すべてにおいて「強い」。
Y君は、そんな「群馬ジュニア」経験者。
通常、群馬ジュニア卒業生は、全国的に有名な前橋商業高校に進学する。
進学高校の水球部に進学するなんて、異例中の異例。
でも、Y君のおかげで、ヘナチョコ水球部が盛り上がっているのは事実。
ありがとう!
★★★
ただし、感動したのは、Y君の水球の実力にではない。
感動したのは…
練習が始まる前に、僕の前に部員が全員整列した。
そして、Y君が、
「 挨拶をお願いします! 」
僕が適当な言葉でしめると、
『 よろしくお願いします! 』
と部員全員。
練習が終わると、再び整列して、
『 ありがとうございました! 』
と。
さすがだよ。偉いよ。感動するよ。「強い」よ。
イシケンさんの言うとおりだよ。
挨拶されてオロオロしている自分を恥ずかしく思った。
群馬ジュニアは強い、そして、群馬ジュニア経験者も強い。
そして、あのオバサンは偉い!
★★★
それだけでは、終わらない。
練習が終わって、真っ暗になったプールサイド。
部員全員が着替えて、帰ろうとしているのに、、、、
月明かりの下、一人ぼっちで筋トレをしている奴。
たかが17歳の少年に、絶対に勝てないと痛感させられた。
そもそも、比べるだけ失礼か。
(そんな彼のために、少しでも協力したいので、来週も練習に顔を出しに行きます。)
by akogarehotel | 2016-09-15 18:55 | ただの日常日記 | Comments(4)
教えに行くあこがれさんも偉いけど、後輩君、いい子たちだね〜☆