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2110. 受験戦争今昔(7) 『あらためて、「都の 西北ぅ~」』 平成30年1月

受験戦争今昔(7) 『あらためて、「都の 西北ぅ~」』 平成30年1月



僕が中学生の頃、

高田馬場にある頭の悪い大学が、埼玉県本庄に付属高校を作った。

将来は新幹線の駅まで作る計画という。(現在は完成済。)



その高校を、イウエ君が受験するんだって。

で、「お前も受験しろ」と親から言われ、なぜか僕も受験する羽目になった。


ちなみに、その頭の悪い大学には医学部はない(有名なこと)。

だから、合格したって、入学するつもりは1ミリもない。完璧に、親の見栄のツッパリばりばり張り合い。



でも、受験を「競技」と考えるようになった僕は、意外と楽しい。

ライバルを設定され、試合も決定した。あとは練習(勉強)あるのみ。


ところが、当時の勉強の記憶がほとんどない。

塾には通っていない。

家庭教師が来てたが、やってたのは中学校の復習だけ。その先生には、スキーに連れて行ってもらった思い出のほうが多い。

唯一「応用自在」だかそんな名前の問題集を、ひたすら一人で解いていただけかな。

こんなんでいいんかよ。



………



その「頭の悪い大学の付属高校」の受験のことは、今でもかなり鮮明に覚えている。

なにしろ、初めての「東京旅行」だったので、ウキウキしてワクワクしてドキドキだった。



前日は父親と京王プラザホテル(新宿)。

 人生初の「超高層ホテル」


なにこれー、でかーい、きれー、ぜいたくー、ぎらぎらー

ホテルのレストランで豪華な夕食を食べて、大きなベッドを一人で占領。

すっげぇ、楽しい。

驚いたのは、ホテルの中に、受験生用の「自習室」があったこと。


 「今頃、勉強するって、もう手遅れだろ?」



翌朝は大都会の洗礼を受けた。

試験会場は言わずと知れた高田馬場。

新宿から山手線でたったの2駅だが、これが超ラッシュ。

乗れないだろ?ってほどの満員電車に無理矢理押し込まれて、車内では本当に足が浮いてるくらい。中学生の子供に、これはきついよ。



さて試験。

「そこそこ本気で受ける試験」はこれが初めて。

いわばデビュー戦。かなり緊張していた。


緊張して、鼻血を出した。

試験が始まった途端に、試験用紙にポタ、ポタと流血。

鼻血はすぐに止まったけど、試合内容は最悪だった。

問題は覚えてるわけないけど、最悪だったことは記憶している。

帰りの電車のなかで、「あ、こうすればよかったんだ」と思い出したものばかり。

なぜ、テスト中に思いつかないんだよ!


まさにデビュー戦惨敗。

ところが、数日後の合格発表。

どこかに誰かが見に行ったらしいが、、なんと一次試験合格。

今でも理解不能。しかし、その後の人生を顧みると、これが本当に「勝ちぐせ」の始まりだった。



………



2次試験は面接と小論文。


勉強のしようがないから、もちろん準備なし。

唯一、「合格したら、どうやって通いますか?」という質問に、架空の答えを用意しておいた。

前橋の自宅から本庄まで、電車やバスを乗り継いで1時間以上かかる。

(こんな遠いところまで、合格したって通うわけないし…)



すると、なんと、面接で質問ズバリ。

そして、いけしゃあしゃあと、


 「はい、1時間くらいかかりますが、がんばって通います!」


と、堂々と答えやがった俺。

これぞ、名優。



結果は、もちろん(?)2次試験合格、つまり合格。

(当時は、現在と違い、面接や小論文はほとんど加味されていない。1次試験の順番がそのまま適応される、と考えられていた。とすると、本当に、合格した理由がわからない。)



いずれにしろ、デビュー戦優勝!



一方、イウエ君は、

1次試験は合格。(さすが!)

しかし、2次試験は「補欠」。(残念)


しかし、しかし、我が家が合格キャンセルを学校側へ連絡した翌日に、イウエ君のところに「繰上げ合格」の知らせが行ったとか。

なので、なぜかイウエ君は我が家に非常に感謝しているんだとか。

ごめんね。

(イウエ君とは、その後、お会いしていません。)



ここまでの受験戦績:2戦2勝







by akogarehotel | 2018-01-30 12:51 | 子育てられ | Comments(0)  

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