2177. 水泳部崩壊の危機 平成30年7月26日

水泳部崩壊の危機 平成30年7月26日



現在、水泳が盛んであるがゆえに、各学校(中学校、高校)の水泳部が絶滅の危機にある、


ということをご存知ですか?



………



僕の周辺にある中学で、機能している水泳部はひとつもありません。



子供たちは、最近のブームのおかげで、小学生から水泳を始める。

各スイミングの、いわゆる「選手コース」で水泳を始める。


そのまま、中学生になると、水泳部には入るが、水泳部で練習することはなく、

スイミングで練習し、大会のときだけ「中学水泳部」の名前で出場する。


そのまま、高校生になると、水泳部には入るが、水泳部で練習することはなく、

スイミングで…以下同文



これは学校側にとっても好都合。

水泳部なんてつぶしちゃえ。

プールなんてつぶしちゃえ。


年間の水道料だけで100万超。水質管理や危険管理も面倒だし、万が一、水の事故でも起きてしまったら、校長先生のクビが危ない。

そんなプールなんて、ないほうがいい。


プールがなくなれば、当然、水泳部の「部活動」もなくなる。

数年前、私の母校「前橋市立東中学」のプールが撤去された(壊されて、体育館になった!)。

当然、水泳部の実態は消滅した。

しかし、各スイミングで練習している生徒を集めて、大会だけは「東中学」として出場している。


学校での練習はなし。

スイミングの練習だけ。

部員どうしの顔合わせは?


それって「部活動」といえるのか?

名前だけあって、中身の存在しない水泳部。

ちょっとさびしいですね。



…と言っているのは僕だけじゃない。

東中学のOBには、オリンピック代表だっているんだよ!?

水球代表として、前回のリオオリンピックに出てるんだよ!?

そんな学校のプールが、あっさりと破壊されていく…



………



こんな状況は、群馬県以外でも同様のはず。


「水泳」はするけど、「部活動」はしない。

それじゃ、人生つまらないぞ。



★★★



この影響をモロに受けているのが、実は「水球部」。

水泳(競泳)ではなく、水球のほう。


もともと、中学時代にそこそこ泳げて、高校になって水球に興味をもった学生が、水球の世界に足を入れる。

しかし、現在では、そこそこ泳げるということは、どこかのスイミングに通っているということを意味し、そのスイミングを辞めない限り、水球に転向するわけにはいかない。

長く通ったスイミングを辞めてまで、水球に転向するやつなんていねぇ。


なら、小学生を対象に水球教室をしよう、という動きはあちこちにあるが、、

そんなマイナーなスポーツに見向きする「親」がいない。



………



現時点で、前橋高校水球部の部員は、6人。

(水球は、7人でするスポーツです。)



参考までに、「前橋高校水泳部(競泳)」の所属メンバーは、約30人。

もちろん、前橋高校での練習は皆無。それぞれがスイミングで練習して、試合に集まる。30人もいると、試合に出られないメンバーもいる。


 水泳(競泳)が個人競技だと思っている人は、人生を損してるよ。



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↑水球部の合宿。

午後6時まで練習。夕食の後は、体育館で遊んで、夜中は大ゲーム大会だそうです。






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by akogarehotel | 2018-07-26 18:14 | ただの日常日記 | Comments(0)  

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