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2234. 10歳の年齢差が誤差になるお年頃 令和1年6月8日(土)

10歳の年齢差が誤差になるお年頃 令和1年6月8日(土)




当時、14歳と24歳。

今、51歳と61歳。



………



先日の前橋マラソンの医務室(サイクルドクター)にて。

「来賓」という肩書きの偉そうな人間が、自転車を整備している僕のところへ近づいてきた。


 『 もしかして、青山君ですか? 』


スタート前の忙しい時に、めんどくさい奴だなと思って振り返ると、、、!

中学2年と3年のときの担任で、なおかつ水泳部顧問のN先生だ!

約40年ぶりの再会でした。



………



その再会を機に、中学水泳部の同窓会を開催。

顧問のN先生のほかに、僕を含めて7人が参加。

(ぼかしを入れてます。すいません。)


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N先生は大卒初任で僕らの中学にやってきた。

先生が24歳で、生徒が14歳。現代の常識なら、当然、大人と子供の年齢差。

だけど、当時は、学校崩壊の全盛期。大人と子供の立場が逆転して当たり前な世界。僕らの知らない、想像もできないような苦労がたくさんあったそうです。



あれから、お互いに、公平に、37年の年月を追加。

51歳と61歳になった。

集合写真だと年齢差がわからないね。というか、先生が一番若く見えるんじゃない?



………



僕らの中学は、県内最大の生徒数を誇り、1学年450人だった。

N先生は、その後、全校生徒24人という小学校の校長も歴任したという。

楽しそうな経歴です。

それからは、驚異的な出世を遂げて、


 『俺より偉いのは市長くらいだ』


と、冗談で言える人。


ま、僕も、「教授なんてバカばっかりだ」と、よく本気で言ってますからね。

似たようなもん?

いやいや全然違う。



………



この宴会のために、当時の水泳記録を掘り返してみたら、なんと、僕たちの中学水泳部は、在籍当時、前橋で3年連続団体優勝している。全然知らなかった。

そんな「強豪校」とは思えないほど和気藹々とした雰囲気だった。

練習がつらかった記憶がかけらもないけど、単に忘れているだけなのかな?

個人的には、400と1500で表彰台。それは覚えているけど、誰からも褒められた記憶がない。子供の部活なんて、遠足以下の時代でしたね。



………



(突然、競輪のお話)



☆僕らが卒業したあと、N先生が2年間担任したある生徒の話。


『鬼瓦のような恐い顔をした奴でね、勉強は全然ダメだけど、スポーツは万能だった。野球部でキャッチャーをやっていて、育英高校へ野球推薦を希望したけど、定員に入れなかった。それでも育英を希望していたので問い合わせたところ、「自転車かボクシングなら定員がある」と育英から提案された。』


当時の育英は、とりあえずスポーツのできる奴をガツガツ集めてた。その成果が今になってあらわれてます。


N先生 『(その鬼瓦くんに)「ボクシングは危ないから自転車にしろ」と言ったところ、そのとおりに、自転車推薦で育英に入学した。自転車競技の経験はなかったはずだけど、あの体力なら何でもできると思った。』


N先生 『大事なのは「正しい選択」ではなく、「本人のヤル気」だよね。もしボクシングを選んでいても、野球を選んでいても、彼ならどこでも成功していたはず。』


こうして、チワワとトリヘイの大好きな「ボス」「五漢」ができあがりました。


「先生、それすごい話!今、会えないの?!サインもらって来てよ!」

と、盛り上がってたのは、僕一人。



☆もうひとつ競輪の話。


N先生のお隣に住んでいて、昔から家族ぐるみのお付き合いをしているのが、競輪選手のKさんだそうです。(現A級?)

奇遇です。僕は、グリーンドームの医務係で奥様と何度もご一緒するし、お子様は練習会でたびたびお会いする、将来が極めて有望な高校生です。

世間は狭いのか、偶然が重なるのか。



………



「水泳」という大きな共通項があるので、話がとてもはずむ。

あっという間に、1次会と2次会が終わってしまった。

つづきは、来年の第二回同窓会へ。






by akogarehotel | 2019-06-12 13:11 | ただの日常日記 | Comments(0)  

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