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じゃぁ卓球部と自転車部は? 令3年9月 #2357

じゃぁ卓球部と自転車部は? 令3年9月



私が関与してる運動部の、今後の展望。その2。

 水球  ↓

 卓球  ↑

 自転車 →



卓球の利点は数え切れない。


室内でできる。マンションの一室でできる。

二人いれば十分。一人でも、まぁできる。

今すぐできる。着替えいらない。

道具は安いものは安い。(高いものは高い)

めったに怪我しない。

クーラーの中でできる。



卓球は、「狭いところでできる少人数のスポーツ」という、流行るスポーツの条件を完璧に満たしています。

僕の大嫌いな世界的スポーツイベントで、ミックスダブルスが優勝したこともあり、さらに一層人気上昇中です。


しかし、卓球協会の登録者数は年々減少していて、選手人口は減っているそうです。

おそらく少子化が原因でしょう。

少子化は、都市部よりも地方で顕著であり、群馬北部の卓球有名地域では小学生の選手人口減少が非常に厳しい状態だそうです。


とはいえ、

『中学生が、部活として、とりあえず始めてみようかと考えるスポーツ』部門の代表として、

とりあえず始めた中学生には、小学生経験者に叩かれながらも、へこたれずにがんばって続けてもらいたいです。


ということは、

小学生から始めている「ガチ勢」を鍛えることも重要ですが、

中学生から始めた「にわか」(いい意味です)を楽しませることも、もっと大切だろうと思っています。



………



しかし、現在のコロナ規制は、部活動初心者には本当にかわいそうです。


群馬を代表するスポーツ校である前橋商業でさえ、部活動に制約があり、

群馬を代表する進学校である中央中等(高校)は、部活動が完全停止中です。

県内の中学も、ほぼ全てが部活停止中です。


そこまで制限する必要があるのか、本当に疑問です。

このままでは、今の中学2年生は、ほとんど練習をすることなく3年の春を迎えそうです。

と、文句を言ってても仕方ないので、青山医院卓球場をフル稼働させているわけです。

自分の子供よりも、他人のお子様のほうが利用時間が長かったりします。


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★★★



自転車部。


実は、「狭いところでできる少人数の競技」です。

「三本ローラー」という専用道具があれば、たたみ一畳の広さで、一人で練習できて、クーラーも使い放題。


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しかし、試合は競輪場か公道。

道具は非常に高価。

怪我も多い。インターハイのような大会では、一人や二人、骨折して当たり前。


同じく、僕の大嫌いな世界イベントで、日本の女子選手が入賞したこともあり、


『オムニアムって、おいしいの?』

『エリミネイションや、ポイントレースって、駆け引きがあって面白いよね』


と、自転車と無関係の友人に聞かれました。

自転車競技が浸透しはじめているチャンスなんですけどね。



………



自転車の練習に対して、コロナの影響は多くはありません。

勝手に自転車に乗ればいいのだから、練習はできます。


しかし、試合では公共施設を使うことが多く、全国予選のような特別のものしか開催させてもらえません。

自転車競技では「経験」が不可欠なので、試合数(レース数)が少ないのは致命的なことなのです。

経験の少ない選手は、他選手を追い越すときに、右からなのか左からなのかを知りません。そんな最低限のマナーを知らないと、レース本番で接触事故になります。

今年のインターハイ(福井)で落車が多発したのは、そんな経験不足が原因のひとつでしょう。

(ロードでは追い越すのは右から。バンクでは、巡航周回では左から、ダッシュ中は右から。)



………



群馬県は自転車王国になりえる県です。

「わがまま餃子・片原饅頭の福島さん」をはじめ、これまでに数多くの有名競輪選手が誕生しています。

市民の憩いの場である「グリーンドーム前橋」は、国内最初の室内競輪場として、世界選手権も開催されました。


野球のインターハイ(つまり高校野球)が開催地を甲子園に固定しているように、他種目も各地へ固定する動きがあります。サッカーが福島、ヨットが和歌山に固定されました。

自転車インターハイが、熱中症の危険のない室内走路があり、群馬サイクルスポーツセンター(みなかみ)でロードレースもできる群馬県に固定される可能性がゼロではありません。

もしもそうなれば、前橋工業自転車部とかが新入部員であふれちゃいますよ。育英の自転車部もまた復権するかもしれません。


室内競輪場は他に、小倉400、修善寺250、千葉250があります。

ライバルは3県!



余談ですが、

自転車競技をしている高校生は、非常に礼儀正しい子ばかりです。

指導者が競輪選手(元または現)のことが多いからでしょう。

彼ら指導者は本当に怖いから、挨拶を忘れたりしたら、どうなるかわかりません。生徒さんたちは、しっかりと教育されているようです。



一方、

自転車競技をしている一般大人は、礼儀を知らないやつらばかりです。

自転車を買う余裕のある小金持ちが多いからでしょう。

一般人大会の医務室に勤務すると、いつも気分を害して帰ってきます。全員が全員ってわけではないんですけど。






by akogarehotel | 2021-09-16 20:56 | ただの日常日記 | Comments(0)  

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