2018年 01月 31日 ( 1 )

 

2112. 受験戦争今昔(8) 『糸井重里って知ってる?』 平成30年1月

受験戦争今昔(8) 『糸井重里って知ってる?』 平成30年1月




さて、県立高校の受験は3月。


1番で合格すれば、ラジカセの賞品。

左手で書いたって不合格になるはずがない神童の僕が、ともすれば勉強をおろそかにしがちなところを、賞品よりも「1番を狙え」という名誉をぶらさげられて、


それはそれは本気で勉強しました。



ただ、先日の本庄早稲田とは違って、公立高校の受験問題は素直で簡単な問題ばかり。基本的に満点を取らないと一番にはなれない。

たったひとつの取りこぼしもできない。



結果は、残念ながら国語で2問ミス。

国語は本当に大嫌い。国語なんて教科は消えてなくなって欲しい。


そして順位は3番だったそうな。

ま、何百人、何千人が受けたかしらないテストで3番だから、いいんじゃない?と親が甘やかしてくれて、ラジカセは買ってもらった。親としては、順番なんてどうでもいいから、ちゃんと手抜きせずに勉強して欲しかったというわけだ。

そんなことはお見通し。



………



4月。人生初の「男子校」。

身だしなみを気にしなくっていいって、ラクだ(^^)


1年7組に入学。

クラス分けは、受験の成績順になっている。

全部で9組あり、9組から順に、8組、7組、と成績順に一人ずつ。

1組まで行ったら、折り返して、1組、2組…と続く。

だから、受験成績3番の僕は1年7組。


そして、同じ7組で僕の次の成績なのが、受験成績が16番の学生。

これが、あのアダチ君。

東大に入学して、現在は前橋高校の先生として赴任。

そして、水球部の顧問。


アダチ君は、ギチギチの文系博士で、入学当初から、国語という教科では僕を含めた一般人には理解不能な言語をたびたび発していた。


 『 「国体」という単語には、国民体育大会のほかに、「日本国の様子」という意味があります。 』


「国語」を超苦手とし、教科そのものが消滅して欲しいと思っている僕から見れば、180度違う方向を向いているただの変人だった。

彼は、失礼ながら、完璧な運動オンチ。運動部には入っていない。

なので、僭越ながら、僕が現在の水球部のお手伝いをさせていただいている。



………



僕自身は、高校では水球部に入部。


「水泳をするやつは頭がいい(昭和限定)」の法則。

中学時代に一緒に水泳をしていた友達のほとんどが前橋高校に入学。

これだけでも楽しいに決まっている。


そして、もちろん、「水球」というスポーツは本当に楽しい。

ちなみに、世の中で、もっとも楽しい3大スポーツは、

 水球、モーグル、ポイントレース(ピスト)

で、異論なし。



「水球」の楽しさを知ってしまった。

必然的に、「競技としての勉強」の楽しさがうすれる。当たり前。

勉強がおろそかになる。


そして、1年生の1学期の中間試験。最初の模擬レース。

学年順位が発表され、なんと20番。二桁とかありえないし、アダチ君にも抜かれてしまった。

担任の大野先生(おそらく大卒初任)が、申し訳なさそうに、


 「アオヤマ、あのなぁ~」


と言いながら、ご丁寧にも僕の両親に連絡してくれたらしい。こら!

親としても、いまさら水泳を辞めろとは言いにくいようで、かわりに、


 「門限7時」


が設定された。

高校生が門限7時かよ?!

というか、親も7時に帰って、待ってるとのこと。医者って、そんなに早く帰宅できるのか?



私:高校時代は「部活」と「遊び」

親:勉強しろ

ありがちな親子関係。


仕方がない、親がうるさいから勉強してやる。

次の試合(1学期の期末)では、無事にクラストップへ返り咲き、以後、首位キープ。

だって、神童だから。



………



高校2年の頃、志望校調査があった。


僕が提出したのは、

 ①東大理II(理学部)

 ②東大理III(医学部)

 ③北海道農


「農業の研究者になりたい」

自分としては、人生史上、最高にマジメに考えたつもりだったが、

親から、あっさりと一蹴された。


 『 医学部以外へ進学しても学費は出さない。医学部なら生活費を出してやる。 』


え?

農学部(東大)へ行って、バイトで生活費を稼ぐ苦学生か、

医学部へ行って、親のスネで遊ぶか、

2秒だけ悩んで返答。


 「わかった。医学部に行く。」



志望校は、

 ① 東大理III

 ② 慶応医

 ③ なし(駿台予備校)


いずれにしろ、この交渉で、

 医学部に合格すれば、6年間遊んで暮らせる

という素晴らしい賞品が提示された。


「試合」へのモチベーションがぐんぐん上がってきた。









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by akogarehotel | 2018-01-31 12:39 | 子育てられ | Comments(0)