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2237. 水泳部的練習メニュー 1年6月17日

水泳部的練習メニュー 1年6月17日



今、20代のころと同じレベルの水泳練習をしている。

今がすごい?あの頃が手抜き?



………



先月のマスターズのために、約2ヶ月間、ひたすら泳ぎ続けていた。バタフライだけで毎日2000m泳いでいた。

そのマスターズは発熱で棄権したが、体はできあがっていたらしい。


現在、7月のトライアスロン(ハーフ)に向けて練習中。

ハーフトライアスロンの水泳は、750mクロール。バタフライの練習はさっさとやめて、今はクロール(自由形)だけ泳いでる。


すると、なんだか、速い。

水圧を感じるくらい速い。

腕力が違う気がする。



………



速さに応じて、練習メニューも進化した。

たとえば、



6月13日(木)

Up 300

Main swim 200 x 5 (3'00)

1: hard (limit 2'30)

2-5: limit 2'45

Kick 100 x 4

Pull 50 x 6

Swim 100 x 4 (1'30)

Down 100

 TOTAL 2500m


1本目の200mを2分30秒で泳いで、そのあと4本を泳ぎきる練習。学生時代でも、1本目を2分30秒で泳いだことなんてなかったかもしれない。ただし、この練習で一番つらいのは最後の100mを4本。




6月14日(金)

Up 300

Main Swim 400 x 4 (6'00)

Kick 100 x 4 (2'15)

Down 100

TOTAL 2400m


ひたすら同じ速さ(やや速め)で、約30分間泳ぎ続ける根性練習。

自転車でなら、よくある練習だが、水泳は景色も変わらずDVDも観られず、退屈で、気持ちが鍛えられる。




6月17日(月)

Up 300

Main Swim 200 x 2 x 3set (2'50, set rest 2')

1 パドルなし

2,3 パドルあり

loosen 100

Kick 100 x 4 (2'15)

Pull 100 x 2

Down 100

TOTAL 2300m


100を125秒で泳ぎ続ける練習。高速巡航。

200mを3分よりも短いインターバルで泳いだのは、大学の最終学年のとき。200mを2分45秒インターバル。そのとき、インターバルに着いてこれたのは僕のほかに、もう一人だけ。それ以来の「3分未満」。



………



水泳だけでなく、毎日、何かしら2種目を練習している。

大嫌いなランも意外と「走れる」。5kmなら、短距離感覚でいけるかも。

最も調子が悪いのは(大好きな)自転車くらいだ。


ってことは、かなり絶好調。


あとは、5月のマスターズのように、

「練習が調子いいと、何か(よろしくないこと)が起こる」

というジンクスが発動しないことを祈るだけ。







by akogarehotel | 2019-06-18 12:37 | トライアスロン | Comments(0)  

2234. 10歳の年齢差が誤差になるお年頃 令和1年6月8日(土)

10歳の年齢差が誤差になるお年頃 令和1年6月8日(土)




当時、14歳と24歳。

今、51歳と61歳。



………



先日の前橋マラソンの医務室(サイクルドクター)にて。

「来賓」という肩書きの偉そうな人間が、自転車を整備している僕のところへ近づいてきた。


 『 もしかして、青山君ですか? 』


スタート前の忙しい時に、めんどくさい奴だなと思って振り返ると、、、!

中学2年と3年のときの担任で、なおかつ水泳部顧問のN先生だ!

約40年ぶりの再会でした。



………



その再会を機に、中学水泳部の同窓会を開催。

顧問のN先生のほかに、僕を含めて7人が参加。

(ぼかしを入れてます。すいません。)


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N先生は大卒初任で僕らの中学にやってきた。

先生が24歳で、生徒が14歳。現代の常識なら、当然、大人と子供の年齢差。

だけど、当時は、学校崩壊の全盛期。大人と子供の立場が逆転して当たり前な世界。僕らの知らない、想像もできないような苦労がたくさんあったそうです。



あれから、お互いに、公平に、37年の年月を追加。

51歳と61歳になった。

集合写真だと年齢差がわからないね。というか、先生が一番若く見えるんじゃない?



………



僕らの中学は、県内最大の生徒数を誇り、1学年450人だった。

N先生は、その後、全校生徒24人という小学校の校長も歴任したという。

楽しそうな経歴です。

それからは、驚異的な出世を遂げて、


 『俺より偉いのは市長くらいだ』


と、冗談で言える人。


ま、僕も、「教授なんてバカばっかりだ」と、よく本気で言ってますからね。

似たようなもん?

いやいや全然違う。



………



この宴会のために、当時の水泳記録を掘り返してみたら、なんと、僕たちの中学水泳部は、在籍当時、前橋で3年連続団体優勝している。全然知らなかった。

そんな「強豪校」とは思えないほど和気藹々とした雰囲気だった。

練習がつらかった記憶がかけらもないけど、単に忘れているだけなのかな?

個人的には、400と1500で表彰台。それは覚えているけど、誰からも褒められた記憶がない。子供の部活なんて、遠足以下の時代でしたね。



………



(突然、競輪のお話)



☆僕らが卒業したあと、N先生が2年間担任したある生徒の話。


『鬼瓦のような恐い顔をした奴でね、勉強は全然ダメだけど、スポーツは万能だった。野球部でキャッチャーをやっていて、育英高校へ野球推薦を希望したけど、定員に入れなかった。それでも育英を希望していたので問い合わせたところ、「自転車かボクシングなら定員がある」と育英から提案された。』


当時の育英は、とりあえずスポーツのできる奴をガツガツ集めてた。その成果が今になってあらわれてます。


N先生 『(その鬼瓦くんに)「ボクシングは危ないから自転車にしろ」と言ったところ、そのとおりに、自転車推薦で育英に入学した。自転車競技の経験はなかったはずだけど、あの体力なら何でもできると思った。』


N先生 『大事なのは「正しい選択」ではなく、「本人のヤル気」だよね。もしボクシングを選んでいても、野球を選んでいても、彼ならどこでも成功していたはず。』


こうして、チワワとトリヘイの大好きな「ボス」「五漢」ができあがりました。


「先生、それすごい話!今、会えないの?!サインもらって来てよ!」

と、盛り上がってたのは、僕一人。



☆もうひとつ競輪の話。


N先生のお隣に住んでいて、昔から家族ぐるみのお付き合いをしているのが、競輪選手のKさんだそうです。(現A級?)

奇遇です。僕は、グリーンドームの医務係で奥様と何度もご一緒するし、お子様は練習会でたびたびお会いする、将来が極めて有望な高校生です。

世間は狭いのか、偶然が重なるのか。



………



「水泳」という大きな共通項があるので、話がとてもはずむ。

あっという間に、1次会と2次会が終わってしまった。

つづきは、来年の第二回同窓会へ。






by akogarehotel | 2019-06-12 13:11 | ただの日常日記 | Comments(0)  

2230. わずかに悲しい日 5月26日(日)

わずかに悲しい日 5月26日(日)



いろんなことに比べれば、この程度のことで「悲しい」なんて言っちゃいられないんだけど、

ちょっとガッカリした。



………



25日の土曜日。


朝、起きたときからなんだか筋肉痛。練習しすぎかな?と思っていたが、

昼、本格的に全身が痛い。

そういえば寒い。5月なのに、猛暑だといっている日なのに。


この時点で「あきらめ」決定。

体温は36.9℃だけど、さすがに「未来」が予測できる。


翌日(26日、日曜日)の

 マスターズ水泳 欠場決定

 ドラム発表会 欠席決定



………



土曜日(25日)

午後3時、体温37.4℃。


まだ、こんなもんじゃないだろう、と思いながら、関係各所へ連絡した。

「すいません、明日、お休みさせてください」


聴きに来てくれるはずだったハトポさんやロスケさん。ピアノの伴奏をお願いしていた先生。プールのコーチ。

一番の心配は、水泳大会のリレー。代わりがいないなら強行出場のつもりだったが、なんとか大丈夫。


水泳大会に出場する選手のみなさん

 「お前ら、順位をひとつ、得したな。俺はメダルを2つ、損した」



………



ドラム発表会にあわせて、子供の「ピアノ発表会」もある。

それが聴けないのも残念。



でも、実は、それほどでもないけど。

『お父さん、来なくていいよ』って長女も言うし。



………



この日のために、結構、練習した。

ドラムはせいぜい30分だけど、毎日。

水泳はプールの開いている週4日間。バタフライだけで毎日2000m泳いだ。


それがムダになったかと思うと、本当は、煮えくり返るほどくやしい。


でも、人生のうちでは、ほんの小さな山に過ぎない。

山じゃない、谷か。


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土曜日の午後から点滴を始めて、夜までに2リットル。

午後3時の時点では体温37℃だったけど、予定通り、夜には39℃になった。

元気だったうちにポカリを4リットル飲んでおいたのも功を奏し、夜中のうちにビッショリと汗をかいて、


翌朝(日曜日)には37℃。

「超回復」したけど、感染の可能性があるから、公の場には出られない。


一人、隔離されて過ごした日曜日。







by akogarehotel | 2019-05-27 18:46 | ただの日常日記 | Comments(2)  

2224. 水球ブログ 平成31年4月28日(日)

水球ブログ 平成31年4月28日(日)



連休のことを一日ずつ。最初は水球。


前橋高校水球部が合宿中。

新入生を入れて、27日(土)、28日(日)と学校に泊まって合宿。

一応、校外コーチなので練習に。意味的には部外者っぽいけど。



今年の新入生は、なんと12人!

(1学年の男子生徒数は350人)


僕の知る限り、新記録かもしれない。

そのほとんどが、中学時代に競泳をやっていたが、高校入学を機に水球に転向。


知らない人から見れば、ありがちなパターンに思えるかもしれないが、実は、このようなことは、ほとんど起こらない。

その理由は、現在、水泳部のある中学校がほとんどないから。今の中学生は、個別にスイミングスクールで練習し、試合のときだけ「ナントカ中学」という肩書きで出場する。



中学に水泳部がない理由は、中学にプールがないから。

プールがない理由は、維持費と安全管理の問題。


それはともかく、現代の中学生はスイミングスクールで練習する。

当然だけど、スイミングスクールはなかなか辞められない。親の重たい期待もあれば、友達同士の固い絆もある。

その結果、ほとんどの水泳少年は、子供の頃から大人になるまで、「水泳」といいながら「競泳」しかやらない。「水球」「飛び込み」「シンクロ(アーティスティック)」はなかなか競技人口が増えない構造になっている。


しかし、一応、群馬県の水球界も対策を考えて、小学生を対象にした「スイミングスクール気分で楽しめる」水球教室を開講している。プール代金だけで、講習料は当然無料。それでも、なかなか人数が集まらない。

だって、泳げもしないのに水球って難しいよね。まずは、泳ぐほうへ通ってみよう、スイミングスクールへ、って、当然の流れなので。



………



そんなご時世なので、12人も新入部員が入ってくれたことは、本当に奇跡で、とてもうれしい。

新入部員に感謝し、勧誘した上級生を称賛したい。



早速、部員一人にボールをひとつプレゼントする。先輩部員を入れると全部で20人。ボールはひとつ5000円。「青山医院」の文字を入れれば広告費になるが、恥ずかしいだけなので、OB会への寄付金として処理してもらう。


新入生にボールをひとつずつ配るのは、水球界のヤマネアキラこと、前橋商業のSアキラ先生の指示。

 『 初心者にはボールをひとつくれてやる。持ち帰って、お風呂で遊ぶたけで練習になるし、常に持ち歩くということで、ボールを大切にして、練習意欲も増す。 』



………



そんなわけで、「合宿」なんだから、練習しないといけないんだけど…

前橋高校は屋外プール。練習は午前中。この日の気温は、18℃弱。

(こんなのが保護者に知れたら、部活をやめさせられちゃうかも。)


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写真は緑色に見えるけど、実際はとてもきれいな無色透明。

その意味が分かる人にはわかる、いれたての水道水。


プールに入れられた水は、太陽の熱で温められ、数日のうちに気温と同じになる。

「いれたて」の場合は、水道の温度と同じまま。それは気温よりも低く、10℃前後。

気温18℃、水温10℃というのは、僕の記憶のなかでも限界に近い温度。



一応、まずは自分でプールに入ってみた。


!!


意外と無理。

筋肉が痙攣して呼吸ができない。北極海で沈没したタイタニックって、こんな感じ?

それでも、巻き足をして顔を出せば、呼吸ができる。そのうち体も温まってきて、まぁまぁ泳げるようになった。でも、立ち止まると冷たい。

泳ぎ続けていないと死んでしまうマグロのような状態。


でも、50歳の俺が泳げる水温なのだから、18歳の高校生なら問題ない。

それでも、一応、新入生ということで特別措置として、


 「 泳ぎたい人だけでいいよ 」

(寒い人は、泳がなくて見学でいいよ)


言いながら、自分でも「冷たいよな」と思います。

冷たいのは水ではなく、俺ね。



偉そうなコーチから「泳ぎたい奴だけ泳げ」と言われて、泳がないでいいわけないじゃん。でも寒いし…

僕自身は、本心から「寒くて無理な人は遠慮していいよ」と思ってのことだけど、学生はそうは思わないだろうね。これまで、アスリートとしてもまれてきたのなら、当然。


結果は、3人がプールに。

その中には、事前に聞いていた「競泳で関東に行って、野球をやっていて肩もいい即戦力」な1年生がいた。

贅沢な肩書きがあると、こういうときに偉そうに見学する場合もあるけど、この謙虚さは偉い。将来たのしみ。10年に一度の選手にはなるだろうね。



くどいけど、泳がなかった奴を過小評価するつもりはない。

だって、3年生でも泳がないのがいるからね。

そんな水温なんです、今日は。



★★★



新入部員というのは、本当に「宝物」です。



長男の学校の卓球部には、今年9人もの新入部員が入った。

3年生ゼロ、2年生3人だったが、1年生が9人!うまいか下手かとか関係ない。大勢いれば、全てがうまくいく。

ちなみに、卓球の団体戦は6人必要。これでやっと出場できる。

(長男の学校の1学年の男子生徒数は64人)





by akogarehotel | 2019-04-30 17:49 | ただの日常日記 | Comments(0)  

2216. 群馬中高一貫校の神童兄弟  平成31年3月

群馬中高一貫校の神童兄弟  平成31年3月



群馬県の中高一貫校の進学率が悪い、という記事に閲覧数を多く頂いております。

その続編のようなもの。

ただし、まずは長い前置きから。



………



現在、名門大学医学部水泳部が敷島プールで合宿しています。

僕の後輩たちです。


ちなみに、「名門」と表現したのは、「由緒ある」ではなく、「強い」という意味。

最も大事な大会である東日本医科学生体育大会を10年以上連続優勝してしまう「チーム」です。(水泳って「チーム」スポーツなんです。)


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都内では、コースを占有するには費用もかかり過ぎるし、そもそもコースを貸してくれるプールがない。なので、わざわざグンマーまでやって来るのです。

敷島以外では、新潟や東北へまでも、合宿用プールを求めて旅をします。





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都内より安いとはいえ、5コースを1日3時間×2。合計5日間も借りると、学生的には天文学に近い金額になります。

なので、偉そうに先輩ズラをしてプール代を支払ってあげます。

これで、一生「先輩扱い」してくれるので、安いもんです。彼らは将来、日本を背負ってく人材ですから。

 「 前橋で必要な金は、全部払ってやるよ。 」



で、せっかくなので今年は一緒に練習させてもらいました。東日本優勝を繰り返すような大学の練習に。

メインメニュー↓

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メインメニューは、

 200×3

 100×3

という距離的にはたいしたことないのですが、15分インターバルの「もがき」。

試合と全く同じ形式で、スタートと計時をして、ベストタイムに近い数字を想定します。


自転車(競輪)と違って、水泳で「もがき練習」はほとんどありません。インターバル練習が主流。この日だけは、プールの都合で特別に「もがき」練習になりました。


さらに厳しいことに、「併せ馬」(複数スタート)。

同じくらいの速さの選手同士で競争するので、手を抜いたらバレます。

僕の対戦相手は、4年生の女の子。女子とはいえ、前述の大会で入賞を繰り返す実力者です。


僕 『 みんなが見てる前で、女の子に負けるわけにいかないじゃん。。。 』

女の子 『 オジサンに負けるわけないですよ。 』


いじめですね、組み分けを考えた人の?


一本目から超本気の「もがき」。スタートで緊張するのなんて、それこそ学生以来。

 1本目(200m)、○勝ち、2身

 2本目(200m)、○勝ち、1身

 3本目(200m)、○勝ち、1身

 4本目(100m)、○勝ち、1/2身

 5本目(100m)、●負け、微差

 6本目(100m)、●負け、2身


いわゆる「ジャストなマッチング」(^^)で、後半5,6本目は、完全に根性負け。女の子を相手に、根性負け…

フォームもぐちゃぐちゃになり、どんだけ水を飲んだかわからないけど、久しぶりに楽しい練習をさせてもらいました。

(水泳が「チーム競技」である要因のひとつ)




↓練習で着用した「高速水着」。ウェットスーツのように浮きやすく、水の抵抗も少ない。着るのに15分かかる。

2万円。なかなかいい品物です。

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………



そろそろ、本題。


実は、水泳部員のなかに、群馬の某中高一貫校出身の学生がいます。僕の長男と同じ学校です。


この某一貫校は進学率が悪いとは言え、これまでに、実は

 東大医学部2人

 慶応医学部1人(上記)

の生徒を輩出しています。創立10年ちょいということを考慮すると、前橋高校よりは悪いけれど、高崎高校よりはよいと言えるかもしれません。



しかし、しかし、なんと、

 これ3兄弟!!!


水泳部のM君 『 兄2人は東大なんです。僕だけ慶応… 』と、なんだか落ちこぼれコメントでした。



3兄弟が東大、東大、慶応。

なんだ、ダビスタかよ、というのは早すぎる結論。


どこの高校に行こうが、受かる奴が受かる が、結論。

「ちゃんとやれる奴」が受かるんじゃない?


M君いわく 『高校の勉強で十分なはずがない。塾にいったりして、自分で勉強した。』



大学受験の対策を高校に求めたって無理。他人に求めたって無理。そんなものは自分で探す。自分で到達する。

群馬の公立学校は一応、受験対策もどきをするが、「もどき」は「もどき」。だって彼らは予備校の先生の教え方を知らないでしょ?

公立高校の先生は、「学校生活」のプロ。予備校の先生は「受験」のプロ。お互いが補完しあって、ひとつになる。

学校は学校。俺は俺。

自分でしっかりと受験対策をとり、足りないところを塾か予備校に求める。計画を立てて、実行できる奴が受験に成功するってことでしょうね。


麻布や開成の友達が言ってた。受験対策の授業なんてほとんどなく、どちらかというと自由時間ばかりで、生徒が好き勝手にやってる、だそうです。



群馬県民で言うと、

前橋、高崎、一貫、どこの高校に行こうが、学校に頼らずに、自分で計画を立てろ

ということだと思いますね。



………



じゃぁ、なぜ某中高一貫校の合格率が悪いかというと、当然、

 「遠距離通学率が高いから」



半分以上の生徒が通学に1時間かかる。こんなのでは、子供にいくら計画性があっても、実行に移す時間がない。



………



最後に、M君の話。


中学部時代は、水泳部とテニス部。

高校部時代は、1年で部活は終了。塾は、高崎駅近くにある「○○塾」。SEG系列という塾だそうです。

M君『 群馬には何もないですからね。せめてSEGなら? 』


1年浪人。浪人時代は、有名S予備校(御茶ノ水)という王道。(僕と同じ!)






by akogarehotel | 2019-03-22 18:41 | 子育てられ | Comments(0)  

2210. 「すいえい」始めました 平成31年3月1日(金)

「すいえい」始めました 平成31年3月1日(金)



たくさんある諸事情のおかげで、自転車練習を我慢して、水泳練習を始めました。



たくさんある諸事情は、


・社会人水球チームにお誘いいただいた。

 先日、前橋の歓楽街を「水球界のヤマネアキラ」と2人で歩いていると、たまたま、偶然、びっくりすることに、前橋M高校の水球関係者一同さまと遭遇した。

なんとたまたま、群馬の水球界の重鎮が全員集合した形になったが、そこでM高校の若旦那からM高校主催の社会人水球チームにお誘いいただいた。実質は人数あわせみたいなもんだが、溺死しないだけの体力はつけておかないといけない。



・ま、自転車やってると、いろんな「強制的なボランティア」が降って沸いてくるんだよ。僕は、スーパーボランティアではなく、わがままボランティアだから、やりたくない仕事はやりたくないし、手伝ってあげたくない人は手伝いたくない。

自転車はドームの中だけ。室内で遊ぶだけにします。



・最も水泳に傾かせた諸事情は、子供から、


『 お父さんって、いろんな大会に出かけていくのに、賞状とか全然もらってこないよね 』


とのお言葉。

仕方ない、本職(水泳)に戻って、ちょっくら賞状だけ取りに行ってきます。



………



賞状を頂く予定は、この試合↓

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群馬県マスターズ


「マスターズ」なんて、カッコイイ名前だけど、要するに「年代別」。

20代には勝てるわけないけど、50歳同士で戦えば、まず負けることはない。

200Fr、200IM、100Bu にエントリーします。


Mというのは個人メドレー。

学生時代に専門だった種目だが、試合で泳ぐのは約20年ぶり。50mずつ4種目を泳ぐのですが、順番を間違えないか本当に不安です。

 バタフライ→背泳ぎ→平泳ぎ→クロール が正しい順番。


100Buは、100mバタフライ。

過疎化した種目なので、賞状は確約。せこい選択です。



………



そんなわけで、2月からダッシュ前橋で練習中。


200m×4 (3分) とか 100mキック ×6(2分) なんて練習をしています。

これは、学生時代と同じ練習、同じタイムインターバル。

しかし、学生時代は、これを3回繰り返す、でしたが、今は1回でおなか一杯です。


賞状さえもらったら、さっさと自転車に戻る予感。







by akogarehotel | 2019-03-01 19:03 | 子育てられ | Comments(0)  

2177. 水泳部崩壊の危機 平成30年7月26日

水泳部崩壊の危機 平成30年7月26日



現在、水泳が盛んであるがゆえに、各学校(中学校、高校)の水泳部が絶滅の危機にある、


ということをご存知ですか?



………



僕の周辺にある中学で、機能している水泳部はひとつもありません。



子供たちは、最近のブームのおかげで、小学生から水泳を始める。

各スイミングの、いわゆる「選手コース」で水泳を始める。


そのまま、中学生になると、水泳部には入るが、水泳部で練習することはなく、

スイミングで練習し、大会のときだけ「中学水泳部」の名前で出場する。


そのまま、高校生になると、水泳部には入るが、水泳部で練習することはなく、

スイミングで…以下同文



これは学校側にとっても好都合。

水泳部なんてつぶしちゃえ。

プールなんてつぶしちゃえ。


年間の水道料だけで100万超。水質管理や危険管理も面倒だし、万が一、水の事故でも起きてしまったら、校長先生のクビが危ない。

そんなプールなんて、ないほうがいい。


プールがなくなれば、当然、水泳部の「部活動」もなくなる。

数年前、私の母校「前橋市立東中学」のプールが撤去された(壊されて、体育館になった!)。

当然、水泳部の実態は消滅した。

しかし、各スイミングで練習している生徒を集めて、大会だけは「東中学」として出場している。


学校での練習はなし。

スイミングの練習だけ。

部員どうしの顔合わせは?


それって「部活動」といえるのか?

名前だけあって、中身の存在しない水泳部。

ちょっとさびしいですね。



…と言っているのは僕だけじゃない。

東中学のOBには、オリンピック代表だっているんだよ!?

水球代表として、前回のリオオリンピックに出てるんだよ!?

そんな学校のプールが、あっさりと破壊されていく…



………



こんな状況は、群馬県以外でも同様のはず。


「水泳」はするけど、「部活動」はしない。

それじゃ、人生つまらないぞ。



★★★



この影響をモロに受けているのが、実は「水球部」。

水泳(競泳)ではなく、水球のほう。


もともと、中学時代にそこそこ泳げて、高校になって水球に興味をもった学生が、水球の世界に足を入れる。

しかし、現在では、そこそこ泳げるということは、どこかのスイミングに通っているということを意味し、そのスイミングを辞めない限り、水球に転向するわけにはいかない。

長く通ったスイミングを辞めてまで、水球に転向するやつなんていねぇ。


なら、小学生を対象に水球教室をしよう、という動きはあちこちにあるが、、

そんなマイナーなスポーツに見向きする「親」がいない。



………



現時点で、前橋高校水球部の部員は、6人。

(水球は、7人でするスポーツです。)



参考までに、「前橋高校水泳部(競泳)」の所属メンバーは、約30人。

もちろん、前橋高校での練習は皆無。それぞれがスイミングで練習して、試合に集まる。30人もいると、試合に出られないメンバーもいる。


 水泳(競泳)が個人競技だと思っている人は、人生を損してるよ。



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↑水球部の合宿。

午後6時まで練習。夕食の後は、体育館で遊んで、夜中は大ゲーム大会だそうです。






by akogarehotel | 2018-07-26 18:14 | ただの日常日記 | Comments(0)  

2139. あちこち旅行記「水泳と勉強」 平成30年3月

あちこち旅行記「水泳と勉強」 平成30年3月



高校と大学時代では、鉄道旅行は激減した。

僕が18歳のときに「いい旅」キャンペーンが終了したこともあるが、水泳と勉強もその理由のひとつ(ふたつ)。

水泳(水球)と勉強が楽しくて仕方ないので、鉄道旅行どころではなかった。


が、その時期にわずかに旅行をしたのも、理由は水泳(水球)と勉強。



………



当時、超名門M橋高校の水球部の顧問は、過去に全日本を指導したこともあるカリスマ先生だった。ちなみに、外見は安西先生そっくり。その安西先生のご威光により、M橋高校水球部は必ず関東大会に出場できた。(理由は省略)


春と夏に、関東大会という「旅行」が恒例の行事になっていた。

レギュラーではない僕にとっては、関東大会は試合ではなく「旅行」だった。

というか、レギュラーの先輩だって「遊び100%、試合0%」だったと思う。

堂々と学校を休んで、友達と一緒に電車で宿泊旅行。ホテルでは体力の続く限り夜更かしして麻雀。往復の電車でもトランプや麻雀(ポータブル!)


アルコールがあったかどうかは、全く記憶がない。(もしかして、あった?)

安西先生は、遠く離れた別の部屋、あるいは別のホテルだったりする。

高校の部活なんてそんなものだ。

そんな手間のかかるうるさい子供たちを、ゾロゾロと手際よく引率する安西先生は偉かったなと、今にして思う。




受験や夏期講習も「旅行」だった。

宿泊先の町を探検して、ゲーセンを放浪した。

(詳しくは「受験戦争」に)



★★★



大学時代はひたすら水泳と麻雀だった。

誇張ではなく、大学時代はほとんど勉強していない。医学は、数学や物理のように興奮しない。


だから、「旅行」は、水泳関係。



………



大学水泳部は「旅行」ばかりだった。

合宿が年に2回。

遠征試合が年に1回。

(他にスキー旅行や海旅行など。バブル時代の頭の悪い学生がやりそうなこと。)



5月のGWは毎年、伊豆修善寺で合宿。

競輪学校に併設されている、あの有名なサイクルスポーツセンター。

当時は室内長水路のプールがあり、合宿の名所だった。シンクロの小谷みか子と遭遇したこともある。

残念ながら、現在は取り壊されてしまったらしい(ベロドロームになってしまった!!)。

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大学生は、高校生以上に爆発する。

それでいいんかよ?!と思うが、夜は毎晩毎晩、体力と肝臓の限界まで宴会が続く。

それなのに、翌朝ちゃんと起きて、死ぬほど泳ぐ。夜になるとまた、死ぬほど飲む。

体育会を名乗っているので練習は手抜きしない。宴会も手抜きしない。

よくも誰も死なないね。若いってすごい。



合宿最中に1日だけ休養日があった。

修善寺付近をドライブしたり、サイクルスポーツセンターで遊んだり。

サイクルスポーツセンターでは周回コースをレンタル自転車で走ることができる。

その頃の僕は、競輪というものを全く知らなかった。今にして思うと、かなりもったいなかった。


それにしても、GWの伊豆なんて、平日の新宿くらいに人間が集まる。

都内からの往復は超絶混雑。高速道路も、その側道も車でいっぱいだった。東京から伊豆まで、車で12時間以上かかることもあった。



………



大学時代、水泳の試合で一番遠くへ行ったのは札幌。

飛行機に乗るのは人生で初めて。電車で半日かかる距離を1時間で飛んでしまうのだから、便利な世の中だよ。でも、面白くないけど。

当時、一応キャプテンという立場だった僕。部員総勢50人くらいが移動するので、とても大変。「札幌係」という役職の学生が、飛行機や宿の予約など、かなり苦労してやってくれた。


せっかくの北海道なので、試合が終わったら現地解散。夏休みでもあるので、あとは自由に帰りなさい、と。

ということで、30年前の札幌旅行記。



札幌で朝9時に水泳部が解散。

 先輩と、パチンコ屋の新装開店に並んで昼過ぎまで。そこそこ勝たせてもらって、夕食はイクラ丼超大盛。先輩と別れて、釧路行きの夜行列車へ。一人旅。相変わらず、真っ暗な景色に見入ってしまう。一人旅の夜行って、何もかも自分の好きなものしか見えない、感じられない。雑音のない世界。


翌朝、釧路駅でレンタカーを借りて、釧路湿原と阿寒湖へ。

一般道でも100km出るという恐ろしい地域を突き抜ける。夏休みなのにガラガラな道路。地図では遠いはずなのに、予想外に早く到着してしまう。恐ろしい。


釧路湿原は何もない。湿原しかない。何もないのを見に行くんだから、これでよし。

阿寒湖は観光地。観光バスの団体が多数。それで地元が潤うならそれでよし。

お土産に本物の生きている「まりも」を本場で購入。1200円くらい。(まりもって、生きているんだよ、知ってる?動物か植物かは知らないけど。)

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その後、どうやって帰ったかは記憶がない。もしかしたら、札幌から寝台列車。ただし、当時、青函トンネルがあったっけ?



………



本来なら、大学生なんて「旅行以外に何をするの?」というくらいに旅をするべきだ。

人生のうちで、最低限のお金と、有り余る時間があるのは、この時期しかない。

いろいろとしがらみがあるだろうが、その隙間を見つけて、どんどん旅して欲しい。


歌舞伎町だって旅行の目的地となりうる。







by akogarehotel | 2018-03-26 18:36 | あちこち旅行記 | Comments(0)  

2124. 水球ブログ 「リトリート+ロングカウンター」 平成30年2月4日(日)

水球ブログ 「リトリート+ロングカウンター」 平成30年2月4日(日)



水球ブログはいつも内輪ネタです。


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「受験戦争」にも登場したアダチ君と。



もう何年も前のこと、

チャンピオンズリーグの決勝で、超本命だったバルセロナをインテルが破った試合。その作戦が、リトリート+カウンターだったと聞いています。

ひたすら引きこもって、ロングパス1発。

弱いチームが、強いチームに勝てるかも知れない唯一の作戦、と理解しています。



………



前橋高校水球部の顧問は、1年7組2位だった、東大卒のアダチ君。

スワベ先生の知り合いという理由だけで、顧問を任されているが、もちろん本人には、水球どころか水泳の経験すらない。

そのため、赴任当初から、練習のお手伝いをさせていただいていました。


ただし、正式人事ではないため、試合でのベンチ入りは遠慮していたのですが、

去年まで在籍していた有力選手が卒業したため、メンバーチェンジなどの把握が難しくなったとのこと。で、今年から、正式にベンチ入りも担当することになりました。


要するに、「監督」です。

とはいえ、僕自身、

 「選手時代にレギュラーではない」

という分際。誰か他に適任者が現れるまで、という条件です。

(適任者については後述)



 2月4日(日)  群馬県高校新人水球大会

 前橋高校●-○前橋南高校

 前橋高校●-○前橋商業高校


明らかに格下なので、当然のリトリート+カウンター。

しかし、残念ながら非常に順当な結果。

ただ、ケガとインフルエンザでレギュラー2人が欠場。彼らが戻ってきたら、南高校とは競えそうな内容でした。

次の試合は、5月4日の「田島杯」です。



【田島杯】

田島先生を慕う人たちが自主的に集まって開催する大会。毎年、GWに開かれる。今年は、5月4日~6日まで。

田島先生は、僕たちが高校の頃の顧問の先生で、外見内面ともにまさに安西先生。僕たちが、どれだけ酒を飲もうが、部室で麻雀しようが、見てみないフリ。歩く姿はアドバルーン。風に揺られてふらふらフラフラ。どっちへ行くかは風次第。

今思えば、神様のような方ですが、数年前に脳卒中でお亡くなりになりました。

高校の日本代表監督だった人で、「吉川晃司にも指導した」が自慢でした。

日本全国に教え子がちらばっていて、その人たちが年に1回、群馬に集結します。


目標は1勝。



★★★



残念ながら、もうお一人、亡くなった先生のこと。

アダチ君と世間話をしていたら、「実は…」ということで初めてお聞きしました。


大野先生

1年7組の担任だった先生。僕が高校時代に出会った素晴らしい先生3人のうちの一人(あとは、多胡先生と田島先生)。僕にとっても、アダチ君にとっても、ものすごくお世話になった先生です。担当は数学。当時、まだ20代だった。

高校3年になったときに、数学の担当が大野先生でなくなってしまい、文句を言いに行った記憶がある。(もちろん、担当が替わるわけもないので、そのまま授業をボイコットした。)

実は超エリートで、その後、出世して、次の前橋高校校長が濃厚だったところを、数年前に癌で亡くなってしまったとのこと。

僕の記憶の中では、大野先生は20代のままなので、なんとも言葉になりません。


感謝を伝えたいと思ったら、もういない



★★★



あとは、まだまだ元気な人のこと。



あれ、久しぶりっ!


ユーシくん。

1年上の先輩。呼び名が「アホユーシ」または「ユーシくん」だったので実質同級生。

身長190を武器に、水球日本代表候補までなった偉人。

現在、ハルヒル会場となっている榛名高校の教頭先生。

前橋高校出身なので、もちろん監督候補の筆頭なのだが、立場上の理由で引き受けられない、とのこと。


これが、意外とマジメな理由。

榛名高校は関係ない。

ユーシくんは高校時代から群馬のエースとして活躍し、国体でも優勝している。群馬の水球界では知らない人がいない有名プレイヤー。引退後は、前橋商業へ出張指導をしている。

そのユーシくんが、弱小前橋高校の監督として、へらへらやってたら周りがどう思うか?前橋商業の選手の親が、どう思うか?


「俺の子には殴る蹴るの指導なのに、前橋高校には随分楽しそうじゃないか?」


悲しいけれど、ユーシくんが前橋高校の監督・コーチ・OBチームメンバーになることはありえない。

(じゃぁ、キヨシだろ?)



★★★



さいごに、まだまだ元気な人のこと。

「老いて益々盛」なんて言ったら、「老いてない!」と怒られる。



某先生

僕が高校生の頃の、前橋商業高校の監督。前橋商業は当時から全国レベルの高校で、何度もインターハイで優勝している。要するに全国優勝常連監督。

当然、ものすごーーーく恐い。あの頃、前橋商業の選手は、常に怒られて、怒鳴られて、殴られて、蹴られて、、、、半分ホントで半分ウソ。

高校生の僕からすると、「口をきくのもはばかられる」存在だった。


その後、引退気味に前橋南高校へ転任し、今年の3月で定年退職の予定。


その某先生が、


 『 おう、アオヤマくん、4月から暇になるから、前橋高校まで遊びに行っていいかなぁ?おれの家から近いから、歩いて行けるんだよ。水球を見させてよ。 』


断れるわけないじゃん!


 『 ついでに、脳ドックも頼むよ 』


喜んで!






by akogarehotel | 2018-02-10 13:56 | ただの日常日記 | Comments(0)  

2073. Iか、Sか、どっち? 平成29年9月22日(金)

Iか、Sか、どっち? 平成29年9月22日(金)



(前回の文章は大学水泳部から依頼された作文。でも長すぎてボツ。文章を短くして採用されたのが今回のもの。)


水泳を知らない人のなめに:

クロールを泳ぐときに、水中で「I」を描くように手を動かすのがよいか、それとも「S」字がよいのか。たまに議論になることがあります。



★★★



ISの、どっち?


スマホばっかり使ってるから、「どっち?」なんていうデジタルな脳みそになるんだよ。医学部生なら、もっと柔軟に考えようよ。

もちろん、ストロークの話。

そして、もちろん、僕の個人的な考え。

水中で「I」を描くのがよいのか、「S」のほうがよいのか。


たぶん、答えは生理学の教科書にあると思う。



【骨格筋】

① 白筋

いわゆる「速筋(そっきん)」。瞬発力を発揮する筋。

イメージは白身魚。敵から一瞬にして逃げるため、まさに命懸けの瞬発力。

ヒトの骨格筋では、上腕二頭筋や前腕の筋群などの「遠位筋」に多く存在する。スポーツ界では大腿四頭筋も「遠位筋・速筋」とみなされることが多い。「速さ」を生み出してくれるかわりに、すぐに疲れる。

鍛えればモリモリと盛り上がるが、練習を怠るとしょんぼりと退化する。



② 赤筋

「遅筋(おそきん)」。持久力を備える筋。

遠洋マグロは、太平洋を何周しても疲れない真っ赤なお刺身。

ヒトでは近位筋。巷で言われる体幹筋がこれ。広背筋や腸腰筋など。

瞬間的な仕事量は少ないが、永久機関のように延々と動き続けてくれる。

練習で鍛えても、すぐには育たない。



では水泳にあてはめよう。


①短距離を泳ぐ場合、

スピード重視の遠位筋を使う。すなわち、肘、前腕、手首を意識したストローク。下敷きみたいなパドルを想像すればよい。そんなもの付けたら、手首をしっかり曲げて、手のひらと前腕でまっすぐかき出さないと進まないでしょう。


すると、、、、自然と「I」になってないか?


さらに、

短距離なんだから多少のエネルギーロスは無視して、がむしゃらに回転数を稼ごう。直線的にかくほうが効率いいよね。当然、I字になる。



一方、

②長距離を泳ぐ場合、

スタミナ重視の近位筋を使う。肘と肩関節を意識する。

手を「グー」にして泳いでみよう。上腕と脇の下で水をかかないと進んでくれない。当然、体もローリングが必要になってくる。


ほら、「S」字になるでしょ。



ということで、論点は、

I」にするか?「S」にするか?


ではなく、


I」になるか、「S」になるか。



目的にあった正しい筋肉を使えば、自然と正しい形になってくる。

形が間違っているのは、正しい筋肉を使っていない証拠です。


ただし、近年のスポーツレベルはヒトの進化を飛び越えています。

世界レベルでは、たとえ1500mであっても、スピード重視のまま泳ぎきってしまうようです。自分のレベルと合わせて、「I」なのか「S」なのかを考えてください。



じゃぁ、その速筋を鍛えるにはどうしたらいい?遅筋を鍛える練習方法は?

それは、みなさんのメニュー係に聞いてください。

   (紙面の都合で、今回はここまで。)


もしも、僕が現役時代に、このことを考えて練習を組んでいたら、部の成績がもっと良かっただろうに。。。。当時の皆様、ごめんなさい。







by akogarehotel | 2017-09-22 18:06 | ただの日常日記 | Comments(2)